当サービスは、2010年6月18日をもって終了いたします。詳しくはこちらをご覧ください。
※XBBS向け、データバックアップサービスをご用意いたしました。
<<先頭 | <前頁 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 次頁> | 最後>>

比較の質問2

2007-09-19 16:24
質問に答えていただきありがとうございます。非常に参考になりました。
また疑問にさしかかったのですが、

(1)That was the most moving film I had ever seen.
=I had never seen a ( ) moving film ( ) that.

(2)This is the most impressive sight I have ever seen.
=Never ( ) ( ) ( ) such an impressive sight ( ) ( ).

の二つなんですが、
(1)はmost, like
(2)はhave I seen, as this
かなぁとは思うんですが、いかがでしょうか?
是非ともご意見お願いします!

Re^1: 比較の質問2

2007-09-19 23:30
さすらいさん、

(1)は、"a" の後に入れる語句となり、あれ ("that") が最も感動的な映画であったことを意味するためには、比較級での表現となり、"more" と "than" が入ると思います。

(2)は、さすらいさんの答えで良いと思います。(否定を表す "never" などが先頭にくると助動詞と主語が倒置しますので、そのような語順になるはずです。)

Re^2: 比較の質問2

2007-09-20 00:47
返信ありがとうございます。
(1)なんですが、が=veryって用法がありますよね?
だから、「あのようなとても感動的な映画は見たことない」って意味でこれは無理でしょうか??
なんだか、a more moving filmってのがしっくりこないんですよね。。。

Re^3: 比較の質問2

2007-09-20 23:53
さすらいさん、

> (1)なんですが、が=veryって用法があ
> りますよね?
> だから、「あのようなとても感動的な映画は見たことない」って意味でこれ
> は無理でしょうか??

確かに、"a most [形容詞の原級] [名詞]" で、"most" には「非常に」などの意味があり "very" と同じような意味で使われることがあります。しかし、比較の表現で、特に、あるものよりも上回るものを見たことがないなどのような、否定による強調で使うことができるかどうか疑問と思います。

比較の表現では、特定の単語が対やあるパターンで使われることがよくありますので、そのようにするほうが自然と思います。例えば、"such a/an [形容詞の原級] [名詞] as ..." などがあり、多分頻度は比較的少ないと思いますが "a [形容詞の比較級] [名詞] than ..." などもあります。


> なんだか、a more moving filmってのがしっくりこないんですよね。。。

上述しましたように、多分、そのようなパターンが使われる頻度は比較的少ないと思いますが、"a more moving [名詞] than" が使われている例を、"Google" の "Book Search" で出版された英語の本の中で捜すと、例えば以下の例がありました:

[1] Never, in any human drama, have I witnessed a more moving scene than this.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Diary of a Pilgrimage: And Six Essays", by Jerome Klapka Jerome, Published 2001, Adamant Media Corporation

[2] I still think I'll never hear a more moving sermon than the one preached by Dr. Musgrove that day.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "The American Family Musgrove", by Richard Graham Musgrove, Published 1993, ArGee

[3] Indeed, it is difficult to conceive a more moving scene than the embarcation of these unhappy veterans.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "British Exploits in South America", by William Henry Koebel, Published 1917, The Century co.

every oneの用法

2007-09-18 19:25
Be quiet, everyone.などの呼びかけのときは、every one と2語で表すことはできないのでしょうか?

Re^1: every oneの用法

2007-09-19 00:10
ピコさん、

そのような呼びかけは、人に対するものですので、"everyone" を使うことになり、"every one" と2語にすることはできないと考えられると思います。

"everyone"、"someone"、"anyone" は人を意味します。しかし、"every one"、"some one"、"any one" などのように2語の場合は、意味が異なり、ものごとを意味する場合と人を意味する場合の両方があります ("one" に "every"、"some"、"any" を付けた意味)。

Re^2: every oneの用法

2007-09-19 08:05
ありがとうございました。

比較の質問

2007-09-18 00:10
どうしてもわからない問題があり、お答えいただければ幸いです。
( )に適語を入れる問題なんですが、

1)Osaka is the second largest city in Japan.
= Osaka is the largest city ( ) one in Japan.

2)「この橋はあの橋の1.5倍である。」
= This bridge is half as long ( ) as that one.

特に二番は完全にお手上げです。よろしくお願いします。

Re^1: 比較の質問

2007-09-19 00:01
さすらいさん、

> 1)Osaka is the second largest city in Japan.
> = Osaka is the largest city ( ) one in Japan.

2番目に大きいということは、1つを除いて1番大きいということですので、「・・・を除く」を意味する前置詞などを入れることになります。"but" または "except" のどちらでもよいはずです。


> 2)「この橋はあの橋の1.5倍である。」
> = This bridge is half as long ( ) as that one.

"again" の特殊な使い方で、"again" が入るはずです。理屈をつければ、"again" は「もう一度」などの意味があるため、1倍の意味があると考えることもできると思います。その文では、"half" が0.5倍で、"again"が1倍で、合計で1.5になると考えることもできると思います。

意見を聞かせてください。

2007-09-11 13:07
次の文章について意見を聞かせてください。
"The Closing of the American Book" という記事の一部分です。

I will never forget seeing, as a high school student on my first trip to East Berlin, the plaza where Hitler and Goebbels had burned books from the university library. Those bonfires were predicated on the idea that texts could undermine armies. Soviet repression of literature followed the same principle.

The Nazis were right in believing that one of the most powerful weapons in a war of ideas is books. And for better or worse, the United States is now in such a war. Without books, we cannot succeed in our current struggle against absolutism and terrorism. The retreat from civic to virtual life is a retreat from engaged democracy, from the principles that we say we want to share with the rest of the world.


この文章で、「ヒトラーは大学図書館の本を燃やした。この事は本が軍隊をダメにするという考えに基づいている。」と書かれています。
その後に、「ナチスは、本は戦争感において最も効果的な武器の一つだと信じていた事は正しかった。」っと書かれています。

この二つの記述は矛盾する様な気がするんですがどう思いますか?
本を最も効果的な武器の一つと考えていたのになぜ本を燃やしたのでしょうか?

Re^1: 意見を聞かせてください。

2007-09-12 23:27
n7elqtkl さん、

その部分だけを読んで解釈した場合、特に矛盾はないと思います。

ヒトラーやナチスが出てくるため、第2次世界大戦を連想してしまうと思いますが、その文章での "a war of ideas" は、戦闘機や戦車やその他の武器を使って戦う戦争ではなく、観念/思想などの戦いを意味していると思います。

その観念/思想などの戦いでの最も効果的な武器が本であるということを言っていると思います。そして、それは、第二次世界大戦などで兵隊が戦うための武器とは関係ないと思います。

その記事の内容からは、ヒトラーが大学の図書館の本を焼いたり、ソビエトが文芸を弾圧したのは、国民を無知にして、自分たちの都合で、いわゆる洗脳しやすくするためであったと考えることができると思います。そのような思想の洗脳に対抗する戦いが、ある意味では "a war of ideas" であり、そのための最も効果的な武器が本であると考えることができると思います。そして、ヒトラーなどは、そのように信じていたため、本を焼いたということと解釈できると思います。

そして、上記のようなことが、今のアメリカの観念/思想の戦いの話に当てはめると、本なしでは、絶対主義やテロリズムと戦うことができないということにつながると思います。

関係詞

2007-09-09 00:36
一語補充の問題だったのですが、文の構造・訳ともに分かりません。
アドバイスお願いします。

One place (where) I didn't look for the map was the cupboard.

答えはwhereなのですが、それだと元々の二文は、

one place was the cupboard.
I didn't look for the map there.

ということになり、後半の文の意味が分からないのですが。
教えて下さい。

Re^1: 関係詞

2007-09-09 23:05
flu さん、

その文の構造を [ ] で区切って表すと、例えば:

[One place [where I didn't look for the map]] was [the cupboard].

[主語 [主語を修飾する関係詞]] be-動詞 [補語]

のようになります。

"where" は関係副詞で、関係節 "where I didn't look for the map" を構成し、直前の主語である名詞 "place" を制限用法で修飾しています。

意味は「私が (その) 地図を捜さなかった1つの場所は、(その) 戸棚であった。」などとなります。

Re^2: 関係詞

2007-09-10 11:17
すみません、構造も分からないと書いたので語弊があったかもしれませんが、どこがどこを修飾しているかは分かっています。

二文に分けて表した時の、私が書いた後半の文が
不自然に感じたのです。
多分、日本語では「戸棚【を】探す」という言い方をするので、
何となくcupboradの方が目的語であるべき、という感じがして
しまったのだと思います。
で、もしかしたら、構造自体が全然違ったりして…?
という疑念が湧いてしまって。

でも自分でも調べてみて、後半の文を
I didn't look in the cupboard for the map.
         モノ【を求めて】場所【を】探す

という風に入れ替えると何となくすっきりしました。

Re^3: 関係詞

2007-09-10 23:44
flu さん、

> 多分、日本語では「戸棚【を】探す」という言い方をするので、
> 何となくcupboradの方が目的語であるべき、という感じがして
> しまったのだと思います。

それは、日本語と英語の相違点の1つで、日本語で助詞「を」を使って名詞を取ることができる動詞を英語に訳すとき、英語の動詞が前置詞を使わずに目的語として名詞を取ることができるとは限りません。

ただ、偶然「を探す」のような意味を持つ英語の他動詞 "search" は、前置詞を使わずに、探す場所をに目的語として取ることができます。その動詞を使うと、例えば:

I didn't search the cupboard for the map.

などとできるはずです。

何れにしても、動詞とどのような関係がある名詞を前置詞なしに目的語として取るか、あるいは、どの前置詞を使ってそのような名詞とつなげることができるかについては、各動詞によって異なる場合がありますし、日本語の感覚と異なる場合もあります。

特に、英語である動詞とある前置詞が使われる場合、動詞と前置詞のセットで句動詞として見なされるものもあり、"look for" もその1つと見なされていると思います。(その他に、動詞と副詞のセットや、動詞と副詞と前置詞のセットで句動詞になるものもあります。)


> でも自分でも調べてみて、後半の文を
> I didn't look in the cupboard for the map.
>          モノ【を求めて】場所【を】探す

それについては、場合によっては "look in" で、「中を覗く」などの意味に解釈でき、「 (その) 地図を求めて、(その) 戸棚を覗くことはしなかった。」などの意味になることもあると思います。"I didn't look for the map in the cupboard." と、状況によっては意味するところがほぼ同じになる場合もありえると思いますが、基本的には、ニューアンスが異なる表現と見なしたほうが良いと思います。"look in the cupboard for the map" は、地図が戸棚のどこにあるかわかっている/見当がついている場合 (特に探す必要がない場合) にも使うことができる表現と思います。ところが、"look for the map in the cupboard" では、地図が戸棚のどこにあるか/あるかないか不明であるために、戸棚の中を探すという意味になると思います。

上記のことは、"look for ..." で、動詞 "look" と 前置詞 "for" のむすびつきが強く、「・・・を探す」などの意味を持つ句動詞として、意味は1語扱いできるためと考えることができると思います。その動詞と前置詞の間に、他の前置詞句 "in ..." などが割り込むと、句動詞としてのむすびつきがなくなり、意味が異なってくることもありえると考えることができると思います。

Re^4: 関係詞

2007-09-11 00:13
「違和感」の正体について話しても仕方ないかもしれませんが、
もしお付き合い頂けるなら…。

私が場所が目的語のような気がした、というのは、他動詞の目的語
という意味ではなく、文法用語で何と言うか分かりませんが、
「自動詞+前置詞」の後に続く、意味上の目的語も含めて、
という意味です。

つまりin the cupboard とfor the map のどちらが
lookの意味上の目的語として優位なのか、
という問題と言ってよいでしょうか。

look for the map in the cupboard だと
 完全に【モノ】の方が目的語で、in the cupboardは
 look for the mapという動作をした場所を補足的に表す副詞句、
 という感じがします。舌足らずな説明ですが。
 最初これを見た時、まるで小人みたいに戸棚の中に入って、
 モノを探したようなニュアンスに聞こえる気がしたんです。

look in the cupboard for the map では、
 確かにlook for という本来のイディオムを分断する形で
 in the cupboardが入っている、だからこそ、
 in the cupboard とfor the mapが対等な関係で
 lookを受けている、
 だから【モノ】を求めて【場所】を探す、という自然な訳がしやすい、
 という風に感じたのですが。

…という説明が合っているかは分かりませんが、単純に後者の表現が
あるかないかで言えば、辞書に  
   look in the drawers for some money
(たんすの中の金を探す)
というのがありました。

Re^5: 関係詞

2007-09-11 23:09
flu さん、

> つまりin the cupboard とfor the map のどちらが
> lookの意味上の目的語として優位なのか、
> という問題と言ってよいでしょうか。

それは、一概には言えないと思います。最終的には文が発言された背景などによると思います。

また、文/節の構成要素として、主語 ("subject")、動詞 ("verb")、目的語 ("object")、補語 ("complement")、副詞語句 ("adjunct") がありますが、"look in the cupboard for the map" では、"in the cupboard" と "for the map" の両方が副詞語句となります。文法上、動詞を補完して文を成り立たせるために必要な副詞語句としては、どちらか1つがあれば十分 (どちらでも良い) と思います ("for the map" だけの場合は、"look for ..." を句動詞として扱うのが一般的ですが)。すなわち、

I didn't look in the cupboard.



I didn't look for the map.

のどちらでも、文としては成立します。

しかし、発言者が聞き手/読み手に伝えたいこととなると、話は別で、仮に、聞き手/読み手は、発言者が地図を探していたことを既に知っていれば、

I didn't look in the cupboard.

だけで、伝えたいことが伝わることもあります。

一方、聞き手/読み手は、発言者が戸棚の中の何かを探していたことを既に知っていれば、

I didn't look for the map.

だけで、伝えたいことが伝わることもあります (地図以外のものを探していたと伝えたい場合)。

ところで、英語の文では、特に書体では、"end-focus" という原則があり、新情報/重要な情報は文の最後に持ってくることが一般的となっています。そのため、

I didn't look in the cupboard for the map.

では、新情報/重要な情報は "for the map" であると解釈するのが一般的になると思います。

逆に、

I didn't look for the map in the cupboard.

では、新情報/重要な情報は "in the cupboard" であると解釈するのが一般的になると思います。そのため、その文で "in the cupboard" が意味的に補完的であるということはなく、むしろ最も重要な情報であると見なすのが一般的と思います。

そのため、上記のような例では、動詞の直後の副詞語句ではなく、動詞から遠くなる最後の位置にくる副詞語句のほうが新情報/重要な情報となるのが一般的です。

ただ、会話では、新情報/重要な情報を大きく長く発音することもできますので、新情報/重要な情報を文の最後に持ってくるという原則は、書体ほどは重要視されていないかもしれません。

"end-focus" は1つの原則であって、実際は、文意を明確にするためなどの他の要素なども含めて、適切な語句の順番が決まることになると思います。特に、修飾語と被修飾語などの関係ある語句は、できるだけ近くに持ってきたほうがよいなどの原則もあります。また、"end-weight" と呼ばれる原則もあり、長い語句は文の最後に持ってきたほうがよいなどの原則もあります (新情報/重要な情報のほうが詳しく説明される場合も多く、長い場合も多いため、"end-focus" と "end-weight" の原則は一致する場合もよくあると思います)。

"end-focus" については、A Comprehensive Grammar of the English Language" ("CGEL"), by Randolph Quirk, Sidney Greenbaum, Geoffrey Leech, Jan Svartvik, May 1985 (ISBN: 0-582-51734-6) という参考書の 18.3 から 18.21 に説明があります。また、"Rhetorical Grammar; Grammatical Choices, Rhetorical Effects (5th Edition)", by Martha Kolln, 2007 (ISBN: 0-321-39723-1) という参考書の Chapter 5 に説明があります。

修飾語と被修飾語などの関係ある語句は、できるだけ近くに持ってきたほうがよいという原則は、"The Element of Style (4th Edition)" by William Strunk Jr. and E.B. White, 1999 (ISBN 0-2-5-31342-6) という参考書の 20 に説明があります。

Re^6: 関係詞

2007-09-11 23:45
なるほど、"end-focus"という原則があるのですね。
look in the drawers for some money
ではむしろmoneyを探すことに焦点が置かれていることになりますね。
確かに、私が感じたニュアンスとは全く逆でした。
ありがとうございました。

英訳してください

2007-09-09 17:39
学校の英作文を先生に提出したら少し変だといわれましたが、
他の書き方がまったく浮かびません。至急お願いします。

原文「できる人がするのではなく、する人ができるようになる」

ちなみに自分が書いたのは

Those who can do it come to be able to do, not those who
do will do. です。

Re^1: 英訳してください

2007-09-09 23:43
日本語で「できる人がするのではなく、する人ができるようになる」などといっても、漠然としていて、具体的にどのように解釈するかによって、英文が異なると思います。

前半を「できる人にさせるつもりではなく」と解釈すると、例えば次のようになると思います:

those who can (do) aren't meant to do

三人称 "those who ..." に対する発言者の意志 (三人称に対する一種の命令と考えられる) で、フォーマルな言い方をすると、例えばつぎのようになると思います:

those who can (do) shall not do

「できる人はする必要がない」と解釈すると、例えば次のようになると思います:

those who can (do) don't have to do

「できる人はしてはならない」と解釈すると、例えば次のようになると思います:

those who can (do) mustn't do

次に、後半を「しようとする人はできるようになる」と解釈すると、例えば次のようになると思います:

those who try to (do) will learn to (do)

「する意志がある人はできるようになる」と解釈すると、例えば次のようになると思います:

those who intend to (do) will learn to (do)

そして、前半と後半をそれぞれ1つずつ選び、例えばカンマと等位接続詞 "but" などでつなぐと文になります。例えば:

Those who can (do) aren't meant to do, but those who try to (do) will learn to (do).

また、後半の "those" は省略可能と思います。

Re^2: 英訳してください

2007-09-10 18:17
親切なコメントありがとうございます。明日までに提出で
間に合いそうなのでとても助かりました。解釈の仕方によって
いろいろな英文ができますね。参考にします。

A is no more ...than...の解釈

2007-08-25 10:45
次の英文は先ほど行われた河合塾・Z会共催の「第1回東大即応オープン模試」の第4問(A)にある英文の全文です。半ばやや後にある
Such a creature would have been no more alien to the ancient Greeks than a dragon is to us today.
の意味は、(1)、(2)のうちどちらでしょうか? ご教示ください。

1. このような動物(ワニ)は、今日の我々にとって竜が異質な存在ではないように、その古代ギリシア人たちにとって異質なものではなかっただろう。
2. このような動物(ワニ)は、今日の我々にとって竜が異質な存在であるように、その古代ギリシア人たちにとって異質なものであっただろう。

The word fossil derives from the Latin, meaning something dug up. Until the eighteenth century, any unusual object dug out of the ground was known as a fossil. In medieval Europe crystals such as amethyst and ancient man-made arrowheads were considered fossils. Today we are able to enjoy the benefit of international knowledge. We are all familiar with emus, sharks and crocodiles even if we are unlikely to meet them all in their natural environments. But what might have ancient Greek adventurers thought as they first set foot in Egypt, to be confronted by a crocodile? Such a creature would have been no more alien to the ancient Greeks than a dragon is to us today. Maybe thoughts of evolution were formulating in the minds of disparate, ancient people, as they were in those who lived nearer to the Darwinian age.


《以下、補足です》
河合塾は(2)の解釈をして、「解説」で次のように書いています。
“no more alien…than…はここでは、「どちらも異質ではない」という意味ではない。先行文脈及びthan以下の「私たちにとってどれくらいドラゴンがなじみ深い」に関する「現代の常識知」から判断して、「どちらも同程度に異質である」と解釈するのが自然である。”

私も件の英文までの文脈からは、(2)の解釈が妥当だと思いますが、最後の1文を読むと迷いが出てきます。2点にまとめてその迷いを説明します。
(あ)
問題の英文は、古代ギリシャ人とエジプトの crocodile との関係は現代人とdragonの関係と同じということを言っているのは間違いのないことだと思います。その上で、この「現代人とdragonの関係」が、受け入れることができないほど自分たちの知識や想像とかけ離れているものなのか、あるいはそうではないのかという点です。

(い)
最後の文(Maybe thoughts of evolution were…)の意味付けです。
crocodlieの姿をギリシア人が想像する際には、何が土台となったかを考えると、それは名前の由来である、ギリシアにもいた小さなトカゲでしょう。エジプトに初めて足を踏み入れたギリシア人がいたなら、きっとギリシアのトカゲに似てはいるけれども明らかに違った姿のcrocodileを見て、驚きはしたとは思いますが、しかし、全く未知のものではなかったと想像されますので、その驚きはalienと言えるほどそれほど大きいものではなかったかとも推測できます。こんなことを考えたとき、素朴ではあっても生物の進化という考え方が当時のギリシア人にも形成されていた可能性を示唆する文が件の英文の直後にあり、さらにこの1文が文章全体の最終文になっていることから(1)の解釈の余地が出てくるようにも思えるのです。

なお、
・参考までに模試のこの問題の指示文を書いておきます。
「次の英文の下線部[5個ありましたが省略しました]には、文法上とり除かなければならない語が一語ずつある。解答用紙の所定欄にがいとうする語を記せ。」
上の英文は、「解答」にある「文法上とり除かなければならない語」を取り除いたあとの英文です。
・また、このサイトの質問4445へのご回答を参考にして、該当の英文を一部書き換えています。
・英文の原典は以下のとおりです。
The word “fossil” derives from the Latin, meaning something dug up. Until the eighteenth century, any unusual object dug out of the ground was known as a fossil. In medieval Europe crystals such as amethyst and ancient man-made arrowheads were considered fossils. To North American Indians, dinosaur bones were thought to be the bones of giants that once populated the earth. But what were they supposed to think? Today we are able to travel globally and enjoy the benefit of international knowledge. We are all familiar with tigers, elephants, emus, sharks and crocodiles even if we are unlikely to meet them all in their natural environments. But what might have been the thoughts of ancient Greek adventurers as they first set foot in Egypt, to be confronted by a crocodile? Such a creature would have been no more alien to the ancient Greeks than a dragon is to us today. Maybe Greek mythology was not so unbelievable in 500 BC. Or maybe thoughts of evolution were formulating in the minds of disparate, ancient people, as they were in those who lived nearer to the Darwinian age. Of course, any such thoughts must have been kept to the individual’s own self, and the safer option of mythology formulated.
(Andrew Parker, “In the Blink of an Eye: How Vision Kick-started the Big Bang of Evolution”(Free Press, 2004)のpp.62-63)

Re^1: A is no more ...than...の解釈

2007-08-28 23:04
Shin さん、

"Such a creature would have been no more alien to the ancient Greeks than a dragon is to us today." の文に関しては、"no more ... than" の構文ですので、私は(1)の解釈になると思います。

(2)の解釈では、英文が "... no less alien to ... than ..." である必要があると思います。

(1)と(2)では、文法的に考えて、事実上、反対の意味ですので、文脈から考えて、どちらになるか解釈できる余地があるものではないと思います。

文法や語意から、単文では2つ以上の解釈が可能になるものについて、初めて文脈や背景状況から1つの解釈を選ぶことができるのであって、単文で文法上1つの解釈しかできないものが、文脈や背景状況から異なる解釈ができる余地は、一般的にはないと思います。もし、仮にそのような解釈の余地があるとすると、極端なことを言えば、普通に素直な肯定文が、文脈によって、否定文に解釈されたり、逆に、普通に素直な否定文が肯定文に解釈される余地があるなどとなってしまうと思います。

また、その部分の全体的な流れから見ても、(1)の意味で自然であると思います。Shin さんが質問 [4449] の(い)で書かれた内容と似たような解釈になると思いますが、"dragon" は、想像上の動物であっても、現在の多くの人が形を想像できると言う意味では、もし仮にそのような動物が実際に存在する姿を見とすれば驚きであっても、"alien" (「異質な存在」) ではないと解釈することは可能であると思います。そして、次の2つの文 "Maybe Greek mythology was not so unbelievable in 500 BC. Or maybe thoughts of evolution were formulating in the minds of disparate, ancient people, as they were in those who lived nearer to the Darwinian age." とも、内容的につながると思います。

Re^2: A is no more ...than...の解釈

2007-08-29 13:16
MKさま、
ご回答ありがとうございます。

"no more ... than" の構文は、文法上1つの解釈しかできないので、自動的に(1)になる。文脈や背景状況から異なる解釈(つまり(2))ができる余地はない。

という主旨のご回答でした。


(あ)
私が件の "no more ... than" の解釈には、文脈しだいで(1)だけではなく(2)の解釈もありえると考えた背景(根拠とまではいえませんが)を3点挙げます。

1. The Japan Times社発行の『週刊ST』の2000年12月8日号のp.24にある”Q&A”(英語に関する質問と回答のコーナー)に次のような主旨のことが載っていました。

● Guys are no more vain than they were in the past.(「英文1」とします)
の意味は文脈しだいで次の2つの意味になりえる。
(1) 今日の男性は過去の男と同じように見栄坊ではない。つまり、男性は昔も見栄坊ではなかったが、今日の男も同様に見栄坊なんかではない。(←「解釈1」)
(2) 男性は昔と同様、今日も見栄坊である。(←「解釈2」)

この(2)は次のように書き換えてもほぼ同じ意味になる。
・Guys are not any more vain than they were in the past.
・Guys are no less vain than they were in the past.
(”no more”とはまったく逆の”no less”で書き換えているところが興味を引きます)
・Guys are neither more or[nor] less vain than in the past. 

実は、先にあげた「英文1」は同じ『週刊ST』の同年10月20日号のFeature Storyの記事にあった文であり、文脈からこの(2)の意味(つまり「解釈2」)以外には解釈できませんでした。さらに、次のように解説があります。

「通例は…両方否定して同じである[つまり、鯨構文/「解釈1」のこと]という用法だけが強調して教えられています。肯定を強めて比較する[つまり、「解釈2」]のは、性質などの程度を比較する場合です。つまりvainとかdisrespectfulといった否定的な意味の形容詞の程度を…比較して同じというときに修辞的に用います。」
解説者は明治大学教授の堀内克明、V.E.ジョンソンの両先生(肩書きは当時のもの)です。

2. 上の1のコラムにもうひとつ次の例文が取り上げられていました。
● Young people today are no more disrespectful than those of former generations, it’s just that former generations didn’t have modern media to report it.
[訳:今日の若者は昔の若者より無礼であるということはない。ただ、昔は報道する今日のようなメディアがなかっただけのことだ。]

3.かつてこのような疑問を抱いていたときに相談したあるnativeが次の例を挙げてくれました。
● Windows Vista is no more secure than XP.

The author is saying, "Windows Vista is as secure as XP." But he assumes that his readers think Windows Vista is more secure than XP. [←「解釈2」につながる解釈だと考えます]
That is why he does not say, "Windows Vista is no less secure than XP."

There is another hidden meaning. If you think XP is not secure, neither is Vista. In other words, none of them are secure. [←「解釈1」につながる解釈だと考えます]

最後の3の例文はthan以下が ”XP is” とはなっていませんが、isがなくても基本的に考え方は変わらないと思います。


(い)
上の(あ)から考えると、私は “no + more + than” の形には、少なくとも以下の2つのケースがあると理解しています。
1. “no +more+「名詞(や-er/-est変化の形容詞など)」+than”
2. “no +more+「more/most変化の形容詞」+than”

この1のケースは、いわゆるくじら構文などとして知られるものですが、2のケースは ”no +比較級 + than” の一タイプとしてのものです。


● 件の英文で、形容詞alienはmore/most変化をする形容詞なので、私は文脈しだいでは質問4449に書いた2つの解釈のうちの(2)もありえると考えました。いかがでしょうか?

Re^3: A is no more ...than...の解釈

2007-08-30 23:33
Shin さん、

レス [4465] で、私が「異なる解釈(つまり(2))ができる余地はない」と書いたのは、言い過ぎたかもしれません。

しかし、やはり、質問 [4449] での(1)の解釈については、少なくても、世界的にも著名であると考えられる英文法書の1つである "A Comprehensive Grammar of the English Language" ("CGEL") の説明の裏づけからも、間違いであると片付けることはできないと、私は思います。

たとえ、仮に、文脈などからは質問 [4449] での(2)の解釈が自然のように見えても、せいぜい、文脈などから解釈すると著者は(2)を意図して書いた可能性が出ても、その場合は、不適切な/誤った書き方をした可能性もあり、最終的には著者本人に確認してみないと結論を出すことはできない、と私は思います。

元々、不適切な/誤った使い方でも、多くの人が行い、多くの人が自然と思えるようになると、文法/語法が変化したと見て、正当な使い方の1つになる場合もありえると思います。しかし、仮に、質問 [4449] での(2)の解釈に当たる表現が、それに相当するとしても、その場合は何らかの裏づけ (例えば、ネイティブの著者による著名な参考書などに載っているか、コーパスまたは英語圏で著名な出版社からの出版物などで、いくつもの用例が確認できたなど) が必要になると思います。

"CGEL" の 15.70 には、以下のように明記されています:

... <限定詞/形容詞としての "more" に関する説明と例文省略> ...

But when "more" is an adverb (or its inflectional variant "-er" is used), as in the other function types in 15.69, "no more ... than' has special implications.

Consider:

  Rachel is no more courageous than Saul (is).

The sentence implies that both Rachel and Saul are not courageous ('Rachel is not courageous, any more than Saul is courageous').

(そのような文法書では、断言できないことや、他の解釈がありえることについては、法助動詞 "may" や "can" などを用いたり、副詞/句などを用いて、その他の可能性を示唆することがよくありますが、上記の説明では、"... has special implications" や "The sentence implies that ..." などと、単純現在形の動詞だけを用いて明記されていると思えます。)

上記の "CGEL" の例文では、一般的にポジティブな意味を持つと考えられ、その程度を比較できる形容詞 "courageous" を用いていますが、"no more ... than" が特別な意味があることと、それは否定を示唆すると理解できます。

さらに、"CGEL" では同じ "15.70" で、次のように説明されています:

The rhetorical effect of the construction is not so much to make a comparison as to intensify the negation. The effect is most obvious when the comparison is absurd:

  He's no more your friend than I'm your mother.

すなわち、その構文では、否定を強める修辞的効果はあるものの、比較する修辞的効果はあまりないと理解できます。

さらに、次のように説明されています:

"Not any more (...) than" is an emphatic variant of "no more ... than":

... <例文省略> ...

"Not more ... than", on the other hand, is different from both "no more ... than" and "not any more ... than" when "more" is an adverb or modifiers a gradable noun:

  Rachel is not more courageous than Saul (is).

This last sentence allows for the possibility that Rachel is less courageous than Saul. It may also be merely a denial sentence is response to "Rachel is more courageous than Saul (is)".

すなわち、"not any more (...) than" は、"no more ... than" の強調であると理解できます。

一方で、"not more ... than" は、"no more ... than" や "not any more ... than" とは異なり、ただ "more ... than" を否定するという可能性もあると理解できます。(逆に、no more ... than" と "not any more ... than" には、ただ "more ... than" を否定するという可能性がないことを示唆しているように思えます。)

"CGEL" では、特に、ネガティブな意味を持つと考えられる形容詞については取り上げていないようでした。

何れにしても、"CGEL" からは、"no more ... than" ついては、上述しましたように、程度を比較できる形容詞を使った場合でも、否定を強めるものであって、肯定するものではないと理解できます。そのため、やはり、"no more ... than" は、一般的に否定を強める以外の解釈をするべきではないと、私は思います。

そのようなことを考えますと、Shin さんが [4470] で引用されたいくつかの説明では、場合によっては、"no more ... than" を "not more ... than" と同様な意味があるという、ある意味では誤った解釈をしている可能性があるとも思えます。そして、"no more ... than" と "not more ... than" について、"CGEL" に説明されているような違いを認識していないネイティブもいる可能性があるとも思えます。そして、質問 [4449] の問題文 "Such a creature would have been no more alien to the ancient Greeks than a dragon is to us today." についても、"... would not have been more alien ..." と本来は書くべきところを "... would have been no more alien ..." とある意味では誤って書いている可能性もあるとも思えます。(これらは、私の推定に過ぎません。)

また、程度を比較できる形容詞を使った場合で、"no more ... than" が "no less ... than" で書き換えられるという説明には、無理があると思えます。語句の意味から論理的に考えても、"no more ... than" は、「それを上回ることはない」、すなわち「それ以下である」 (「それを下回るか、それに等しい」、"less than or equal to")、というような意味になるはずです。一方、"no less ... than" は、「それを下回ることはない」、すなわち「それ以上である」 (「それを上回るか、それに等しいか」、"more than or equal to")、というような意味になるはずです。そのような、書き換えが可能とすると、「それ以上である」と「それ以下である」が同じ意味であると主張することになり、片方が「下回る」可能性を意味していることと、他方が「上回る」可能性を意味していることを無視することになると思います。あることが「等しい」場合に、「それ以下」か「それ以上」と言っても、「等しい」という意味が含まれているという観点からは、論理的には間違いではないと思いますが、ニューアンスは異なってくると思います。そして、"no more ... than" と "no less ... than" が否定を強める表現であることを考えても、"no more ... than" は「上回る」を特に強調して否定していて、"no less ... than" は、「下回る」を特に強調して否定していますので、強調して否定するところが反対となります。そのため、そのような書き換えができるという説明には、論理的に考えても、修辞的に考えても無理があると、私は思います。

(余談になりますが、等しい (それ以上でもそれ以下でのない) ことを強調をするのに、"no more or no less (...) (than)" という表現はときどきありますが、それは「上回る」と「下回る」の両方を否定して、「等しい」だけが残ることになります。特に会話では、"no more or no less" を文末に付けて、強調する場合もときどきあります。)

そして、"no more ... than" という、ある意味で読者/聞き手の注目を引くと思えるような表現を使って、その程度が高いものと比較して、それを上回ることはないと言っても、強調が中途半端になり修辞的な効果が薄れ、そして読者/聞き手を混乱させるような表現となる可能性があると、私は思います。反対に、その程度が低い、あるいはゼロのものと比較して、それを上回ることはないと言うと、主題についてのその程度の低さ、あるいはゼロであることを強調することになり、その意味で修辞的な効果があり、そのような表現が生きることになると、私は思います。そのことについては、"no [形容詞]-er ... than" についても、一般的に言えると、私は思います。もし、その程度が高いものと比較して、主題の程度が高いことを表現するためには、素直に肯定で "as ... as" を使うほうが、一般的に修辞的な効果も十分であると、私は思います。


ところで、これも私の推定ですが、一般的にネガティブな意味を持つと考えられ、その程度を比較できる形容詞が、"no more ... than" で使われることまで考慮すると、実際に使用されている英語では、必ずしも文法書に明記されていることに沿わないような使用例が存在し、特に違和感がなく通っている可能性は否定できないとも思えます。

(ある語句がネガティブな意味かポジティブな意味についても、必ずしも線引きできるわけではなく、また場合によって (主題や文脈などによって) は同じ語句が、ネガティブに取れたり、ポジティブに取れたりする場合もありえると思います。)

ネガティブな意味で使われている語句、特に否定的な意味を持つ要素 (接頭語や接尾語など) を含む単語は、"no" などで否定すると、否定の否定で肯定の意味になるという印象が優先して、その部分で肯定の意味の語句が使われているのと同じ効果になる場合がありえるとも思えます。

イギリスのコーパス "The British National Corpus" ("BNC") で、"no more [形容詞 (1語)] than" となるパターンを検索してみた結果、193 件ありました。その中から、ネガティブな意味で使われていて、上記のようなことがいえる可能性がありえると思える例を挙げます:

[1] 'Did he ever do anything illegal?'
  'Ah, what's illegal? He was no more illegal than most of the fixers in this business. ...<以下省略>...
- 出典は "BNC", Cast in order of disappearance. Brett, Simon. London: Vicor Gollancz, 1975

上記 [1] の文 "He was no more illegal than most of the fixers in this business." では、微妙なところがあると思えますが、"most of the fixers" が "illegal" ではないと言っているわけではないとも思えます (発言者の "fixers" に対する考えが明らかではありませんが、発言者も、誰が見ても正当/合法的な存在であると認めるとは思っていないと思います)。そのため、場合によっては、例 [1] の "no more ... than" については、上述しました "CGEL" での説明に沿っていない使い方である可能性がありえると思えます。

一般的にネガティブな意味を持つと思える形容詞 "illegal" は、否定的な意味を持つ接頭語 "il-" が付いていて、ある意味では "legal" を否定しています (必ずしも常に "illegal" が "legal" の反意語として使えるわけではありせんが)。そして、例文 [1] では、"illegal" を "no more" で否定していると思います。そのために、文 "He was no more illegal than ..." は、全体的にある意味ではポジティブな意味 (「ほとんどの "fixers" よりもましなくらいであった」というような意味) を持つことになっていると考えることも可能と思えます。その場合は、否定の否定は肯定という印象により、主語である "he" が、"fixers" という "illegal" の程度が比較的低いという存在と比較して、正当さがそれと同じか良いくらいである、すなわち、それほど悪くはないことを、表現していると考えられると思います。しかし、その場合でも、"illegal" であることをある程度認めていても、主語である "he" については、それがある程度を越えることを否定していることには変わらないと思います。

ただ、上記 [1] の文 "He was no more illegal than most of the fixers in this business." " は、解釈によっては、上述しました "CGEL" での説明に沿った使い方をしていて、発言者は、"most of the fixers" について好意的に見ていて、"illegal" であることを否定していると考えることもでき、それにより、その文の主語である "he" が "illegal" であることを否定しているとも思えます。しかし、その場合は、主語である "he" の正当さも高くはなりますが、上に挙げました別の解釈と正反対になることはないと思えます。

[2] That is a reference back to the events of chapter 16, and strange though it is, it is no more extraordinary than their wish in Exodus 16 that they had been killed together with the Egyptians at the time of the Passover.
- 出典は "BNC", Lo and behold! Dennis, Trevor. London: SPCK, 1991

上記の例文 [2] では、微妙なところがあると思えますが、"extraordinary" は、ある意味では "strange" をより強烈にしたような意味を持つ形容詞と考えることもできると思えますので、"it is no more extraordinary than..." は、"extraordinary" を必ずしも否定していないと考えることも可能と思えます。また、"than" に続く "their wish ..." も内容から、ある意味で "extraordinary" であると考えることも可能と思えます。

形容詞 "extraordinary" も、"ordinary" に、その単語ではある意味では否定を意味することになると思える接頭語 "extra-" が付いています。そのため、上記の例 [1] と似たように、"no more" が、その文ではある意味ではネガティブと取れる "extraordinary" ("extraordinary" がポジティブな意味を持つ場合もありえますが) を否定して、文としては全体的にポジティブな意味 (「・・・よりも普通なくらいである」というような意味) を持つことになっていると考えることも可能と思えます。しかし、その場合でも、例 [1] の場合と同様に、"extraordinary" であることをある程度認めていても、主語である "it" については、それがある程度を越えることを否定していることには変わらないと思います。

ただ、例文 [2] についても、例 [1] の場合と同様に、解釈によっては、上述しました "CGEL" での説明に沿った使い方をしていて、発言者は、"than" に続く "their wish ..." の内容は、場合によっては、"extraordinary" であることを否定していると考えることもできると思えます。しかし、その場合も、例 [1] の場合と同様に、上に挙げました別の解釈と正反対になることはないと思えます。


何れにしても、やはり、"no more ... than" が、その程度を比較できる形容詞で使われても、程度を表せない名詞や形容詞で使われても、"CGEL" のような文法書での説明からも、また修辞的な効果というような観点から考えてみても、肯定的な意味での使用を許容できると考えることは難しいと、私は思います。

Re^4: A is no more ...than...の解釈

2007-09-03 22:53
MKさま、

今回も丁寧なご回答をありがとうございます。
ご回答を元にこの件はもう少し勉強してみたいと思います。

since

2007-09-01 05:53
こんにちは。

-------------------------------------
Since the August 4 arrest, authorities sought to determine whether Mohamed and Megahed were
fledgling terrorists or merely college students headed to the beach with devices made from fireworks
they bought at Wal-Mart in their car, as they claimed. The local sheriff in South Carolina said the
explosives were "other than fireworks."
-------------------------------------
"since" に合わせるなら、"sought" は "have been seeking" になるのではないでしょうか。

よろしくお願いします。

-----------------------------------------------------------------------------
WASHINGTON (AP) -- Two Egyptian students at the University of South Florida were indicted Friday
for carrying explosive materials across states lines and one of them was charged with teaching the other
how to use them for violent reasons.

Ahmed Abdellatif Sherif Mohamed, 24, an engineering graduate student and teaching assistant at the
Tampa-based university, faces terrorism charges for teaching and demonstrating how to use the
explosives.

He and Youssef Samir Megahed, 21, an engineering student, were stopped for speeding August 4 in
Goose Creek, South Carolina, where they have been held on state charges.

The two men were stopped with pipe bombs in their car near a Navy base in South Carolina where enemy
combatants have been held. They were held on state charges while the FBI continued to investigate
whether there was a terrorism link.

Mohamed was charged with distributing information relating to explosives, destructive devices, and
weapons of mass destruction, which is a terrorism-related statute, a Justice Department official said.
The crime carries a maximum of 20 years in prison.

He and Megahed both face with charges of transporting explosives in interstate commerce without
permits, which carries a 10-year prison penalty. Their defense attorney, Andy Savage, did not immediately
return a call seeking comment.

The indictment was handed up in Tampa, Florida.

In South Carolina, where Mohamed and Megahed have been held in the Berkeley County jail, U.S.
Attorney Reginald I. Lloyd praised state and federal authorities for cooperating in the four-week
investigation that initially did not look like a terrorism case.

"The arresting deputy's vigilance and the immediate response of our local investigators and prosecutors
are highly commendable," Lloyd said in a statement.

Since the August 4 arrest, authorities sought to determine whether Mohamed and Megahed were
fledgling terrorists or merely college students headed to the beach with devices made from fireworks
they bought at Wal-Mart in their car, as they claimed. The local sheriff in South Carolina said the explosives
were "other than fireworks."

The charges follow several searches in Tampa, including of a storage facility and a park where the
explosives might have been tested, authorities said.

Both Mohamed and Megahed are in the county legally on student visas, officials said.

Re^1: since

2007-09-02 00:15
Cotton さん、

その記事全体の内容から考えても、その文では "the August 4 arrest" からつい最近まで (それがニュースになるまで)、"seek to determine..." (「・・・断定するよう努める」など) してきた (現在は断定できているので、その行為自体は完了している) と思います。そして、前置詞 "since" を使っていることと、つい最近まで継続されたという意味と、その結果が現在に関係あると考えられる意味で、本来は、現在完了形を使うことになると思います。

しかし、特にアメリカ英語では、そのような場合に、現在完了形の代わりに単純過去形を使うことも、しばしばあり、それは認められているようです。

"A Comprehensive Grammar of the English Language" ("CGEL"), by Randolph Quirk, Sidney Greenbaum, Geoffrey Leech, Jan Svartvik, May 1985 (ISBN: 0-582-51734-6) という参考書の の 4.22 の Note [a] には、アメリカ英語では、しばしば現在完了形よりも単純過去形が好まれると説明されています。また、"Cambridge Grammar of English", by Ronald Carter, Michael McCarthy, April 2006 (ISBN: 0-521-67439-5) という参考書の 535 にも同様に、アメリカ英語では、現在完了形を要するときに、しばしば単純過去形を使用することが許されると説明されています。そして、"Practical English Usage", by Michael Swan, July 2005 (ISBN: 0-19-442098-1) という参考書の 457.7 にも、同様な説明があり、さらにイギリス英語もアメリカ英語の影響で、そのようなことが普通になりつつあると説明されています。

現に、アメリカの新聞のサイトで、"since ..." で単純過去形が使われている例は、ときどきあるようです。例えば:

[1] Hispanics accounted for about half the growth in the U.S. population since 2000, according to a Census Bureau report to be released today that indicates the nation's largest minority group is increasing its presence even faster than in the previous decade.
- 出典は "Washington Post" のウェブサイト, by D'Vera Cohn, Washington Post Staff Writer, Thursday, June 9, 2005

[2] Election officials said the turnout increased since the last general election, in 1983.
- 出典は "New York Times" のウェブサイトの Archives, Reuters, Published: December 8, 1987

[3] The sculpture had problems since its unveiling in 1975.
- 出典は "Los Angeles Times" のウェブサイトの記事の写真の説明文, August 26, 2007

Re^2: since

2007-09-03 21:13
MKさん、こんばんは。
ご回答ありがとうございます。

It と that の違い

2007-08-18 19:23
文法書、NHKの英語講座、大学の論文等を勉強して、疑問に思ったことを質問させて頂きます。

1.現場指示の場合
以下の説明が記載されていました。
itはthatと違い、その場のものを「それ」と指す単語ではありません。
What’s that over there? (あそこにあるのは何?)
見るとワイン用冷蔵庫。
It’s a wine over fridge. (ワイン用冷蔵庫だよ。)
何も指していません。it は「あそこにあるのは何と聞かれているもの」を表している。(受けている。)
「指して」いるなら、That’s a wine fridge. (あれはさ、ワイン用冷蔵庫だよ)

上記説明から下記状況下の It と That は簡単に説明ができます。  
数人で列車旅行に出掛けました。
目的の駅に到着した時、棚にバッグが置き忘れられています。
そこでだれかが見つけて言います。 Whose is this bag?
忘れていた本人が答えます。
It’s mine.    「It」:Whose is this bag?と尋ねられているbag
That’s mine.  「That」:あれと指さしている物
そこで質問なのですが、上記の状況だとAとBどちらが一般的なのでしょうか。
それとも単に心境次第で使い分けるだけでしょうか。

又、隣の会議室である人が忘れられている資料を見つけ、こう言っています。
Whose is this material
事務所(会議室の隣の部屋)にいる忘れた本人が答える場合、
It’s mine. は問題ないと思うのですが、見えていないのに
That’s mine. という表現は使えるのでしょうか。

2.名詞類指示の場合
And then through a little pantry to Steve’s room which is very small and used to be the maid’s room.
It has a little bathroom in it. Then down at the end of the hall off to the left is Michael’s room which is
pretty big and sort of square.
And at the end of the hall is Donald’s room which is also the living room. And that’s like a really huge room
with lots of windows and all, and a fire escape.
この文の説明は
Donald’s room がthatで指されてその特徴が描写されるため浮き上がり、Michael’s room と対比される。
とあり、thatはitと置き換え可能で、itの場合は漠然とDonald’s roomを指すと説明されていました。
この内容はなんとなくですが、理解できます。

しかし、以下の文では that はNGと説明されていました。
John tasted a hamburger and Larry tasted it, too. (thatはNG)
中学~高校では単に it を使いなさい。と教えられただけで、何の疑問も持ちませんでした。
今となって、なぜ that は NG なのか疑問がわきました。
この著者は「対比して指示する対象がなく、強調してとりあげる理由がないから」と述べているだけで、
分かったような、分からないような心境です。
もう少し分かりやすく教えていただけませんでしょうか。

3.命題指示の場合 
命題を指示する場合はthatとitの違いはない。と説明されていました。
・A:I suppose he went to Chikago. 
 B:yes, that/it was on the ninth. On the tenth he went to Philadelphia.
・A:Did he call you?
 B:Yes, that/it was yesterday.
・About John's leaving, I don’t believe that/it

そうしますと、下記例文もどちらでもOKと考えてよろしいでしょうか。
①He wants to buy a yacht. I think that/it is a crazy idea.
②If she is jealous of you, she will not show that/it.
③He had died three years before. We didn’t know that/it at all.
④I tried to tell the difference, but that/it was not easy.

Re^1: It と that の違い

2007-08-21 23:30
chaispeed さん、

それに関しては、"it" と "that" に加えて "this" も考える必要があります。

一般論として、既に登場したものごとについては、単数であれば、人称代名詞 "it" で受けることが通常となります。それは、単数の人であれば、主格なら "he/she" で受けることになることと同じと理解できると思います。これが、基本であると思います。

それにもかかわらず、既に登場したものごとを "that" や "this" で受けるということは、特別な理由があると考えるほうが理解し易いと思います。逆に、特別な理由もないのに "that" や "this" を使うと、不自然になることが多いと思います。

ものごとを受けるための "it"、"that"、"this" の用法については、"Practical English Usage", by Michael Swan, July 2005 (ISBN: 0-19-442098-1) という参考書の 590、"Cambridge Grammar of English", by Ronald Carter, Michael McCarthy, April 2006 (ISBN: 0-521-67439-5) という参考書の 128 に載っています。

それらの参考書の内容をまとめますと、以下のようになると思います:

既に話の主題となっているものごとは、一般的に "it" で受ける。一方、話に登場したが主題となっていないものごとを主題にする場合は、"this" や "that" で受ける (焦点が当たることになる)。

上記を詳しく述べて、その他の用法を追加すると、以下のようになります:

(1) "it" は、一般的に、主題 (既に話題になっているものごと、焦点が当たっているものごと) を受ける。

(2) "this" と "that" は、強調的であり、受けるものを光り輝かせる感じになり、興味がある新しい事実が出たことを示唆することになる (それらに新たに焦点を当てて、主題にすることになる)。

(3) 特に、新しい主題についてさらに言うことがある場合には、"this" が好まれる。また、まだ語られていないものごとに焦点を当てる場合にも、"this" が好まれる。("this" のほうが "that" よりもさらにハイライト的である。)

(4) 特に、前に2つ以上のものごとが登場した場合には、そこでの主題を受ける場合は "it" を使い、新しい主題 (通常は最後に出てきたものごと) を受ける場合 (今まで主題ではなかったが、主題にする場合) は、"this" や "that" を使うのが一般的。

(5) "that" は、時間的または空間的に離れたできごとを指す場合、他の発言者にかかわるアイデアや提案を指す場合に、よく使われる。

(6) これから語る (まだ登場していない) ものことを受ける場合は、"this" だけ使うことができる。

(7) 題名を本文の中で受けるために "it" を使うことはできません。題名については、"this" で受けるか、本文の中で題名を繰り返すことになります。

上記のことが原則または一般論であると思って、各疑問点について考えてみて下さい。


> 1.現場指示の場合
> 以下の説明が記載されていました。
> itはthatと違い、その場のものを「それ」と指す単語ではありません。
> What’s that over there? (あそこにあるのは何?)
> 見るとワイン用冷蔵庫。
> It’s a wine over fridge. (ワイン用冷蔵庫だよ。)
> 何も指していません。it は「あそこにあるのは何と聞かれているもの」を表して
> いる。(受けている。)
> 「指して」いるなら、That’s a wine fridge. (あれはさ、ワイン用冷蔵庫だよ)

「あそこにあるもの」について質問しているわけですので、既に話題になっているため、"it" で受けて、"It's a wine fridge." と言うのが自然と思います。(そのように答えるときに指すか指さないかは関係ないと思います (あるものを指して "that" や "this" を使うのは、別の用法と考えるほうが良いと思います)。質問者が指して話題として挙げているため、それを受ける場合は "it" で受けるのが基本になると思います。)

それにもかかわらず、"that" で受けて "That's a wine fridge." という場合は、特に焦点を当てるか、強調することになると思います。例えば、"wine fridge" がどこにあるか捜していて、やっと見つかったため、そう強調する場合、それが何か特に重要/重大なものであり、続けて何かを言う場合などが考えられると思います。

電子本の "The Project Gutenberg" のサイトにあった例で、質問に対する答えが重大なものと考えられ、"that" で受けている例を挙げます:

[1] "Oh, what's that swimming out there?"
   "That's a white bear," he said coolly; "we had better get home."
- 出典は "Little Lucy's Wonderful Globe", by Charlotte M. Yonge


> 上記説明から下記状況下の It と That は簡単に説明ができます。  
> 数人で列車旅行に出掛けました。
> 目的の駅に到着した時、棚にバッグが置き忘れられています。
> そこでだれかが見つけて言います。 Whose is this bag?
> 忘れていた本人が答えます。
> It’s mine.    「It」:Whose is this bag?と尋ねられているbag
> That’s mine.  「That」:あれと指さしている物
> そこで質問なのですが、上記の状況だとAとBどちらが一般的なのでしょうか。
> それとも単に心境次第で使い分けるだけでしょうか。

それについても、同様に、質問で既に話題に上がっているために、"it" で受けて "It's mine." というのが自然と思います。もし、"That's mine." というと焦点を当てるか強調することになり、例えば、今までバックを捜していた場合や、今までの話の中で、他のバッグは誰々のもので、「あれこそが私のもの」などという場合や、自分のバッグについて、または、見つかったことについて、続けて何かを語ることになると思います。


> 又、隣の会議室である人が忘れられている資料を見つけ、こう言っています。
> Whose is this material
> 事務所(会議室の隣の部屋)にいる忘れた本人が答える場合、
> It’s mine. は問題ないと思うのですが、見えていないのに
> That’s mine. という表現は使えるのでしょうか。

それについても、同様に、焦点を当てたり強調したりする理由が特にない限りは、"it" で受けて "It's mine" が自然と思います。

ところで、会議で出席者に配る資料は、"handout" か、あるいは "copy" などと言うのが一般的と思います。会議での説明やプレゼンテーションのために作ったり集めたりした資料そのものを言う場合は、"material"、"explanatory material"、"presentation material" など言うことも、ときどきあると思いますが、それをコピーした個々のものを指して "material" ということは、あまりないと思います。


> 2.名詞類指示の場合
> And then through a little pantry to Steve’s room which is very small and used to be the
> maid’s room.
> It has a little bathroom in it. Then down at the end of the hall off to the left is Michael’s
> room which is
> pretty big and sort of square.
> And at the end of the hall is Donald’s room which is also the living room. And that’s like
> a really huge room
> with lots of windows and all, and a fire escape.
> この文の説明は
> Donald’s room がthatで指されてその特徴が描写されるため浮き上がり、
> Michael’s room と対比される。
> とあり、thatはitと置き換え可能で、itの場合は漠然とDonald’s roomを指すと
> 説明されていました。
> この内容はなんとなくですが、理解できます。

その "that" は、明らかに、新たに焦点を当てて、話題にするために用いられていると思います。"And that’s like a really huge room with lots of windows and all, and a fire escape." という文の内容からも話題として持ち上げたことが明らかと思います。

"it" で受ければ、そのような内容は発言者が当たり前のようなこととして、ただ述べた印象になると思います。


> しかし、以下の文では that はNGと説明されていました。
> John tasted a hamburger and Larry tasted it, too. (thatはNG)
> 中学~高校では単に it を使いなさい。と教えられただけで、何の疑問も持ちま
> せんでした。
> 今となって、なぜ that は NG なのか疑問がわきました。
> この著者は「対比して指示する対象がなく、強調してとりあげる理由がないから」
> と述べているだけで、
> 分かったような、分からないような心境です。
> もう少し分かりやすく教えていただけませんでしょうか。

その説明の通り、その場合は強調したり、新たに焦点を当てて主題とする理由がないためとなると思います。"a hamburger" はその文で目的語として登場して、同じものを他の動作主の目的語になっているだけですので、強調でもなければ、新たに焦点を当てて主題にしているわけでもないと思います。そのため、"that" を使うのは不自然と思います。

ところで、その例文では、"it" で受けているため、"John" と "Larry" は同一の "a hamburger" を味わったということになると思います。もし、それぞれ1つの "hamburger" を味わったなら "one" で受けるのが一般的と思います。


> 3.命題指示の場合 
> 命題を指示する場合はthatとitの違いはない。と説明されていました。
> ・A:I suppose he went to Chikago. 
>  B:yes, that/it was on the ninth. On the tenth he went to Philadelphia.
> ・A:Did he call you?
>  B:Yes, that/it was yesterday.
> ・About John's leaving, I don’t believe that/it

"Yes, that/it was on the ninth." と "Yes, that/it was yesterday." については、時間的に離れたできごとを指す場合となるため、"that" がよく使われる場合に当たると思います ("it" を使うことを否定しているわけではありません)。

"About John's leaving, I don’t believe that/it" についても、広い意味では、時間的に離れたできごとを指す場合となるため、"that" がよく使われる場合に当たると思います。(動詞 "believe" の目的語として特殊なところがある可能性もありますが、その場合は、"that" も "it" も取ることができると思います。)


> そうしますと、下記例文もどちらでもOKと考えてよろしいでしょうか。
> ①He wants to buy a yacht. I think that/it is a crazy idea.

どちらでも良いと思いますが、特に会話では "that" のほうが自然と思います。新たに焦点を当てて話題にしている ("... is a crazy idea" というコメントの主題) と思え、"that" を使うことができる場合に当たると思います。そして、特に会話では、他の人の発言内容全体を受ける場合は、"that" を使うことが多いと思いますし、そのほうが自然な会話と思います (他の人の発言内容全体を主題にしてコメントすることになるためと考えられると思います)。


> ②If she is jealous of you, she will not show that/it.

特に、"jealous of you" という名詞句に新たに焦点を当てて主題にしているわけではないと思います (主題は主語の "she" のままです) ので、"it" を使うことになると思います。


> ③He had died three years before. We didn’t know that/it at all.

動詞 "know" の目的語については、特殊なところがあります。それについては、上で出てきた動詞 "believe" とともに、この掲示板の他の質問 [1029] へのレス [1030] と [1032] でも述べましたが、動詞によって、どのようなシチュエーションで "it"、"that"、"so" で受けるのが一般的かのガイドラインのようなものがあります。

動詞 "know" については、"Practical English Usage" の 313.6 に載っていますが、"it" が目的語となる場合は、一般的に、名詞を指す場合に限られます。そのため、その場合は、一般的に考えると、 "it" は不可と思います。

ある事実を受ける場合は、省略して、"We know." と言うのが一般的となっています。ただ、他の人が言ったことに対して、それを知らないなどと否定する場合は、"We didn't know that." のように "that" が用いられることが普通と思います。


> ④I tried to tell the difference, but that/it was not easy.

それについては、"to tell the difference" を受けていますが、どちらでも良いと思います。新たに焦点を当てて話題にしている ("but, ... was not easy" というコメントの主題) と思え、"that" を使うことができる場合に当たると思います。

Re^2: It と that の違い

2007-08-22 20:11
MKさん。

いつもながらのすばらしい説明でよくわかりました。ありがとうございました。

>この掲示板の他の質問 [1029] へのレス [1030] と [1032] でも述べましたが、動詞によって、どのようなシチュエーションで "it"、 "that"、"so" で受けるのが一般的かのガイドラインのようなものがあります。
+これに関しては後で熟読させて頂きます。

>ところで、会議で出席者に配る資料は、"handout" か、あるいは "copy" などと言うのが一般的と思います。会議での説明やプレゼンテーションのために作ったり集めたりした資料そのものを言う場合は、"material"、"explanatory material"、"presentation material" など言うことも、ときどきあると思いますが、それをコピーした個々のものを指して "material" ということは、あまりないと思います。
+このような指摘はとても有難く思いました。今までは疑問さえ感じませんでした。

本題とは関係ないことで申し訳ないのですが、名詞類指示のところの例文で
Then down at the end of the hall off to the left is Michael’s room which is pretty big and sort of square.
を記載しており、この中でThen down at the end of the hall off to the left には動詞が省略されているように思えるのですが、なにが省略されているのでしょうか。またそれに続く is の主語は何なのでしょうか。

>> ③He had died three years before. We didn’t know that/it at all.
>動詞 "know" については、"Practical English Usage" の 313.6 に載っていますが、"it" が目的語となる場合は、
 一般的に、名詞を指す場合に限られます。そのため、その場合は、一般的に考えると、 "it" は不可と思います。
+③のベースはHe had died three years before. We didn’t know it at all.で、文法書の it の項目の例文でした。
 この文法書の解説にはネイティブ(関西外国語大学教授 James H. M. Webb)の入念なチェックを受けています。
 と書いてあるのに誤記があるとはイヤになってしまいます。
( すみません。どうでもよいこと書いてしまいました。)


今回のテーマを勉強中にある質問サイトで見つけたものですが、その内容について質問させてください。

追加質問1
下記musicのような無冠詞の不加算名詞が繰り返し出てきても、受ける代名詞がない。という意見が記載されていました。
これは正しいのでしょうか。
 Music in your country is quite similar to music in my country
Good manners in Western countries are different from those in Japan.の文例から、
無冠詞複数形の Good manners を those で受けられるなら、music も that で受けられるように思えます。
(但し、Good manners…の文も He had died three years before. We didn’t know it at all. と同一文法書からの引用であり、誤りかも知れませんが。)

追加質問2
What is that? (あれは何ですか) の短縮形 What’s that? はOKであるが、
What is it? (何ですか) の短縮形 What’s it? はNG との意見が記載されていました。
理由は that はアクセントを持つが, it にはアクセントがなく、isにアクセントが来るからだそうです。
これも正しいのでしょうか。
尚、NHK英語講座のスキットではたまたまかもしれませんが、What is it? が使われていました。

Re^3: It と that の違い

2007-08-23 00:39
chaispeed さん、

> 本題とは関係ないことで申し訳ないのですが、名詞類指示のところの例文で
> Then down at the end of the hall off to the left is Michael’s room which is pretty big and
> sort of square.
> を記載しており、この中でThen down at the end of the hall off to the left には動詞が
> 省略されているように思えるのですが、なにが省略されているのでしょうか。ま
> たそれに続く is の主語は何なのでしょうか。

その文はどこからの引用かは知りませんが、倒置の一種で、"down at the end ...... to the left" が補語あるいは必須副詞句で、"is" が動詞で、"Michael's room which is ......" が主語となっています。そのような倒置はときどきあります。主題は、文法上補語あるいは必須副詞句である "down at the end ...... to the left" で、文法上主語である "Michael's room which is ......" が読み手/聞き手の新情報となっているため、"end-focus" の原則に従って、そのような語順になっていると考えられると思います。


> 追加質問1
> 下記musicのような無冠詞の不加算名詞が繰り返し出てきても、受ける代名詞が
> ない。という意見が記載されていました。
> これは正しいのでしょうか。
>  Music in your country is quite similar to music in my country
> Good manners in Western countries are different from those in Japan.の文例から、
> 無冠詞複数形の Good manners を those で受けられるなら、music も that で受け
> られるように思えます。
> (但し、Good manners…の文も He had died three years before. We didn’t know it at
> all. と同一文法書からの引用であり、誤りかも知れませんが。)

そのような場合には、文法的に厳格に言うと、 "one" や "ones" で受けることも、"that" や "those" で受けることも不適切となると思いますが、実際の使用例を見ると、そのような場合に "that" や "those" で受けている例はあるようですので、それについては許容できる範囲となっているものと思います。

"A Comprehensive Grammar of the English Language" ("CGEL"), by Randolph Quirk, Sidney Greenbaum, Geoffrey Leech, Jan Svartvik, May 1985 (ISBN: 0-582-51734-6) という参考書の 6.55 には、"substitute one" ("one" の代用) について以下のような説明があります:

The substitute pronoun "one" has the plural "ones", and is used as a substitute for a count noun, or for an equivalent nominal expression:

... <例文省略> ...

... <他の説明省略> ... "One" alone is used as a substitute for "a/an" + noun:

... <例文省略> ...

すなわち、"one" と "ones" 可算名詞の代用となります。

また,"CGEL" の 12.19 には、"that and those as substitute form" ("that" と "those" の代用形) について以下のような説明と例文があります:

As demonstrative pronouns, "that" and "those" can function not only as coreferential pro-forms but as substitute pro-forms. In this latter function, they are always followed by restrictive postmodification, and are equivalent to "the one" and "the ones" respectively:

... <他の例文省略> ...

  The paintings of Gauguin's Tahiti period are more famous than those [= the ones] he painted in France.

"That" can also used as a substitute with a noncount noun, where "the one" could not be used:

  The victim's own blood was of a different blood group from that [= the blood] found on the floor.

すなわち、"that" は、後方修飾されて定冠詞 "the" が付く不加算名詞を代用することはでき、"those" は、後方修飾されて定冠詞 "the" が付く複数形名詞を代用することはできます。

また、"that" や "those" の元々の意味で「それ」や「それら」などと限定するような意味がありますので、不特定のもの (一般論をいう場合に用いる無冠詞の不加算名詞や複数形名詞を含む) を置き換えるのは不自然と思えます。

そのようなことから、本来は、

  Good manners in Western countries are different from those in Japan.



  Music in your country is quite similar to that in my country.

は、不適切となると思えます。

しかし、"Google" の "Book Search" で、出版された英語の本の中で捜すと、英語圏の信頼できると思われる出版元の本の中にも、一般論をいう場合に用いる無冠詞の不加算名詞や複数形名詞である "music" や "manners" と考えられるものが代用されている例が、いくつもありました:

無冠詞の不加算名詞 "music" に当ると考えられるものが代用されている例:

[1] I asked him how country music in Austin differed from that in Nashville.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "The Improbable Rise of Redneck Rock", by Jan Reid, Published 2004, University of Texas Press

[2] Organ music in England is even less significant than that in France.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "An Outline-history of Music", by Hugh Milton Miller, Published 1947, Barnes & Noble

[3] Music in the classroom is similar to that in any city school.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Biennial Report of the Board of Control of the State Charitable Institutions of Kansas", by Kansas Board of Control of State Charitable Institutions, Original from the University of Michigan, Digitized Apr 27, 2006

無冠詞の複数形名詞 "manners" に当ると考えられるものが代用されている例:

[4] Fifty years ago, manners in London differed essentially from those in country towns, and those again from each other.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "The Eclectic Museum of Foreign Literature, Science and Art. May to August 1843. Volume II of the United Series.", by John Holmes Agnew, Eliakim Littell, Published 1843, E. Littell

[5] But it must be remembered that manners in the country are different from those in the town.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Round about Falkirk, with an account of the landmarks of Stirling and Linlithgow", by Robert Gillespie, Published 1879, Original from Oxford University, Digitized Apr 19, 2007

そのため、文法的に厳格に言うと、不適切と思えるものでも、実際の英語では使われていることがあり、許容できる範囲となっているものと思います。

また、上記のような例では、一般論を述べていて不特定のため無冠詞とするか、後方修飾されているために、ある意味では特定されていて定冠詞 "the" が付くようなニューアンスになるかは、取り方によっても異なってくると思えます。多分、そのようなこともあって、"that" や "those" で受けることが許容されるとも思えます。


> 追加質問2
> What is that? (あれは何ですか) の短縮形 What’s that? はOKであるが、
> What is it? (何ですか) の短縮形 What’s it? はNG との意見が記載されて
> いました。
> 理由は that はアクセントを持つが, it にはアクセントがなく、isにアクセントが来るからだ> そうです。
> これも正しいのでしょうか。
> 尚、NHK英語講座のスキットではたまたまかもしれませんが、What is it? が使われ
> ていました。

その通りと思います。そして、多分 "What's it?" をそのまま発音すると、1つの単語のように聞こえ、疑問文を文として言ったようには聞こえないと思います。カタカナで音を真似て近くなると思えるように書くと「(フ)ワツィト」のようになると思います。

ただ、くだけた書き方で "What's it?" と書くようなネイティヴもいるとも思えます。しかし、発音する場合は、そのとおりには発音することはなく、"What is it?" となると思います。それは、くだけた書き方で "This's ..." などと書くようなネイティブもときどきいますが、"This is ..." と発音することになることと同じと思います。

Re^4: It と that の違い

2007-08-26 23:08
MKさん

よくわかりました。もう少しだけ教えてください。

追加質問1(その2)
Music in your country is quite similar to that in my country.
Good manners in Western countries are different from those in Japan.
は共に不加算名詞(mannersは複数扱いを受けるだけ)のため the one, the ones では受けられないですよね。

それでは下記の英文のenvironmentsは加算名詞のため、the onesで受けていると考えてよろしいでしょうか。
Software development environments in Japan are partially similar to the ones in the United States.
(日本のソフトウェア開発環境には、アメリカのそれと似ている部分がある。):英辞郎より引用

追加質問3
>>この掲示板の他の質問 [1029] へのレス [1030] と [1032] でも述べましたが、動詞によって、どのようなシチュエーションで "it"、 "that"、"so" で受けるのが一般的かのガイドラインのようなものがあります。
>+これに関しては後で熟読させて頂きます。
+読みました。そこで記載の無かった動詞 do+so と do+it の使い分けを教えてください。
 下記は私が出くわした英文です。
①The policeman told him to get out of the car, but he didn’t do so.
②If you haven't sent a telegram to him, please do so immediately.
③(温泉地で足湯を見つけての会話です。)
 Hey, stick your feet in.
 I'll do it if you do it first.
辞書には以下のとおり記載されていますが、分かったような、分からないような心境です。
 意志にかかわりのない経過を表す動詞句を指す場合にはdo so が用いられ、
 文脈上、明確な意志的行動を表す動詞句を指す場合には do it を用いる。
さらに質問ですが、
 (1)①は do it とすると誤りなのでしょうか。
 (2)③は I'll do so if you do it first. と書き変えができるのでしょうか。

追加質問4
down at the end of the hall off to the left is Michael’s room which is pretty big....
は Michael’s room which....is down at the end of the hall off to the left.の倒置であると教えて頂きました。
申し訳ないのですが、off to the left の意味も教えて頂けませんでしょうか。

最後にもうひとつだけ、派生内容について質問させて下さい。
追加質問5
mannersは複数扱いされますが、feelings(feeling+s)「理性や判断力と対立する概念としての感情」は
複数扱いされたり、単数扱いされたりしています。どちらが正しいのでしょうか。
 ・Feelings are running high. ( 気持ちが高ぶっている.)
 ・So you've never got over it, Miss Sylvia? Your feelings is still the same ‐‐ after five years?

Re^5: It と that の違い

2007-08-28 23:55
chaispeed さん、

> 追加質問1(その2)
> Music in your country is quite similar to that in my country.
> Good manners in Western countries are different from those in Japan.
> は共に不加算名詞(mannersは複数扱いを受けるだけ)のため the one, the ones で
> は受けられないですよね。
>
> それでは下記の英文のenvironmentsは加算名詞のため、the onesで受けていると
> 考えてよろしいでしょうか。
> Software development environments in Japan are partially similar to the ones in the
> United States.
> (日本のソフトウェア開発環境には、アメリカのそれと似ている部分があ
> る。):英辞郎より引用

不加算名詞の場合は、"the one" や "the ones" で受けることはできませんが、加算名詞の場合は、状況などによって特定化できるなどの理由で、"the one" や "the ones" で受けることができる場合もあると思います。

そこで挙げられた例文 "software development environments" は、単独の例文のため、状況がわからないと思いますので、実際に "the ones" で受けることが適切かどうかは判断できないと思います。"software development environments in Japan" が無冠詞複数形で特定化されていないのに、"the ones in the United States" は特定化されているということは、例えば、読者/聞き手にとっては、"the United States" の "software development environments" と言えば、思い浮ぶものは、ある特定のものしかないが、"Japan" の "software development environments" については知らないという前提がある場合などが考えられると思います。


> 追加質問3
> >>この掲示板の他の質問 [1029] へのレス [1030] と [1032] でも述べましたが、動
> 詞によって、どのようなシチュエーションで "it"、 "that"、"so" で受けるのが一
> 般的かのガイドラインのようなものがあります。
> >+これに関しては後で熟読させて頂きます。
> +読みました。そこで記載の無かった動詞 do+so と do+it の使い分けを教えてく
> ださい。
>  下記は私が出くわした英文です。
> ①The policeman told him to get out of the car, but he didn’t do so.
> ②If you haven't sent a telegram to him, please do so immediately.
> ③(温泉地で足湯を見つけての会話です。)
>  Hey, stick your feet in.
>  I'll do it if you do it first.
> 辞書には以下のとおり記載されていますが、分かったような、分からないような
> 心境です。
>  意志にかかわりのない経過を表す動詞句を指す場合にはdo so が用いられ、
>  文脈上、明確な意志的行動を表す動詞句を指す場合には do it を用いる。
> さらに質問ですが、
>  (1)①は do it とすると誤りなのでしょうか。
>  (2)③は I'll do so if you do it first. と書き変えができるのでしょうか。

どのような辞典の説明を引用されたかは知りませんが、本当にそのように書かれているとしても、実際にネイティヴがそのように使っているかどうか疑わしいと思います。

何れにしても、それについては、必ずしも一概に言えることではないと思います。

"Practical English Usage" の 162.3 には、"do so/it/that" は、"deliberate dynamic actions" (「意図的な/意識的な行動的な動作」) を言及するのに主に使われ ("mainly used")、"involuntary actions" (「不随意の/無意識の動作」)、例えば、"fall", "lose", "like", "remember", "think", "own" の代用には普通は使わない ("not usually") と説明されています。そして、その参考書の 162.2 には、"do so" は、前に発言されたものと同じ主語の同じ動作を言及するのに主に使われ、それ以外の場合は、"do it/that" か "do" 単独が好まれると説明されています。さらに、その参考書の 162.1 には "do so" は普通はフォーマルと説明されています。

また、"Cambridge Grammar of English" の 133 には、"do so"、"do it"、"do that" は、しばしば入れ替え可能であるが、どれか1つが他のものよりも好まれる場合があると説明されています。そして、"do so" は、行動や出来事に対する一般的な言及をする場合にしばしば好まれ、"do it" は、行動や出来事に対する直接的あるいは正確な言及を行うときにしばしば好まれ、"do that" は、対比的な状況でしばしば好まれると説明されています。

何れにしても、絶対的な規則ではなく、主にどちらが使われるか、どちらが好まれるかの問題ですので、"do it/that" と "do so" を入れ替えても、間違いとは断言はできないと思います。ただ、不自然に聞こえることはありえると思います。適切に使えるようになるためには、最終的には、そのような言い回しが出てくるような正しい英語を使うはずのネイティヴによる英語の会話などに多く触れて (ネイティヴ以外のものと標準でない英語を使うようなネイティヴのものは全て無視して)、慣れる必要があると思います。

> ①The policeman told him to get out of the car, but he didn’t do so.

については、動作は "to get out of the car" と to-不定詞になっていますが、その動作主は "him" で、"he" は、広い意味では前に発言されたものと同じ主語となりますので、"do so" が主に使われる場合に当たると思います。また、言及する節のほうが否定ですので、実際には行ってはいないため、直接的/正確な言及には当たらないと思いますので、その意味からも "do so" が使われる場合に当たると思います。そのため、"do it" は間違いではないが、不自然に聞こえることがありえると思います。

> ②If you haven't sent a telegram to him, please do so immediately.

についても、否定平叙文の後に、命令文となっていますが、前に発言されたものと同じ主語の同じ動作を言及していますので、"do so" が主に使われる場合に当たると思います。また、言及される内容の節が、仮定で否定ですので、直接的/正確な言及には当たらないと思いますので、その意味からも "do so" が使われる場合に当たると思います。

> ③(温泉地で足湯を見つけての会話です。)
>  Hey, stick your feet in.
>  I'll do it if you do it first.

については、"if you do it first" では、前に発言された命令文の主語と一致しないために、"do it" が主に使われる場合に当たると思います。"I'll do it" は、前に発言された命令文の主語と一致するために、それだけを見ると "do so" が主に使われる場合に当たると思いますが、同じ動作を同じ文で言うのに、片方に "do so" を使って、もう片方に "do it" を使うのは、不自然と思います。そのため、"I'll do it if you do it first." とするか、あるいは、それよりも、最初の "do it" を省略して "I will if you do it first." のほうが自然と、私は思います (意思を改めて示す場合は、"will" と省略形でない形で言うほうが自然ですし、その話の流れでは "do it" は言わなくてもわかることですので、"'ll" と "will" のほうを省略形にして、"do it" をわざわざ改めて言う必要はないと思います)。

以前にも述べたと思いますが、ネイティヴの著者による有名で信頼できる参考書などを参考にするほうが無難と思います (ネイティヴの著者による英語の参考書などで有名なものは、当然ネイティヴの英語の先生も多く使ってきていますので、そのフィードバックなどもありますし、有名なネイティヴの著者はネイティヴの同僚の学者や先生方にも原稿をチェックしていただいているそうです。日本語で書かれた参考書や辞典などでは、そのようなことは期待できません。)


> 追加質問4
> down at the end of the hall off to the left is Michael’s room which is pretty big....
> は Michael’s room which....is down at the end of the hall off to the left.の倒置である
> と教えて頂きました。
> 申し訳ないのですが、off to the left の意味も教えて頂けませんでしょうか。

質問 [4422] での引用が、"And" からで、ある家の間取りの説明の途中だけ切り取ったような内容のため、全体が見えませんので、正確なことろはわかりませんが、その部分だけを普通に解釈して、"off to the left" を日本語にすると「左側を出たところの」などとなると思います。(ある家の入り口から見た各部屋の相対的な位置関係を示しているものと思います。その "off to the left" については、前の文にある "Steven's room" の左側を出たところのとも思えます。)


> 追加質問5
> mannersは複数扱いされますが、feelings(feeling+s)「理性や判断力と対立する概
> 念としての感情」は
> 複数扱いされたり、単数扱いされたりしています。どちらが正しいのでしょうか。
>  ・Feelings are running high. ( 気持ちが高ぶっている.)
>  ・So you've never got over it, Miss Sylvia? Your feelings is still
> the same ‐‐ after five years?

信頼できる辞典で調べて下さい。載っているはずです。(調べても、そのような使い分けも明らかにならないような辞典などは、学習用には意味がないので、そのような疑問点などを調べるためには使わないことが賢明と思います。)

複数形 "feelings" は、「考え/理性」ではない「感情」を意味します。単数形 "feeling" は、思考や五感などで感じたものや、思いやアイデアなどを意味します。

また、「態度/意見」などを意味する場合は、可算名詞と不加算名詞の両方で使われる場合があります。

Re^6: It と that の違い

2007-08-29 20:52
MKさん。

よくわかりました。ありがとうございました。
"feelings"については、いろいろな辞書を調べてみます。

What might have ancient Greek adventurers thought?   

2007-08-23 20:02
先般行われた有名な塾主催のオープン模試問題の英文内に次の一節がありました。
Today we are able to enjoy the benefit of international knowledge. We are all familiar with emus, sharks and crocodiles even if we are unlikely to meet them all in their natural environments. But what might have ancient Greek adventurers thought as they fist set foot in Egypt, to be confronted by a crocodile?

最終文の前半部にある
what might have ancient Greek adventurers thought   ((1)とします)

what might ancient Greek adventurers have thought   ((2)とします)
であるべきなのではないかと思いました。

学校文法では(2)でなければいけないと思うのですが、現実の英語では(1)も許容すべき英文なのでしょうか? ご教示ください。

Re^1: What might have ancient Greek adventurers thought?   

2007-08-23 23:19
Shin さん、

やはり (1) は、現在の標準英語では許容されていないと、私は思います。

試しに、イギリスのコーパス "The British National Corpus" ("BNC") で、"what might have" となる語順に限って検索してみた結果、170 件ありましたが、"what might have [主語] ..." となるパターンはないようでした。すべて、"what" が主語となる疑問文でした ("what might have been ..." や "what might have happened ..." など)。

もし、(1) のように書かれているものがあれば、それは間違いで、訂正されるべきものと思います。

Re^2: What might have ancient Greek adventurers thought?   

2007-08-24 08:09
BNCに(1)パターンの語順の疑問文がひとつもないというデータもいただきありがとうございました。よくわかりました。

文末のas節は新情報を導くことも?

2007-08-16 14:50
次の英文のそれぞれの中ほどにある接続詞asの用法についてお尋ねいたします。

時に関する従属接続詞asは従属接続詞であり、2つの事態が同時の関係にあることを表しし、その2つの事態の関係はあくまで主節の事態が主で、as節の事態がその背景情報で従の関係である私は考えていました。しかし、次の2つの例は、新聞記事の第1段落(1)や見出し(2)に用いられていることから、情報的に言えば主節とas節は共に新情報であり、その点でas節の事態が主節の背景情報とは言えないように思います。asが一種の等位接続詞的に用いられていると言えるかもしれません。

(1)
Japan marked the 62nd anniversary of Hiroshima’s atomic bombing with a solemn ceremony yesterday as the city’s mayor criticized the United States for refusing to give up its nuclear weapons programs.
(”China Daily” の2007年8月7日付けのある記事の第1段落)

(2)
Sick hostages due out as kidnappers dither
(”Shanghai Daily” の2007年8月13日付けのある記事の見出し)

ここで、時を表す従属接続詞whileについて考えて見ます。whileは主節の後に置かれて、「対照」を表し、「だが一方」という意味でbut やwhereasのように用いられたり、さらには「対照の意味合いが薄れてandに近くなる場合もある」とされます(『ジーニアス英和辞典』(第4版))。他の従属接続詞whenやalthoughなどもその節が文末に置かれると、むしろ等位接続詞のような働きをして、その節に新情報がくる場合があるようです。

とすると、上の2例のasの場合もその前後の2つの事態が同時の関係にあることを表しつつ、while / when / although節などと同様に文末に置かれてその節で新情報を導入する用法である、という理解でよろしいのでしょうか? ご教示ください。

Re^1: 文末のas節は新情報を導くことも?

2007-08-21 00:25
Shin さん、

従属接続詞 "as" にはいくつかの意味があり、どの意味で用いられているかによって、異なる考えられると思います。

"A Comprehensive Grammar of the English Language" ("CGEL") の 15.20 には、"as" と "since" が時間を表す場合は "adjunct"、理由を表す場合は "disjunct" という説明と例文が載っています ("because" については "adjunct" となる例文が挙げられていることとは対象的と思います)。

また、"CGEL" 15.45 の最後のほうには、間接的な理由 ("INDIRECT REASON") について、主節のシチュエーションには関係がなく、発言の動機を表すようなことが説明されていて、その例文の1つに "as" を使った例文が載っています ('because" についても、文末にきて、カンマで主節から分離されていて、間接的な理由を表す例も載っています)。

そのため、一般論として、"as" で始まる従属節が時間を表す場合は、文中の "adjunct" として、主語や動詞や目的語などと同等の文の構成要素の性質を持つことになると思います。そして、"end-focus" と呼ばれる、新情報を文末に持ってくるという原則が当てはまり (このことは、原則論であって、話し手/書き手が必ずそれに従っているとは限らないと思いますが、その原則に従ったほうが無難であるし、一般的には聞き手/読み手にとって良い文になるといえると思います)、時間を表す "as" で始まる従属節が文末にくる場合には、それは新情報を導入すると考えられると思います。

一方、"as" が理由を表す場合は、"disjunct" として、意味的には文の残りの構成要素から分離されていると考えることができ、発言の動機を表すのが一般的で、それは、あまり新情報とは考えられないと思います。そして、そのような "as" で始まる従属節は、文頭にくるか、あるいは、文末にくる場合は、後で理由を添えたような印象になり、書体ではカンマで主節から分離され、会話ではイントネーションなどの区切を付けることになるのが一般的と思います。


> (1)
> Japan marked the 62nd anniversary of Hiroshima’s atomic bombing with a solemn
> ceremony yesterday as the city’s mayor criticized the United States for refusing to give
> up its nuclear weapons programs.
> (”China Daily” の2007年8月7日付けのある記事の第1段落)

その例での "as" は、"while" で置き換えても同じ意味になり、時間を表す "adjunct" と考えられると思います。そのため、"as" で始まる従属節が新情報を導入していても、不自然ではないと思います。


> (2)
> Sick hostages due out as kidnappers dither
> (”Shanghai Daily” の2007年8月13日付けのある記事の見出し)

その例についても、上記の (1) の例と同様に、時間を表す "adjunct" で、新情報を導入していると考えられると思います。また、記事の見出しは特殊な使い方をすることもあると思いますし、簡潔にするためにも、読者にとって既知である情報を入れることは、あまりないと思います。

Re^2: 文末のas節は新情報を導くことも?

2007-08-23 17:09
as、更にはsinceやbecauseについてのCGELの記述までご紹介いただき、勉強になります。今、従属節属詞の節が文の後半(つまり、文末)に置かれたケースに興味があります。もう少し勉強してみるつもりです。

いつも丁寧なご回答をいただき、感謝いたしております。

has a little more ...

2007-08-16 14:07
8月1日(および2日)のNHKラジオ『ビジネス英会話』のヴィニエットに、
Risky behavior with mobile phones isn’t peculiar to drivers and pedestrians on the move. 
という台詞がありました。この “peculiar” の解説をアシスタントの米国人女性が次のようにしていました。
“Peculiar” is sort of an interesting word. You can use it to mean “strange” or “unusual.” In this case it has a little more the meaning of “restricted to” or “exclusive to.”

この第3文にある表現:
“a little more …” (ただし、…は「限定辞+名詞」)
についてお尋ねいたします。

(1)
意味は、この比較表現と文脈から、「むしろ…」ぐらいであろうと思います。辞書には、ぴったり一致する表現(あるいは例文)を取り上げているものがみつかりませんでしたが、私には“no more …”など一連の比較表現のひとつのような気がしています。
この理解でよろしいのでしょうか?

(2)
さらに、この表現:“S has a little more …” (ただし、…は「限定辞+名詞」)
の位置が気になっています。“a little more”は副詞(句)だと思いますが、多くの場合副詞(句)は 目的語(O)をとる動詞が述語動詞の場合 ”V+O” のVとOの間に入ることは少ないと思います。件の例文の場合に、“a little more” がVとOの間に入っているのは、Oの部分が長い(あるいは、情報量が大きい)から、結果的にOが文末に回ってできた語順と考えてよろしいでしょうか?
 
具体的な形にすると、
件の副詞句を主語と動詞(has)の間に置いて、
S a little more has ….
あるいは、仮にO(…の部分)が短い(あるいはその情報量が少ない)場合には、
S has … a little more.
という語順も可能ということになりますか?

以上2点ご教示ください。

Re^1: has a little more ...

2007-08-20 23:45
Shin さん、

> 8月1日(および2日)のNHKラジオ『ビジネス英会話』のヴィニエットに、
> Risky behavior with mobile phones isn’t peculiar to drivers and
> pedestrians on the move. 
> という台詞がありました。この “peculiar” の解説をアシスタントの米国
> 人女性が次のようにしていました。
> “Peculiar” is sort of an interesting word. You can use it to mean
> “strange” or “unusual.” In this case it has a little more the meaning
> of “restricted to” or “exclusive to.”
>
> この第3文にある表現:
> “a little more …” (ただし、…は「限定辞+名詞」)
> についてお尋ねいたします。
>
> (1)
> 意味は、この比較表現と文脈から、「むしろ…」ぐらいであろうと思います。
> 辞書には、ぴったり一致する表現(あるいは例文)を取り上げているものが
> みつかりませんでしたが、私には“no more …”など一連の比較表現のひと
> つのような気がしています。
> この理解でよろしいのでしょうか?

その例の "a little more" は、文脈から考えると、「むしろ」などで良いと思います。"more ... than ..." が、一種の構文と考えられると思え、「・・・というよりは、むしろ・・・」のような意味になることがあり、その例では、"more" が "a little" で修飾されていて、"than ..." が省略されている形と思います ("a little" で修飾されているため、日本語に訳すと「やや」や「幾分」などとするほうが適切かもしれませんが)。

"Oxford Advanced Learner's Dictionary" で、"more" を調べると、以下のような例文が載っていました:

  It had more the appearance of a deliberate crime than of an accident.


> (2)
> さらに、この表現:“S has a little more …” (ただし、…は「限定辞+
> 名詞」)
> の位置が気になっています。“a little more”は副詞(句)だと思いますが、
> 多くの場合副詞(句)は 目的語(O)をとる動詞が述語動詞の場合 ”V+
> O” のVとOの間に入ることは少ないと思います。件の例文の場合に、“a
> little more” がVとOの間に入っているのは、Oの部分が長い(あるいは、
> 情報量が大きい)から、結果的にOが文末に回ってできた語順と考えてよろ
> しいでしょうか?
>  
> 具体的な形にすると、
> 件の副詞句を主語と動詞(has)の間に置いて、
> S a little more has ….
> あるいは、仮にO(…の部分)が短い(あるいはその情報量が少ない)場合
> には、
> S has … a little more.
> という語順も可能ということになりますか?

その例では、"more" が目的語の "the meaning ..." の直前にあるのは、上述しましたような構文上の理由 (あるいは慣用的な表現) と考えられると思います。

目的語が長い (情報量が多い) 場合に、副詞/句が動詞と目的語の間にくることについての一般論について考えたいと思います。

イギリスのコーパス "The British National Corpus" ("BNC") には、"a little more" が副詞として、動詞と冠詞付き目的語の間にくる例が1つありました:

[1] The second edition in the Fifties was much revised, and the third edition, the Sixties version, still more so, each time diluting a little more the original message of permissive parenthood.
- 出典は "BNC", The fifties: portrait of a period. Lewis, Peter. London: The Herbert Press Ltd, 1989

"a little more" が副詞として使われる場合は、目的語などの後 (大抵の場合、文末) にくるのが一般的と思います。例えば:

[2] She had been impressed by his knowledge and his observation and she loved and admired him a little more.
- 出典は "BNC", The divided house. Raymond, Mary. UK: F A Thorpe (Publishing) Ltd, 1985

ただ、"a little more" が主語と動詞の間にくる例は、今回私が捜した限りは見つからないようでした。

その他の副詞/句で、目的語が長い場合は、動詞と目的語の間にくる例は、ときどきあります。例えば:

[3] He called on Bommai and Rao to arrange quickly the election of a new Prime Minister.
- 出典は "BNC", Keesings Contemporary Archives. Harlow: Longman Group UK Ltd, 1990

[4] Distributors showed repeatedly the old films from their stocks.
- 出典は "BNC", Seeing in the dark. ed. Breakwell, Ian and Hammond, Paul. London: Serpent's Tail, 1990

[5] Maritime Antarctica has in addition one species of soil copepod, two of chironomid midges (Figure 3.13), and a very limited fauna of introduced species, local to scientific stations and transient.
- 出典は "BNC", Polar ecology. Stonehouse, B. USA: Chapman & Hall, 1989

また、前置詞句が動詞と目的語の間にくる例もあります:

[6] I have in the studio the world's youngest scientist -- at least I reckon she must be.
- 出典は "BNC", Black holes and Uncle Albert. u.p., n.d.

[7] He had on the desk the photographs that showed Harry and his contact on the grass and the pavement.
- 出典は "BNC", Condition black. Seymour, Gerald. London: Fontana Press, 1991

Re^2: has a little more ...

2007-08-23 16:53
丁寧なご回答ありがとうございました。よくわかりました。ちょっと自宅を離れていまして、お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。

英訳

2007-07-31 22:32
下記の日本文を英訳したいのですが、文法的にも正しいのかどうか
わからないでいますので、教えていただければうれしいです。
2つ文章を考えてみました。

「中国の環境問題は、その都市化のスピードと密接に関連している。」


訳1) 
The environmental problem in China deeply relates to
its urbanization.
都市化をurbanizationとしていいのかどうか…適切ではないような
気がします。

訳2) 
In China environmental problem and urbanization is closely connected.
connectedとするといいようにも思いますが、relateとどちらの
ほうがいいのでしょうか?
また、"is closely" ではなく、"are closely" が正しいのかな?

お願いします。

Re^1: 英訳

2007-08-01 23:19
カーフェイさん、

> 「中国の環境問題は、その都市化のスピードと密接に関連している。」
>
>
> 訳1) 
> The environmental problem in China deeply relates to
> its urbanization.
> 都市化をurbanizationとしていいのかどうか…適切ではないような
> 気がします。

ある国/地域の環境問題を、特定の問題を取り上げるのではなく、一般的に言及するのであれば、複数形無冠詞で、"environmental problems in ..." のようにするのが一般的と思います (話の流れなどで定冠詞 "the" が付く場合もありえるとは思いますが)。また、問題などが関連するについては "... be related to ..." とするほうがよいと思います。

ある国/地域の環境問題が何かに関連しているというような表現の例を、国連のウェブサイトと、出版されている本で捜すと、以下のような例がありました:

[1] Environmental problems in Moldova are related to the excessive use of the recyclable natural resources, on one hand – by the global deterioration of the quality of environment.
- 出典は、国連のウェブサイトのドキュメント NATIONAL REPORT ON THE IMPLEMENTATION OF AGENDA 21 IN THE REPUBLIC OF MOLDOVA

[2] Environmental problems in Matrouh are fundamentally related to management of natural and environmental resources.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "MAP CAMP Project "Fuka-Matrouh", Egypt: MAP Camp Project"Fuka-Matrouh"Egypt Vol I", by UNEP. Coordinating Unit for the Mediterranean Action Plan, UNEP. Regional Activity Centre for the Priority Actions Programme, World Health Organization, Mediterranean Action Plan, 2001, Published UNEP/Earthprint

「都市化」については、"urbanization" でよいと思います。国連のウェブサイトで "urbanization" が使用されている例を捜すと、以下のような例がありました:

[3] The process of urbanization is already very advanced in the more developed regions, where 75 per cent of the population lived in urban areas in 2000.
- 出典は、国連のウェブサイトの United Nations Chronicle Online Edition, World Urbanization Prospects: The 2001 Revision Half the World Will Go Urban in Five Years

「都市化のスピード」については、例えば "the rapidity of its urbanization" でよいと思います。出版された本での例を捜すと、以下のような例がありました:

[4] Although the cowboy and the farmer captured the public imagination, what was really unusual about the United States was the rapidity of its urbanization, which was exceeded only by Britain.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "The Columbia History of the 20th Century", by Richard W. Bulliet, Published 2000, Columbia University Press

問題などが「密接に関連する」などの表現について、"... are deeply related to ..." か "... are closely related to ..." かなどについては、好みで選択してよいと思いますが、"Google" の "Book Search" で、出版された本での例を捜した結果では、主語が "problems" の場合は "... problems are closely related to ..." という言い方が多くありました。

そのような例を応用して作文すると、例えば:

Environmental problems in China are closely related to the rapidity of its urbanization.

などが考えられると思います。


> 訳2) 
> In China environmental problem and urbanization is closely connected.
> connectedとするといいようにも思いますが、relateとどちらの
> ほうがいいのでしょうか?
> また、"is closely" ではなく、"are closely" が正しいのかな?

主語が複数 (その場合は "and" によって独立した2つのものからなる) ですので、それに対応して be-動詞は "are" になります。

"... are closely connected" も "... are closely related" もどちらも使われているようですし、問題などの関連性について言及する場合は、特に意味の違いもないと思います。

Re^2: 英訳

2007-08-05 12:20
ありがとうございます。

わからなかったところがスッキリ理解できました。

また、自分の英訳に関することをgoogleで検索して
記事を参考にする手法も教えていただけた気が
します。

ありがとうございます。

Re^3: 英訳

2007-08-15 10:43
差し出がましいようで申し訳ないのですが、「中国の環境問題は、その都市化のスピードと密接に関連している。」という日本語の原文であれば、

Environmental problems in China are closely concerned with the speed of its urbanization.

とするのが正道かと思います(「スピード」が抜けてますよ)。connected や related でも文意は通じるので傾向問題に過ぎませんけども、problem という単語には concerned が使われる傾向が多い気がします。connected は論理的な繋がりを強調し、related はもう少し弱い繋がりと言えるかもしれません。但し、どちらも closely で強調すれば似たような意味です。

あくまで国際関係のニュース記事を読む限りでは、"closedly related" という意味を持つ twinned という単語が好まれているようです。

Re^4: 英訳

2007-08-20 23:04
高野三四さん、

> 差し出がましいようで申し訳ないのですが、「中国の環境問題は、その都市
> 化のスピードと密接に関連している。」という日本語の原文であれば、
>
> Environmental problems in China are closely concerned with the speed
> of its urbanization.
>
> とするのが正道かと思います(「スピード」が抜けてますよ)。connected や
> related でも文意は通じるので傾向問題に過ぎませんけども、problem とい
> う単語には concerned が使われる傾向が多い気がします。connected は論
> 理的な繋がりを強調し、related はもう少し弱い繋がりと言えるかもしれま
> せん。但し、どちらも closely で強調すれば似たような意味です。
>
> あくまで国際関係のニュース記事を読む限りでは、"closedly related" と
> いう意味を持つ twinned という単語が好まれているようです。

恐れ入りますが、そのように言われるのでしたら、その根拠を示していただけませんでしょうか?

例えば、"Oxford Advanced Learner's Dictionary" で、"related" を調べると、意味は:

  connected with sth/sb in some way

で、以下のような例文が載っていました:

  Much of the crime in this area is related to drug abuse.

  These problems are closely related.

一方、その辞典で、"concern" を調べると、動詞 "concern" と "be concerned with sth" との意味が

  to be about sth

で、以下のような例文が載っていました:

  The book is primarily concerned with Soviet-American relations during the Cold War.

そのため、"be concerned with ..." は、「取り扱う」などの意味で使われるほうが一般的と思います。

アメリカの新聞の "USA Today"、"Washington Post"、"New York Times"、イギリスの新聞の "The Sun"、"Times" のウェブサイトで、現在形に限って、"is/are closely related to" と "is/are closely concerned with" の使用例に限定して捜してみたところ、"is/are closely related to" は幾つも例が見つかりましたが、"is/are closely concerned with" の例はありませんでした:

"USA Today" での使用頻度
  is closely related to: 15 件
  are closely related to: 5 件
  is closely concerned with: 0 件
  are closely concerned with: 0 件

"Washington Post" での使用頻度
  is closely related to: 25 件
  are closely related to: 18 件
  is closely concerned with: 0 件
  are closely concerned with: 0 件

"New York Times" での使用頻度
  is closely related to: 78 件
  are closely related to: 34 件
  is closely concerned with: 0 件
  are closely concerned with: 0 件

"The Sun" での使用頻度
  is closely related to: 0 件
  are closely related to: 1 件
  is closely concerned with: 0 件
  are closely concerned with: 0 件

"Times Online" での使用頻度
  is closely related to: 16 件
  are closely related to: 16 件
  is closely concerned with: 0 件
  are closely concerned with: 0 件

上記の各新聞には、当然、国際関係のニュース記事も多くあります。

参考に、"USA Today" での "is closely related to ..." の例文を挙げます:

[1] Our ability to daydream about our futures is closely related to our ability to recall our pasts and might even depend on it, according to a study released Monday.
- 出典は "USA Today" のウェブサイト, Posted 1/2/2007 10:18 AM ET

その他、特に "environment problem" で "related to ..." が使用されている例は、レス [4311] で挙げましたように、国連のウェブサイトと、出版された本での使用例がありました。

試しに、"closely" という副詞なしで、"is related to" と "is concerned with" を "USA Today" での使用例を見てみたところ、およその使用頻度は

  is related to: 約 190 件
  is concerned with: 約 40 件

となりました。

その中の "is concerned with ..." の例文を挙げます:

[2] This film is concerned with confronting their innermost fears.
- 出典は "USA Today" のウェブサイト, Posted 3/18/2004 8:22 PM, Updated 3/18/2004 6:37 PM

[3] Chicago White Sox owner Jerry Reinsdorf is concerned with escalating salaries and believes the new labor deal might be part of the problem.
- 出典は "USA Today" のウェブサイト, Posted 12/7/2006 11:25 PM ET

特に、上記の例文 [2] では、"be concerned with" が「取り扱う」のような意味で使われていて、それは、上で挙げました "Oxford Advanced Learner's Dictionary" の説明に一致していると思います。

そして、例文 [3] では、"be concerned with" が「関心がある」などの意味で使われていると思います。それは、"Oxford Advanced Learner's Dictionary" に "concern yourself with / about sth" が "to take an interest in sth" の意味と載っていて、再帰用法を受動態にした使用例と考えられると思います。

"New York Times" には、過去形で、"was ... closely concerned with ..." の使用例がありました:

[4] Instead, his central point was more closely concerned with the team's off-field performance, and a perceived lack of quality among the league-allocated foreign players on our squad.
- 出典は "New York Times" のウェブサイト, Published: August 22, 1999

上記の例文 [4] も、例文 [3] と同様に、"be concerned with" が「関心がある」などの意味で使われていると思います。

上述しましたように、辞典の説明や例文、アメリカとイギリスの新聞の使用例から判断しても、また、レス [4311] で挙げましたように、国連のウェブサイトと、出版された本での使用例を参考にしても、「環境問題は、・・・と密接に関連している。」のような日本語を英訳するときは、"be closely concerned with ..." よりも、"be closely related to ..." を使うほうが、無難と思います。


また、「スピード」については、私は、時間的に短期間という意味に解釈して、"rapidity of ..." を使いました。


そして、"be twinned" に関しては、"Oxford Advanced Learner's Dictionary" で、"twin" を調べると、動詞では:

  to make a close relationship between two towns or areas

  to join two people or things closely together

という意味で、以下のような例文が載っていました:

  Oxford is twinned with Bonn in Germany.

  The opera twins the themes of love and death.

また、"be twinned" の新聞での使用例は、"be related to" と比べると少ないようですが、次のような例がありました:

[5] The audience included Michel Noir, the Mayor of Lyons, and Vincent C. Schoemehl, the Mayor of St. Louis, which is twinned with the city of Lyons.
- 出典は "New York Times" のウェブサイト, Published: October 3, 1990

[6] The phone campaign is twinned with a radio ad that claims: “Doolittle actually helped fund the local government that tolerated forced abortions.
- 出典は "New York Times" のウェブサイト, Published: October 4, 2006

上記の例文 [5] と [6] の使用例は、上で挙げました "Oxford Advanced Learner's Dictionary" の説明に一致していると思います。"be twinned with ..." は、市や地域や国などが友好関係を持っている (人が友好関係作りあげた) 場合、または、人々やものごとを結びつける場合に使用すると思います。そのため、一般論として、必ずしも "be twinned" が "be closely related" と同じではなく、ニューアンスの違いがあると考えられると思います (文中で、"be closely related" と "be twinned" はお互いに置き換えることができるとは限らないと思います)。

並べ替え

2007-08-11 20:57
日本文の意味になるように、[ ]内の語を並べ替えてください。一応はやってみたのですがあまりよく分からなかったので教えて下さい。
(1)父の趣味で困ることは高価な機器がたくさん要ることだ。
The trouble  [is/it requires/expensive/that/with my father's hobby/a lot of]equipment.
A:The trouble with my father's hobby is that it requires a lot of expensive equipment.
(2)外国人から日本のことを尋ねられて、自分の無知に驚くことがよくある。
 When a foreigner asked us about [we're often surprised/how little/we know/things Japanese/to find] about our own country.
A:When a foreigner asked us about we know how little to find things Japanese we're often surprised about our own country.

Re^1: 並べ替え

2007-08-15 10:29
(1) は問題なさそう。The trouble with you is that... (あなたのいけないところは~だ)という構文の応用例です。


(2) は、When a foreigner asked us about things Japanese(,) we're often surprised to find how little we know about our own country. かと思います。

Re^2: 並べ替え

2007-08-15 10:39
ありがとうございました。とても助かりました。
説明も分かりやすかったです。

連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2006-06-10 23:27
こんばんは。この掲示板に相応しいかどうか分りませんが、早速質問させていただきたいと思います。

  He says something I think is wonderful: "Truth will resonate in a good heart."

の文で「something I think is wonderful」の部分は確か連鎖関係詞と呼ばれているものと思います。これを「I think」の挿入と解釈する人もいるようですが、挿入と解釈しても正しいでしょうか?挿入の場合はその部分を取っても文として成り立たなければならないと思いますが、取ってしまうと「He says something is wonderful」となって可笑しな文になると思います。どなたか詳しい人の見解をお願いしたいと思います。

Re^1: 連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2006-06-11 01:12
bluefish さん、

確かに、その文の I think is wonderful の部分は連鎖関係節または関係詞連鎖と呼ばれているもので、制限用法では関係代名詞が省略されることがしばしばあります。その名の通り、関係代名詞と that 節との連鎖となっています。

そのような文で I think 等の挿入と考えるのは無理があると思います。1つは bluefish さんが述べられたように、挿入なら挿入句を取っても文として成り立つ必要がありますが、そのような文では I think 等の挿入句を取ると文として無理があります。

仮に、省略されている関係代名詞 thatを補えば

He says something that is wonderful.

となり文としては一見成り立ちますが、その文に限って言えば関係代名詞を使わない文

He says something wonderful.

のほうが自然と思います。

そのため、やはり元の文から I think を取ると不自然になると考えるのが妥当と思います。すなわち、 I think があって初めて文が成り立つと考えて良いと思います。

また、挿入ならコンマ、ハイフン、括弧等で括られるのが普通ですが、連鎖関係詞節の文では I think 等の部分が句読点で括られていません。

やはり元の文は

He says something. I think it is wonderful.

の2つの文を関係代名詞を用いて繋いだものと考えるのが妥当と思います。すなわち、2番目の文の it を関係代名詞 that に置き換えて関係詞節にすると

that I think is wonderful

となります。繋げれば

He says something that I think is wonderful.

となり、 関係代名詞 that を省略すれば元の文となります。

Re^2: 連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2006-06-11 15:10
Eagle_T先生、詳しい解説ありがとうございます。挿入ではないことが改めて分り勉強になりました。しかし結構有名な参考書が連鎖関係詞について挿入と説明しています。旺文社の「ロイヤル英文法」と金子書房の江川先生の「英文法解説」でも挿入と説明しています。そのような参考書の説明が誤りと考えてよろしいでしょうか?よろしければ見解をお願いしたいと思います。

Re^3: 連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2006-06-11 21:51
こんばんわ。
連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいかは、「挿入」の定義によると思われます。
bluefishさん、Eagle_T先生の使っておられる「挿入」は、文法専門用語の「挿入」で、「挿入語句」(Parenthesis)のことを指しているように読めます(ロイヤル英文法の785頁を参照)。
一方、ロイヤル英文法が、連結関係詞のところで説明している「挿入」(651頁)は、「挿入語句」という意味ではなく、日常用語の「挿入」の意味に読めます。
ですから、ロイヤル英文法も、連結関係詞を、bluefishさん、Eagle_T先生の使っておられる「挿入」つまり「挿入語句」とは考えていないように思います。だからこそ、挿入語句の節で、連結関係詞が挙げられていないと考えられます。
金子書房の江川先生の「英文法解説」は手元にありませんが、おそらく「挿入」の定義を明確にすれば矛盾しないと思います。

Re^4: 連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2006-06-11 23:55
ユウイチさん、

貴重な書き込みありがとうございます。

確かに、ユウイチさん言われる通り「挿入」の定義の問題と思います。

しかし

I think it is wonderful.

の文で I think を「挿入」とは普通説明しないと思います。I think は主語と動詞で、 that の省略された that 節の名詞用法が think の目的語となっていると説明するのが普通と思います。

その文で it を関係代名詞 that に置き換えて、関係詞節を作れば

that I think is wonderful

となります。元の文で I think は主語と動詞なので、その関係詞節の中でも I think は主語と動詞には変わりありません。仮に、 I think it is wonderful. の文の I think を「挿入」と呼ぶのであれば、that I think is wonderful の関係詞節の I think も「挿入」と呼んでも良いのかもしれません。

そのような文は that 節内の主語が関係代名詞となっただけで、that 節と関係代名詞の応用として文法的に説明できると思います。

用語の使い方の問題と思いますが、私個人的には、そのような構文を一般的な用語の「挿入」と説明すると具体性がなくなってしまい、分り難くなると思います。

最終的には、そのような構文を正しく解釈して文意が理解できるかどうかであると思います。

Re^5: 連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2006-06-12 20:59
連鎖関係が挿入ではないととうの昔にある予備校の先生が証明して以来、多くの先生方もキチンと構成を説明して挿入ではないと説いてきたようですね。Eagle_T先生が説明されている通りですね。連鎖関連と関係代名詞の二重限定の違いもよく持ち出されて説明されますね。

他の掲示板でもときどき挿入と言う人もいるし、英語の先生の中にもまだ解っていない人も多いようですね。一部の文法書のせいかもしれませんね。

Re^6: 連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2006-06-13 22:26
皆様、色々と解説ありがとうございます。that節と関係代名詞の応用と理解するほうが解り易いと思いました。

Re^7: 連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2006-06-20 02:56
この質問については、連鎖関係詞説を採用する人と挿入説を採用する人がいて、連鎖関係詞説をとる人は挿入説は絶対に認めませんので、それぞれの言い分があるはずですから、公正を期すために両英文法書の著者に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

Re^8: 連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2006-06-21 21:31
他の掲示板でもそうでしたが、挿入と言っている人がそれが正しいことを説明できた例は見たことはありません。彼らはどこどこの文法書にそう書いてあると繰り返すだけでした。一方、連鎖関係の説明は何度も見たことがありますし、挿入と解釈した場合の矛盾点の指摘も何度も見たことがあります。それに対する論理的な反論は見たことがありません。

挿入と信じている人が参考にしたという文法書では、そのような構文を特別に取り上げて説明しているわけではなく、関係代名詞の直後に I think などが挿入される場合があり、そのような場合に関係代名詞が省略される場合があると簡単に書いてあるだけでした。

連鎖関係節は昔 Otto Jespersen という有名な文法学者が構文を論理的に説明されて concatenated relative clause と呼んだそうです。日本でも駿台の高橋善昭先生方が構文を論理的に説明されて挿入ではないと説かれて、多くの学生がなるほどと理解されたそうです。

挿入解釈が正しいとする論理的な説明を是非見てみたいですね。

Re^9: 連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2006-06-22 00:11
確かに、ロイヤル英文法では単に挿入文としているだけですが、単に挿入されているだけならば学習者を悩ませる難しい理論は必要ないのではないでしょうか。私の推測では、おそらく挿入説のほうが理解しやすいという理由でこちらを採用しているのではないかと思われます。

それはさておき、ロイヤル英文法の著者紹介を見ると5人の英語の専門家が記載されていますが、英文法に関しては素人の私でさえも連鎖関係節については知っていて、さらには予備校生でさえも理解しているのに、これらの著者が何も触れていないということはむっ君さんのご説明の内容についてこれらの著者は専門家であるにもかかわらず無知であるということでしょうか。そうすると、ロイヤル英文法自体が信用できない英文法書であると断定しても差し支えないでしょうか。私も現在この文法書を使っているため不安になりました。前回、これらの著者に確認したほうが良いとレスしたのはこのような疑問があったからでした。

追加質問ですが、Otto Jespersen氏の理論は、その他のネイティブの英語学者の間ではどの程度支持されているのでしょうか。また、挿入文であるとするネイティブの英語学者は存在しないのでしょうか。意見が一方的にならないようにするためにぜひ知りたいです。

Re^10: 連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2006-06-22 23:05
連鎖関係詞節は、単なる関係代名詞と that 節の応用ですので難しい理論ではないと思います。関係代名詞と that 節について基礎ができている人ならキチンと説明を聞けばなるほどと理解しています。挿入と聞いたほうがよっぽど混乱すると思います。その場合の挿入とは文法的に何か、元の文と挿入された語句の関係は何かなどの説明は聞いたことがありません。

He says something I think is wonderful. で I think が挿入なら、挿入される前の文に当たるはずの He says something is wonderful. が英文として成り立たないのは何故か説明を聞いたことがありません。

関係詞節に I think が挿入されているというなら、何故必ず主語と動詞の間に挿入されるのか説明を聞いたことがありませんし、関係詞節を独立文にした It I think is wonderful. なとというような I think を挿入した文が普通に使われていないのは何故かの説明も聞いたことがありません。

挿入された後に something と I think と is wonderful の関係がどのようになって文意を表すかの説明も聞いたことがありません。

要は挿入という説明では矛盾だらけで、それを解決する説明など今まで聞いたことがありません。

それに対して、連鎖関連では関係代名詞節の中に that 節が入った構文で that 節の主語が関係代名詞になっているという説明で全てが見事に結びついています。He says の目的語が something で、さらに something に関して I think の目的語が something is wonderful になっていて結びついていることが明らかです。

この掲示板も誰でも書き込めると思いますし、一方的な意見しか取り上げないわけではないと思いますので、挿入という考え方が正しいと思う人はなるほどと思う説明を書き込めばいいだけの話だと思います。

Otto Jespersen 先生が concatenated relative clause について説明された本は1927年の「A Modern English Grammar on Historical Principles. Part III」という昔の本だそうで、think, say, hear などの動詞が導く名詞節を構成する1語が関係詞になることがあるというような説明だったそうです。

論理的に筋が通った説明かどうかが問題であって、どの程度支持されたかどうかの問題とは思えませんし、concatenated relative clause の説明がどの程度支持されたかどうかは知りませし興味ありません。先生のブランドが評価基準でしたら Otto Jespersen 先生がどれだけ尊敬されていたかはネットで調べれば http://en.wikipedia.org/wiki/Otto_Jespersen と http://www.geocities.com/Athens/Forum/5037/haislund.html などにあります。日本でも連鎖関係詞をキチンと説明している文法書の中には Otto Jespersen 先生の著作を参考文献としているものもあります。

それぞれの文法書に良し悪しがあって、ある構文をキチンと説明しているものもあれば、そうでないものもあって当然と思います。どの文法書が良いかは各自の判断になると思います。

Re^11: 連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2006-07-07 13:28
はじめまして。よろしくお願いいたします。

I think it is wonderful.

の文で that の省略された that 節の名詞用法が think の目的語となっている・・・という考えかたで、関係詞を決めていくということですが、
その接続詞の that は残らないのでしょうか。
つまり、

He says something that(関係詞) I think that(接続詞) is wonderful

とは言えそうにないのは感覚的にわかるのですが、
その理由を聞かれるとつまってしまいます。

なぜ言えないのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

Re^12: 連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2006-07-07 23:18
p さん、

連鎖関係節の中で that 節を導く that が必ず省略されるのは、多分習慣的なものと思いますが、大きな理由はその that を省略せずに残すと、関係代名詞の that と誤解され関係節の二重限定に見えてしまい誤まった解釈の原因になると思います。すなわち、その that があると something が関係詞の that I think で限定され、さらに that is wonderful で限定されていると誤解され「私が想像するものの中で素晴らしい何か」等と誤まった解釈をされてしまうと思います。

that がなければそのような誤解が生じることはなく、 I think の目的語として something is wonderful があることが明らかになると思います。その例文を前から後ろに追っていって something の後に関係節があることが分り、 think の主語が直前の I であることが分り、次に is の主語は関係代名詞の that でそれが先行詞である something を受けていることが分ると思います。そして、 think と is の間に欠けている語句があることが分り、その位置に先行詞の something を補ってみれば I think の目的語として something is wonderful があることが分ると思います。

Re^13: 連鎖関係詞は挿入と解釈しても正しいでしょうか?

2007-08-15 10:18
まず第一に、連鎖関係詞節は略式体で使われるということを念頭に置いて下さい。基本的に非標準用法です。それにも関わらず、この表現は良く使われています。Times といった高級紙においても(紙面の都合もあって)良く用いられます。このことから、この概念が「許容される例外」として文法に取り入れられました。

「連鎖関係詞節」自体は、シェークスピアの時代から使われていたものであるという説が有力です。その時代には、まだ英文法がしっかりと確立していませんでした。そのため、今では正しくないとされるような表現がまかり通っていたわけです。そういった正しくない表現のうち、現在まで生き残っている表現の一つが連鎖関係詞節とされています。もっとも、現在では Jesperson の功績によってほぼ文法化したといっても良いでしょう。

さて、この表現において原則的に気を付けること(法則)は二つだけです。
1. 関係詞が(意味上の)主語となる場合は省略しても良い。
2. 関係詞が(意味上の)主語となる場合、補文標識としての that を省略する義務が生じる。

"He says something I think is wonderful" を例にとって考えてみましょう。この場合、something は He says の目的語ではありません。動詞 say の目的節が something I think is wonderful なのです。この目的節中の something と I think は関係詞で繋がれていますが、その後の is wonderful の主語になるという点で同等です。つまり、something と I think は同じ主語という関係があるわけですから、上記 1. から something と I think の間にある関係詞は省略されます。

ところで、something と I think が同等であるという点に疑問を持つ方もいることでしょう。これは、something を意味上先行詞を含む what で置き換えて意味が通じるかどうかで判断ができます。つまり、something 及び I think が取る目的節(句)が同じになり得るかどうかということです。そして奇妙に思えるかもしれませんが、この something がなくとも文章は成立します(ここが「許容された例外」の部分 - 先行詞の消失)。左記のような考え方から、非標準的ながら I think is correct. といった文章が成立し得るのです(頻出口語表現)。

さて、ここまでで something = I think の関係性が見えたと思います。また、2. の法則から think の補文標識 that が省略されることになります。そこで左記の関係を X で置き換えてみます。すると、He says X is wonderful. という文章が現れます。この文章が見えれば後の説明は不要ですね。この場合では文中の関係詞が全て省略されてしまったため、あたかも I think が挿入されたかのように見えてしまっていただけなのです。

文章を図式化すると次のようになります。
He says: X (= [something = I think] ) is wonderful.

ところで、投稿者が挙げられた例文には続きがあります。"Truth will resonate in a good heart." です。これは引用句で囲まれており、また前文がコロンで区切られています。コロンは後続する文が前文の補足や説明になっていることを明示する句読法です。前文で詳細が述べられていなく、かつ引用され得る対象であるのは X = something I think の部分のみです。つまり、後続する文は X の内容を補足していると考えられます。以上より、前文とそれに後続する文は次のような関係になることが分かります。

He says: X* (= [something = I think] ) is wonderful.
 X* = Truth will resonate in a good heart. = something I think

但し、連鎖関係詞節は挿入と解釈しても良い(=説明しやすい)場合もあります。

There is the cat we know she keeps.
(それは、彼女が飼っていると私たちが知っている猫がいる)

the cat の代わりに what で置き換えても非文になりません。つまり、「先行詞の消失」が許容される典型的な連鎖関係詞節です。しかし、上記のような文章の場合、we know を除いても非文にはならない(意味のある文章になる)ことが分かります。また、Times や Economist といった高級紙であっても、このような形式以外で用いられることは稀です。構文が取りづらくなるのを避けるため、校正されてしまうからです。また、この形式で使える動詞は、慣用的に感情や意見を表わすような動詞であり、数は限られています。よって、英語を専門に勉強する学生向けの参考書でなければ、連鎖関係詞節を「挿入の特殊な慣用表現」と教えても問題は生じないと考えられます。

正直な話、He says something I think is wonderful. という文章は、連鎖関係詞節を説明するものとしては適当なものではありません。というのは、something is wonderful が文法的に成立していない(=非文である)とまでは言えないからです。この例文のような一般的な連鎖関係詞節であるならば、挿入句として教えても特に問題ないと思われます。連鎖関係詞節という概念が特に必要となるのは以下のような文の場合です。

I've just been to see an old friend that I'm not sure when I'm going to see again.

上の例文では that I'm not sure when までが連鎖関係詞節となります。一見して明らかなように関係詞が省略されていません。 これは間接疑問文の中に連鎖節が埋め込まれているからです。I think や you know, they claim といった句であれば、あってもなくても大して意味に差はないため、挿入句と捉えても問題ありません。一方、上に挙げたような例の場合は文意に比較的大きな差が生じることが分かります。こういった例文であれば、連鎖関係詞節が挿入句とは異なる特殊な表現なのだと感覚的に理解できるでしょう。

a joke Europanto

2007-07-28 11:49
あるところで見かけた英文で、オックスフォード大学の新聞記事から引用したものだそうです。
A translation costs in the European Union spiral even higher, Diego Marani, a translator in the council of ministers, invented a joke Europanto, an amalgam of different European languages which is nevertheless comprehensible.

この ”invented a joke Europanto” 部分の文法的解釈についてお尋ねします。以下のどちらの解釈がよりnativeの抱く感覚に近いのでしょうか。

1. jokeとEuropantoが同格。強いて和訳すれば「ヨーロパント語というジョーク表現」。
2. jokeは名詞ではあるが、形容詞的にEuropantoを修飾している。強いて和訳すれば「ジョーク的表現ヨーロパント語」。

私の感覚では、同格表現(「解釈1」)だとすると冠詞がaではなくthe になって、”the joke Europanto” となるような気がします。解釈2かな、と思いますが、解釈2に自信があるわけではまったくありません。

他の解釈があればそれも含めてご教示ください。

Re^1: a joke Europanto

2007-07-29 01:17
Shin さん、

> A translation costs in the European Union spiral even higher, Diego Marani, a translator
> in the council of ministers, invented a joke Europanto, an amalgam of different European
> languages which is nevertheless comprehensible.

それについては、"a joke" と "Europanto" が同格で、しかも本来は "a joke, Europanto" とカンマで区切り、非制限用法の同格と文法上は解釈するほうが、文意に沿う解釈になると、私は思います。しかし、"a joke" と "Europanto" が制限用法か非制限用法かについては、最終的には "Europanto" についての背景などから決まるところがあると思います。

"A Comprehensive Grammar of the English Language" ("CGEL") の 17.68 に、制限用法と非制限用法の同格について載っていて、非制限用法の場合はカンマなどの句読点で区切られると説明があります。しかし、実際の英語では、関係代名詞でも同格でも、文脈から明らかに非制限用法であることがわかる場合は、カンマなどを省略する場合もあるようです。

ところで、"Europanto" は、"an amalgam of different European languages which is nevertheless comprehensible" と説明されているような冗談で作った造語と思います。

また、"a joke" は、"Diego Marani" が作った冗談として、その記事の読者に取って初めて登場し、その冗談が "Europanto" という合成語である読むほうが自然と思います。そして、"an amalgam of different European languages which is nevertheless comprehensible" も、"a joke" と "Europanto" と非制限用法の同格になっていると思います。

しかし、もし、"Europanto" という冗談が、特に "Diego Marani" が今回のためにだけ作った造語ではなく、その他の意味でも使われたことなどがあった、あるいはありえるという背景があれば、"Europanto" が "joke" を制限用法で限定しても、まだそのような複数ありえる冗談の内の1つに過ぎないということで不定冠詞 "a" が付くこともありえると思います。そして、"an amalgam of different European languages which is nevertheless comprehensible" は、"a joke Europanto" と非制限用法の同格になっていると思います。

名詞/句に制限用法の同格が付くと必ず定冠詞になるとは限らないと思います。多分、特に、"fact" に that-節の同格が付く場合は、事実というものは1つしかないという意識があるために定冠詞 "the" が付いていると思います。しかし、その他の名詞では、制限用法の同格の that-節が付いているのに不定冠詞が付いている例もあります。

この掲示板の以前の他の質問 [1586] に対するレス [1591] でも挙げた例文になりますが、イギリスのコーパス "The British National Corpus" ("BNC") に次のような例文がありました:

[1] There is also a belief that alcohol has certain other benefits.
- 出典は "BNC", Counselling older people. Scrutton, Steve. Sevenoaks, Kent: Edward Arnold (Publishers) Ltd, 1991

[2] He is further charged with conspiracy with others to pervert the course of justice by allowing himself to be struck in the leg in order to support a false story that he was hit by the stolen car.
- 出典は "BNC", The Belfast Telegraph. u.p., n.d., pp.

上記の例文 [1] では "belief" が、例文 [2] では "false story" が、それぞれ制限用法の同格の that-節が付いているのに、不定冠詞が付いています。多分、"belief" も "false story" も、その他の人が抱いたり作ったりすることができるという意識で、そのようなものの1つに過ぎないという意味で不定冠詞が付いていると思います。

Re^2: a joke Europanto

2007-08-04 09:26

MKさま、ご回答ありがとうございます。仕事でネットの通じないところに行っておりましてお礼が遅くなってしまいました。

ご回答:
・"a joke" と "Europanto" が同格で、しかも本来は "a joke, Europanto" とカンマで区切り、非制限用法の同格と文法上は解釈するほうが、文意に沿う解釈になると、私は思います。

・しかし、"a joke" と "Europanto" が制限用法か非制限用法かについては、最終的には "Europanto" についての背景などから決まるところがあると思います。

の後半のご説明に興味を持ちました。

具体的に、「もし、"Europanto" という冗談が、特に "Diego Marani" が今回のためにだけ作った造語ではなく、その他の意味でも使われたことなどがあった、あるいはありえるという背景があれば、"Europanto" が "joke" を制限用法で限定しても、まだそのような複数ありえる冗談の内の1つに過ぎないということで不定冠詞 "a" が付くこともありえる」という解釈です。実際に、「名詞/句に制限用法の同格が付くと必ず定冠詞になるとは限らない」という方向から具体例を2つ挙げていただきました。

確かにこのような「a+名詞+that節」の形は私にも馴染みがあります。ただ、どちらも後半の名詞要素(NP2)がthat節であり、私は他にもNP2がwh節、あるいは「of前置詞句」などでは比較的よく目にするタイプだと思います。

ご紹介いただいた "CGEL" (17.68)の方向からでしょうが、安井稔編『例解 現代英文法事典』(大修館書店、pp.15-16) にも、

「[コンマで区切らない]密接同格(close apposition) においては、NP1は必ず定でなければならず、[たとえば] *a poet Burnsという形は許されない」

という記述があります。もちろんMKさんのおっしゃるとおり、詩人のBurnsと件のEuropantoでは同じ固有名詞といってもその固有性に差があることは私にも理解できます。

そこで、件のようなNP2が純粋な名詞のタイプでNP1(可算名詞)に不定冠詞aがついた用例がもし手元にあればいくつか挙げていただくと助かります。

Re^3: a joke Europanto

2007-08-04 23:49
Shin さん、

> ご紹介いただいた "CGEL" (17.68)の方向からでしょうが、安井稔編『例解 現代
> 英文法事典』(大修館書店、pp.15-16) にも、
>
> 「[コンマで区切らない]密接同格(close apposition) においては、NP1は必ず定でな
> ければならず、[たとえば] *a poet Burnsという形は許されない」
>
> という記述があります。もちろんMKさんのおっしゃるとおり、詩人のBurnsと
> 件のEuropantoでは同じ固有名詞といってもその固有性に差があることは私にも
> 理解できます。
>
> そこで、件のようなNP2が純粋な名詞のタイプでNP1(可算名詞)に不定冠詞a
> がついた用例がもし手元にあればいくつか挙げていただくと助かります。

[1] Oh I don't think she's got a name Dolly.
- 出典は "BNC", 7 conversations recorded by `Margaret' (PS0JW) between 13 and 14 January 1992 with 5 interlocutors

[2] They have a son John and a daughter Fiona, and this year Walter and Judith have become grandparents.
- 出典は "BNC", Campus. u.p., 1993

[3] While superficially this sounds sensible enough, other countries including the UK are concerned that it will reinforce the suspicion across the Atlantic and in Asia that the EC's main preoccupation is to build a fortress Europe from which all others are excluded.
- 出典は "BNC", [Guardian, electronic edition of 19891123]. London: Guardian Newspapers Ltd, 1989

上記の例文 [1] については、加算名詞 "name" と固有名詞 "Dolly" が一種の同格になっていると考えられると思います。"Dolly" は固有名詞といっても、そのような名前が多く存在しているということで、唯一存在するものに対する名称としての固有名詞ではなく、そのため "name Dolly" が多く存在し、その中の1つということで、不定冠詞 "a" が付くと考えられると思います。

上記の例文 [2] については、加算名詞 "son" と固有名詞 "John"、加算名詞 "daughter" と固有名詞 "Fiona" が一種の同格になっていると考えられると思います。例えば、"a son John" は "a son named John" という意味と思います。

上記の例文 [3] については、加算名詞 "fortress" と唯一のものに対する名称である固有名詞 "Europe" が一種の同格になっていると考えられると思います。そして、ヨーロッパの国々が連合した有様を "fortress" にたとえた一種の隠喩的な表現になっていると思います。そのような隠喩的な表現は、その文で述べている有様をたとえる以外にもありえるということで、不定冠詞 "a" が付いていると考えられると思います。

質問 [4273] で挙げられた例文の "a joke Europanto" は、例文 [3] に類似した用法と解釈することも可能と思います。

一方、レス [4354] で挙げられた "Berns" という名の詩人を言及する場合は、唯一の人物となるため、"the poet Berns" のように、不定冠詞 "the" が付くことになると考えられます。

加算名詞が固有名詞によって同格の制限用法になる場合も、加算名詞が関係詞、分詞、形容詞、前置詞などによって制限用法で修飾される場合と同様に、その加算名詞が言及する範囲を絞ったに過ぎず、それによって唯一のもの (世の中に唯一である場合、またはシチュエーションによって発言者と聞き手/読者との間で唯一であると了解できる場合) を指すか、範囲は狭くなってもまだ複数あるうちの1つに変わりはないかによって、定冠詞 "the" が付いたり、不定冠詞 "a/an" が付いたりするものと思います。すなわち、そこでは、定冠詞/不定冠詞の原則の1つが適用されていると思います。

Re^4: a joke Europanto

2007-08-05 06:31
MKさま、

早速用例を含むご回答をいただき、ありがとうございました。今回もとてもよくわかりました。感謝です。

小さい二つのテーマの質問です。

2007-07-26 23:43
小さいテーマで申し訳ないのですが、知識がないとやはり分からないので教えて頂きたく、宜しくお願い致します。

1.who、how を使った英文

下記のようなwhoを使った英文を見かけました。
I know that who you were at the age of 5 is different from who you are now.
(私は5才の時の貴方は現在のあなたと違っていることを知っている。)
He wasn’t who he is now.
(昔の彼は今とは違った。)

そこで質問です。
(1)下記①と①’、②と②’の違い、つまりwho、how はそれどれどういうことを知りたい時に使うのでしょうか。
  ① I want to know who you were at the age of 17.
  ①’I want to know how you were at the age of 17.

  ② I want to know who you are now.
  ②’I want to know how you are now.

(2)下記③③’は正しい英文でしょうか。
   私は③’だけが正しいように思えるのですが。
   ③ How much would that be for 3 packages of batteries in euros?
   ③’How much would 3 packages of batteries in euros be?


2.付加疑問文と平叙文+?の違い

 付加疑問文と平叙文+?はそれぞれ下記のとおり文法書に記載されています。

 付加疑問文の意味
 (1)文末を上昇させるとき: 確認を求める。(疑問文的色彩が濃い。)
  例文略。
 (2)文末を下降させるとき: 念を押す。
  Mary likes Japan, doesn’t she? (メアリは日本が好きですね。)
  They got married last month, didn’t they? (彼らは先月結婚したんですね。)
  You didn’t go there, did you? (君はそこへいかなかったね。)

 平叙文+?の意味
 (1)意外な驚きを表す: He has Already gone? (もう行ったのか。)
 (2)念を押す:
  You do your homework? (仕事をするだろうね。)
  You've been in Hawaii for about a week? (一週間ぐらいハワイにいるんですよね。)

 付加疑問文と平叙文+?のそれぞれ(2)項が非常に類似しています。
 この二つは全く同じと考えてよろしいでしょうか。

Re^1: 小さい二つのテーマの質問です。

2007-07-28 23:22
chaispeed さん、

> 1.who、how を使った英文
>
> 下記のようなwhoを使った英文を見かけました。
> I know that who you were at the age of 5 is different from who you
> are now.
> (私は5才の時の貴方は現在のあなたと違っていることを知っている。)
> He wasn’t who he is now.
> (昔の彼は今とは違った。)
>
> そこで質問です。
> (1)下記①と①’、②と②’の違い、つまりwho、how はそれどれどういう
> ことを知りたい時に使うのでしょうか。
>   ① I want to know who you were at the age of 17.
>   ①’I want to know how you were at the age of 17.
>
>   ② I want to know who you are now.
>   ②’I want to know how you are now.

そのような質問については、"who" と "how" に加えて "what" が使われることもあります。そして、それぞれを使ったときの基本的なニューアンスについては、信頼できる辞典などで意味が説明されている通りになると思います。

しかし、それらの疑問詞の意味するところは広く、また、重なっているところもあると思いますので、最終的にそれらの疑問詞が文中で何を意味しているか、すなわち、発言者が何を意図して、それらの疑問詞を使っているかについては、文脈やシチュエーション (特に、発言者が何について知っていて、何について知りたいか、など) によると思います。結局、それらの使い分けについては、ファジー的なところがあり、極端なことを言えば発言者の好みや気分によるところもありえる、と思います。

一般論として、次のようなことが言えると思います。

"who you were" などと "who" を使う場合:
辞典に載っていることからわかるように身元、所属、職業、地位などアイデンティティなどを聞く場合に加えて、外的/環境的要素、行動のパターンや性格など人物像 (特に他人から見てわかるものになると思います) ("how" や "what" を使う場合と重なるところがあると思います)、または人格などをいう。

"how you were" などと "how" を使う場合:
行動パターンや性格など人物像 ("who" や "what" を使う場合と重なるところがあると思います)、思考や感情などのパターンなどをいう。また、健康状態や気分など、暮らしぶりなどをいう (特に、"how you are" などと現在形の場合) ("How are you?" の間接疑問)。

"what you were" などと "what" を使う場合:
行動パターンや性格など人物像 (特に他人から見てわかるものになると思います) ("who" や "how" を使う場合と重なるところがあると思います)、能力/限界など、正体などをいう。また "what" が人物そのものを指すこともあると思います。

"who you were"、"who you are"、"how you were"、"how you are"、"what you were"、"what you are" の間接疑問が使われている例を "Google" の "Book Search" で、出版された英語の本の中で捜しましたので、それらを挙げます。それらの例を見ると、どの疑問詞を使うかによって、ニューアンスの違いが感じられるところもあると思いますので、読み取ってみて下さい。

"who you were" が使用されている例:

[1] When you have done all that you can do and cannot find any other way to understand, just stand in front of a mirror, and begin to rewind your thoughts, back into the past. You will find that your teenager is a perfect version of who you were when you were a teenager yourself.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "What Teenagers Really Need", by Tara Ramsey, Published 2003, Xulon Press

[2] I try to remember what I do not know, questions I mean to ask about your first love, who you were when you were twenty-nine, who you are now, but when we meet the words elude me. We don't even know where to start, can't speak the words we'll never forget.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Beneath the Horse's Eye: Poems", by Dale Jacobs, Published 1998, Spotted Cow Press

[3] Where were you living when you were ten years old?
  What family members were in your home?
  Where were you going to school?
  Who was your best friend when you were ten?
  What was Christmas like when you were ten?
  ...<省略>...
  When you were ten years old, what number would you have chosen?
  1 2 3 4 5 6 7
  (Very heartsick and skeptical that things can or will change) (Very hopeful that you'll be able to make changes)
  Here's why looking back at who you were when you were ten years old is so important. For most people it is at or right around ten years old when a young man or woman makes up his or her mind to be a pessimist or an optimist.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "The 2-degree Difference: How Little Things Can Change Everything", by John T Trent, Published 2006, Broadman & Holman Publishers

[4] You do not have to do anything to be loved, and being who you are does not let others down. This needs to be repeated, and often. Simply be who you are, and love what is before you.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "The Book of Awakening: Having the Life You Want by Being Present to the Life You Have", by Mark Nepo, Published 2000, Red Wheel

[5] However, if you submit your resume to a recruiter, you need to pick one title and be it. ...<省略>... You can always mention interest in slightly different roles in your email or cover letter -- or better yet, in your interview after you've already connected with them.
  Put this declaration in the present tense. Say who you are now and whether you have a job. A writer doesn't stop being a writer if they aren't writing, a lawyer is still a lawyer even when they aren't at trial, so why would you stop being who you are when you're between jobs?
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果)

"how you were" が使用されている例:

[6] I think it is easier for her to understand Johanna, in some way ... I don't know how you were when you were a child, if you were shy and so ... but maybe you see ... Johanna in yourself.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Consultee-Centered Consultation: Improving the Quality of Professional Services in Schools and Community Organizations", by Nadine M. Lambert, Ingrid Hylander, Jonathan Sandoval, Published 2004, Lawrence Erlbaum Associates

[7] Favouritism towards particular students will be based on a number of factors:
  ・They might be similar to how you were when you were a child.
  ・They gain your sympathy, as you want to help them overcome some disadvantage.
・...<省略>...
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "The A-z Of Learning: Tips And Techniques For Teachers", by Dr Robin Prior, Mike Leibling, Published 2005, Routledge

[8] Taken one way, you could conclude that God rewards good work with a lot more work. And to some extent, that is not far from the truth. But remember how you were when you were a youngster, always seeking to be more trusted, to be given greater responsibility. Deep down, most people long for more opportunities to show what they can do.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Cecil Sherman Formations Commentary / by Cecil Sherman", by Cecil E. Sherman, Published 2006, Smyth & Helwys Publishing, Inc.

"how you are" が使用されている例:

[9] Take care of yourself. Drink water before breakfast -- hot water is best. Let me know how you are these days.
   With a heart of love,
   Mother
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Roots and Ever Green: The Selected Letters of Ina Dillard Russell", by Ina Dillard Russell, Published 1999, University of Georgia Press

[10] That's how she talked, how she was. Good-natured and frenetic. Laura. Fortune's freckled favorite. I wonder how you are now. Not that I'm worried about you. You always came through. You always did the right thing, instinctively. You're probably doing fine.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Aftertime", by Olaf Georg Klein, Published 1999, Northwestern University Press

"what you were" が使用されている例:

[11] "Rosamond, my dear, you have eaten your cherries, have not you, and you are quite rested; now I want to know whether you remember all you have seen and heard -- now tell us."
  "Impossible, Godfrey!" interposed her father -- "you expect impossibilities from your sister; you forget what you were when you were her age."
  "It is so long ago, sir," said Godfrey. "But, at any rate, I wish Rosamond would tell us all she remembers."
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Rosamond: With Other Tales", by Maria Edgeworth, Published 1859, Harper & brothers

[12] "Edith, my dear," said Mrs. Skewton, "positively, I -- stand a little more in the light, my sweetest Florence, for a moment."
  Florence blushingly complied.
  "You don't remember, dearest Edith," said her mother, "what you were when you were about the same age as our exceedingly precious Florence, or l few years younger?"
  "I have long forgotten, mother."
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Dombey and Son.", by Charles Dickens, Hablot Knight Browne, Published 1848, Lea and Blanchard

[13] There, Miss Scudder, you see that is a good fit. It's astonishing how near it comes to fitting, just as it was. I didn't think Mary was so near what you were, when you were a girl, Miss Scudder.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "The Minister's Wooing", by Harriet Beecher Stowe, Published 1999, Penguin Classics

"what you are" が使用されている例:

[14] 'Candidates,' murmured Sunday, 'are only required to answer eight out of the seventeen questions on the paper. As far as I can make out, you want me to tell you what I am, and what you are, and what this table is, and what this Council is, and what this world is for all I know. Well, I will go so far as to rend the veil of one mystery. If you want to know what you are, you are a set of highly well-intentioned young jackasses.'
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "The Man Who Was Thursday: A Nightmare", by Gilbert Keith Chesterton, Published 1986, Penguin Classics

[15] I have found out what you are at last; you are a Scholastic Realist. You're a fourteenth-century survival. I ought to have seen it before.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "The Bulpington of Blup: Adventures, Poses, Stresses, Conflicts, and Disaster in a Contemporary Brain", by Herbert George Wells, Lucile Heming Koshland, Daniel Edward Koshland, Published 1932, Hutchinson & Co


> (2)下記③③’は正しい英文でしょうか。
>    私は③’だけが正しいように思えるのですが。
>    ③ How much would that be for 3 packages of batteries in euros?
>    ③’How much would 3 packages of batteries in euros be?

そのような文をどうしたか知りませんが、くだけた会話ではありえると思います。正しいか正しくないかは、明確に線引きできる判断基準がなければ、判断しようがないと思います。実際のシチュエーションによって、言いたいことを伝えるだけなら、どちらの文でも通用することがありえると思います (文法的なことをこだわれば、より適切な言い方がある場合もありますが)。

③の文は、シチュエーションによって、"3 packages of batteries" の値段を聞いていることもあれば、代名詞 "that" が指す商品 (前の文などにで言及されている場合や、発言者が指し示す場合など) などが "3 packages of batteries" の場合 (場合によっては "for" よりも適切な前置詞があるかもしれませんが) の値段を聞いていることもありえると思います。

くだけた会話くらいしか使えそうもないと思えても、③の文に近い言い回しは、米国議会の公式な記録の中にあることを見つけました:

[16] On the 2-year construction period, and how much would that be for equipment ?
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Department of the Interior and Related Agencies Appropriations for Fiscal Year 1975: Hearings ...", by United States Congress. Senate. Committee on Appropriations, Published 1974, U.S. Govt. Print. Off.

[17] For instance, if it costs 45 cents to produce a pound of grease wool, how much would that be for producing a pound of pure wool -- about three times as much ?
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Tariff Information, 1921: Hearings on General Tariff Revision Before the Committee on Ways and ...", by United States Congress. House. Committee on Ways and Means, Published 1921 Govt. print. off.

③’の文については、ユーロ通貨での値段を聞くのであれば ("in euros" では、それ以外の場合はあまり考えられないと思いますが)、前置詞句 "in euros" が文末か、"how much" の直後にあるほうが、自然と思います。


> 2.付加疑問文と平叙文+?の違い
>
>  付加疑問文と平叙文+?はそれぞれ下記のとおり文法書に記載されています。
>
>  付加疑問文の意味
>  (1)文末を上昇させるとき: 確認を求める。(疑問文的色彩が濃い。)
>   例文略。
>  (2)文末を下降させるとき: 念を押す。
>   Mary likes Japan, doesn’t she? (メアリは日本が好きですね。)
>   They got married last month, didn’t they? (彼らは先月結婚した
> んですね。)
>   You didn’t go there, did you? (君はそこへいかなかったね。)
>
>  平叙文+?の意味
>  (1)意外な驚きを表す: He has Already gone? (もう行ったのか。)
>  (2)念を押す:
>   You do your homework? (仕事をするだろうね。)
>   You've been in Hawaii for about a week? (一週間ぐらいハワイにいる
> んですよね。)
>
>  付加疑問文と平叙文+?のそれぞれ(2)項が非常に類似しています。
>  この二つは全く同じと考えてよろしいでしょうか。

付加疑問文については、文末を上昇させるときと文末を下降させるときを説明していて、平叙文+? ("declarative questions") についてはイントネーションの説明がありませんが、平叙文+?で文末を下降させる場合は、"strongly assuming something" で、広い意味では「念を押す」ことになると思います。

また、"declarative questions" で文末を上昇させる場合は "request for confirmation" (確認を求める) になることもあります。

"declarative questions" についてのイントネーションについては、Cambridge Grammar of English", by Ronald Carter, Michael McCarthy, April 2006 (ISBN: 0-521-67439-5) という参考書の 430 に載っています。

付加疑問文で文末を下降させて「念を押す」場合と、"declarative questions" で文末を下降させて「念を押す」場合のニューアンスは同じと考えてよいと思います。

"declarative questions" で文末を下降させて「念を押す」場合は、相手の発言をそのまま繰り返す場合 (必要に応じて人称を代える) があります。一方、相手の発言をそのまま繰り返して、それに付加することによって付加疑問文にして、「念を押す」ようなことはないと思います。

また、会話で "declarative questions" で驚きなどを表す場合は、先頭に "oh" などの感嘆詞が付く場合や、全体的に高い声で早口になる場合が多いと思います。もし、相手の発言を繰り返す形で、低い声で早口で "declarative questions" を言う場合は、半分驚き、半分確認、あるいは、特に相手から目をそらして言う場合は、独り言に近い感じがあると思います。

何れにしても、実際の会話では、付加疑問文 ("tag question") か "declarative questions" かなどという構文の違いよりも、イントネーションやストレスなどの口調の違いや、発言するときの表情の違いなどで、意味することが異なってくると考えられると思います。

Re^2: 小さい二つのテーマの質問です。

2007-07-31 23:51
MKさん。

ご返事が遅くなりましたが、ありがとうございました。

1(1)項についての説明はよくわかりました。やはり “who”、how" は重なるところがあったんですね。
>どの疑問詞を使うかによって、ニューアンスの違いが感じられるところもあると思いますので、読み取ってみて下さい。
+これは次ぎのステップの学習教材にさせてください。

1(2)項について
>③の文は、シチュエーションによって、"3 packages of batteries" の値段を聞いていることもあれば、代名詞 "that" が指す商品 (前の文などにで言及されている場合や、発言者が指し示す場合など) などが "3 packages of batteries" の場合 (場合によっては "for" よりも適切な前置詞があるかもしれませんが) の値段を聞いていることもありえると思います。
+that が for 以降の 3 packages of batterie を指しているということでしょうか。
直訳するとどのようなるのでしょうか。
構文の文法的意味が分からないので、that と 3 packages of batterie をつなげる訳し方がよくわからないのですが。
無理して訳してみます。
「それつまり3 packages of batterieはいくらになりますか。」なんか変ですよね。

2項について
>付加疑問文については、文末を上昇させるときと文末を下降させるときを説明していて、平叙文+? ("declarative questions") についてはイントネーションの説明がありませんが
+すみませんでした。文法書では平叙文+?は文末を上昇させると書いて有りました。
余談ですが、NHK英語講座のスキットを見ているとかなりの頻度で平叙文+?が出てきます。
You've been in Hawaii for about a week? (一週間ぐらいハワイにいるんですよね。)(文末上昇)
はスキットからの引用文です。

>付加疑問文で文末を下降させて「念を押す」場合と、"declarative questions" で文末を下降させて「念を押す」場合のニューアンスは同じと考えてよいと思います
+"declarative questions" で文末を下降させるケースはやはりあるのでしょうか。

Re^3: 小さい二つのテーマの質問です。

2007-08-02 00:01
chaispeed さん、

> 1(2)項について
> >③の文は、シチュエーションによって、"3 packages of batteries" の値
> 段を聞いていることもあれば、代名詞 "that" が指す商品 (前の文などにで
> 言及されている場合や、発言者が指し示す場合など) などが "3 packages
> of batteries" の場合 (場合によっては "for" よりも適切な前置詞がある
> かもしれませんが) の値段を聞いていることもありえると思います。
> +that が for 以降の 3 packages of batterie を指しているということで
> しょうか。
> 直訳するとどのようなるのでしょうか。
> 構文の文法的意味が分からないので、that と 3 packages of batterie 
> をつなげる訳し方がよくわからないのですが。
> 無理して訳してみます。
> 「それつまり3 packages of batterieはいくらになりますか。」なんか変で
> すよね。

それについては、[4277] で述べた通り、"3 packages of batteries" の値段を聞いていることもあれば、代名詞 "that" が指す商品 (前の文などにで言及されている場合や、発言者が指し示す場合など) などが "3 packages of batteries" の場合があります。当然、どちらの場合かによって、意味が変わってきます。

特に会話では、"that" が、状況の応じて、発言者と聞き手の間で、明らかにわかるものを指す場合もあります。そのような "that" の使い方はしばしばあると思います。

例えば、店員と客の会話で、客が買おうとしているもの (単数の場合も、複数の場合もあり、まとめて) の合計金額を店員が言うときに、

That would be [金額].

というような表現はよくあります。その場合の "that" は、客が買おうとしているものの合計金額 ("the total price" など) と考えることができると思います。

元の文:

How much would that be for 3 packages of batteries in euros?

が、"3 packages of batteries" の値段を聞いている場合は、"that" が "3 packages of batteries" の合計金額を意味すると考えることができると思います。

会話では、シチュエーションで理解できる場合に、わざわざ "the total price" などと言うよりも、"that" と言ったほうが簡潔で自然と思います。

一方、元の文で、シチュエーションで、"that" が指す商品が具体的にあり、理解できる場合は、"that" は、その商品を指しています。例えば、"3 packages of batteries" が付属品でついてくるモデルや、"3 packages of batteries" を使用するモデルなどが考えられると思います。

そのようなことを考えて、日本語での会話では、どのような表現が日常的に自然か考えてみて下さい。


> 2項について
> >付加疑問文については、文末を上昇させるときと文末を下降させるときを
> 説明していて、平叙文+? ("declarative questions") についてはイント
> ネーションの説明がありませんが
> +すみませんでした。文法書では平叙文+?は文末を上昇させると書いて有
> りました。
> 余談ですが、NHK英語講座のスキットを見ているとかなりの頻度で平叙文+?が
> 出てきます。
> You've been in Hawaii for about a week? (一週間ぐらいハワイにいるんで
> すよね。)(文末上昇)
> はスキットからの引用文です。
>
> >付加疑問文で文末を下降させて「念を押す」場合と、"declarative
> questions" で文末を下降させて「念を押す」場合のニューアンスは同じと
> 考えてよいと思います
> +"declarative questions" で文末を下降させるケースはやはりあるのでしょうか。

それについても、[4277] で述べた通り、"declarative questions" で文末を下降させるケースがあります。

それについての説明に必要と思える解説と例文だけを、"Cambridge Grammar of English" の 430 から引用します:

Not all "yes-no" questions have interrogative form, and a declarative clause may function in context as a question:

...<例文省略>...

The intonation is typically rising (asking for confirmation) or falling (strongly assuming something):

...<文末を上昇させる例文省略>...

  A: So you're going to be here about quarter past? (文末を下降)
  B: Year quarter past, twenty past, yeah.
  A: That's fine.

...<文末を上昇させる場合の解説と例文省略>...

The repeated utterance may also have a falling intonation and be heard as expressing a doubt, which the speaker may also interpret as questioning:

  A: I've got her number.
  B: You've got her number? (文末を下降)
  A: Yeah.

平叙文のイントネーションも文末を下降させますが、文末を降下させる "declarative questions" になっているかどうかは、ストレスやテンポなどの微妙な差 (個人差があると思います) や、話し手の表情や、会話でのシチュエーションなどでわかると思います。

Re^4: 小さい二つのテーマの質問です。

2007-08-02 21:54
MKさん、

ありがとうございました。よくわかりました。
私が現時点でもっている文法上の疑問点はあと二つとなりました。
ここで教えて頂くにしても、ここだけがわからないという感じで質問できるように、現在自分で可能なかぎり調べています。
確実にMKさんに教えて頂くことになるのは人称代名詞“it“と指示代名詞“that”の使い分けです。
文法書、NHKの英語講座、大学の論文等で勉強を始めており、整理が出来た時点で疑問点を質問させて頂きたいと思いますので、その時は宜しくお願い申し上げます。(8月19日頃になると思います。)
その前にもうひとつ方が自分で解明できなければ、先に質問させて頂くことになります。

ideomでしょうか

2007-07-30 01:09
アメリカの報告書を読んでいたら、
口語だと思うのですが、突然、引用文(証言)に

"I don't care how many windows you break"

と出てきます。

これは一体何を意味しているのでしょうか?
よろしくお願いいたします

Re^1: ideomでしょうか

2007-07-30 23:25
ごまろさん、

その文をインタネットで検索してみたところ、9月11日のアメリカテロ事件の最中に、司令官と思える人から戦闘機のパイロットへの指令に関する内容の記事が数多く見つかりました。その以外の場面で、それと同一の表現をしているものは見つからないようでした。

そのため、一般的なイディオムではないと思います。しかし、場合によっては、"break windows" などがアメリカの航空関係や軍事関係の人々の間で通用する一種のスラングの可能性もありえると思いますが、私は詳しくはわかりません。

ある関係の人々の間で通用するスラングではないと仮定すると、一種の隠喩的な表現で、その他の成り行きを気にせずに、指示通り全速力で向かえ (多少コミック的に考えると、戦闘機などが高速で行くと風圧などで近くにある建物の窓ガラスが壊れるように思えるため)、というようなことを言いたかったと考えることができると思います。

Extrapositionについて

2007-07-28 09:23
はじめまして。Extrapositionについて質問があります。

①*That that pineapples grow on pine trees is true is unlikely.
②*It is unlikely that that pineapples grow on pine trees is true.
③It is unlikely that it is true that pineapples grow on pine trees.
④That it is true that pineapples grow on pine trees is unlikely.

とてもくどい例文ですが、なぜ①と②が非文で③と④が正しいのか、わかる方いらっしゃいましたら回答よろしくお願いします。

Re^1: Extrapositionについて

2007-07-29 00:06
cherry さん、

①と②の文が不適切を思えるのは、主語 (意味上の主語を含む) の役割をする that-節を導くという同じ文法機能を持った "that" が2つ連続するためと思います。

構文を論理的に解析していけば、意味は理解できると思います。しかし、特に会話では、発言者が、構文上必要であるために同一の機能を持った単語を2つ連続させたのか、あるいはどもったためなどで同じ単語を2度言ってしまったのか区別できずに、聞き手に取って構文の解釈が困難になることが考えられると思います。

もし、例えば、that-節を導くための "that" と指示代名詞の "that" などと同一の単語でも機能が異なれば、連続する例はときどきはあるようですし、機能が異なる場合は、比較的理解し易いと思います (特に指示代名詞の場合は直後に続く名詞/句と結びつくために、その時点で語句の関係が明確になると思います)。

仮定のif節での未来

2007-07-24 20:12
またお世話になります。仮定のif節では未来についても現在形を用いることが正しいと理解していますが、willを用いた文も時々見かけます。if節でwillを用いることは正しい用法でしょうか?正しい用法でしたら、現在形とwillを用いる用法に使い分けがあるのでしょうか?

Re^1: 仮定のif節での未来

2007-07-25 23:05
Minnie さん、

ある状況では、従属接続詞 "if" で始まる従属節内で "will" を使うことがあります。そして、そのような "will" の使い方は文法的に正しいと認められていますし、"will" を使わずに、単純現在形を使うと誤解が生じる可能性があると思える例もあります。

それについては、"A Comprehensive Grammar of the English Language" ("CGEL"), by Randolph Quirk, Sidney Greenbaum, Geoffrey Leech, Jan Svartvik, May 1985 (ISBN: 0-582-51734-6) という参考書の 14.22、"Cambridge Grammar of English", by Ronald Carter, Michael McCarthy, April 2006 (ISBN: 0-521-67439-5) という参考書の 452、"Practical English Usage", by Michael Swan, July 2005 (ISBN: 0-19-442098-1) という参考書の 260 に説明が載っています。

それらの参考書に載っていることをまとめますと、従属接続詞 "if" で始まる従属節内で "will" を使うのは、次のような場合になります:

(1) 従属節が意思を表す場合。
例文を、イギリスのコーパス "The British National Corpus" ("BNC") で捜すと、例えば、以下がありました:

[1] If you will not listen, Edward, take me to somebody who will!
- 出典は "BNC", The butcher's bill. Kippax, Frank. London: Fontana Press, 1992

特に "will" を強く言うと、強情などを表します。その例文を "Practical English Usage" から借りてくると:

[2] If you WILL eat so much, it's not surprising you feel ill.
- 出典は "Practical English Usage" 260.5


(2) 従属節が頼みごとなどを表す場合。
例文を "BNC" で捜すと、例えば、以下がありました:

[3] If you will wait in the drawing-room, I will be with you in a moment.
- 出典は "BNC", Patently murder. Harrison, Ray. London: Constable & Company Ltd, 1991

この場合は、"will" を "would" にするほうが丁寧になります。


(3) 従属節が習慣や性質など (時間に関係ない (現在、過去、未来を問わない)) の予想を表す場合。
例文を "CGEL" から借りてくると:

[4] If sugar will dissolve in a hot liquid, this chemical will do so too.
- 出典は "CGEL" 14.22


(4) 従属節が結果として生じるであろうことを表す場合。
例文を "Practical English Usage" から借りてくると:

[5] We'll go home now if it will make you feel better.
- 出典は "Practical English Usage" 260.1

上記の例文 [5] は、以下の例文のように、従属節が条件を表す単純現在形を使う場合と対照的となります:

[6] We'll go home now if you get the car.
- 出典は "Practical English Usage" 260.1


(5) 従属節が現在予想できる未来の状況などを表す場合。
例文を "Practical English Usage" から借りてくると:

[7] If Ann won't be here on Thursday, we'd better cancel the meeting.
- 出典は "Practical English Usage" 260.2

また、例文を "CGEL" から借りてくると:

[8] If the water will rise above this level, then we must warn everybody in the neighbourhood.
- 出典は "CGEL" 14.22

上記の例文 [8] の意味は:

  If the water is going to rise above this level, then we must now plan to warn everybody in the neighbourhood.
- 出典は "CGEL" 14.22

となります。すなわち、「もし、(未来に) 水がこのレベルよりも上がるならば、今皆に知らせなければならない。」のような意味になります。

もし、上記の例文 [8] の条件節を単純現在形に書き換えると:

[8a] If the water rises above this level, then we must warn everybody in the neighbourhood.
- 出典は "CGEL" 14.22

上記の例文 [8a] の条件節の内容は:

  when the water rises above this level, if it does so
- 出典は "CGEL" 14.22

と同様な内容と取ることもでき、すなわち、「水がこのレベルよりも上がったとき、もしそうなれば」のような意味と取ることもでき、本来伝えたいことをではないように聞こえると思え、場合によっては誤解が生じるとも思えます。

逆に、基本的に、従属接続詞 "if" で始まる従属節での未来表現で単純現在形を使うのは、その他の従属接続詞 ("when"、"as"、"until" など) の場合と同様に、主節が未来を表現し、従属節も主節と同時期となる未来を表現する場合となります。

上記の例文 [8] のように、主節が特に明確に未来を表現しているといえない場合については、従属節内では未来を表現していることを明確にするためにも "will" などを使う必要があると思います。


上述しましたように、従属接続詞 "if" で始まる条件従属節内で "will" を使うべき状況があります。そのようなときに、"will" を使わずに、単純現在形にすると、不自然になったり、場合によっては誤解が生じる可能性がありえると思います。

Re^2: 仮定のif節での未来

2007-07-27 20:57
MK様、お蔭様で大事な違いがあることを知ることができて、とても勉強になりました。本当に有難うございました。

並べ替え

2007-07-26 16:05
日本文の意味にあうように、並べ替えるという問題です。考えてみたのですが良く分かりませんでした。誰か分かる人は教えて下さい。
(1)昔はこの季節に新鮮な野菜の供給が不足したものだった。
  Fresh [used to be/at this time/short/vegetables/supply/in]of the year.
A:Fresh vegetables short at this time used to be supply inof the year.
(2)山火事によりシベリアトラは絶滅の危機にさらされている。
 The Siberian tiger is [danger/because/dying/in/of/out]of forest fires.
A:The Siberian tiger is dying danger because in of out oof forest fires.

Re^1: 並べ替え

2007-07-26 20:41
(1) 昔はこの季節に新鮮な野菜の供給が不足したものだった。
Fresh vegetables used to be short in supply at this time of the year.

(2) 山火事によりシベリアトラは絶滅の危機にさらされている。
The siberian tiger is in danger of dying out because of forest fires.

----------------
1. Tom does "nothing" "but" worry all day.
2. He "asked" me "if" I could speak English.
3. If I "had" some money with me, I "would" buy the book.
4. Mary suddenly felt hungry "at" the "sight" of the freshly baked cookies.
----------------
1. See to it that the letter is posted by tomorrow morning.
2. It is only in the last 50 years that people have begun climbing Mt. Everest.

Re^2: 並べ替え

2007-07-27 06:24
前の問題まで回答してくださって、ありがとうございます。
とても助かりました。とても勉強になりました。
 

語定義

2007-07-24 18:57
次の定義が表す最も適当な問題を選ぶという問題ですが、よく意味が分からないので教えて下さい。
(1)fully grown and developed
a,green b,mature c,beautiful d,extreme
(2)literary works invented by the imagination,such as novels or short stories
a,fiction b,book c,gossip d,srticle
(3)taking a certain amount or percentage off the usual price,cost,and so on
a,number b,inflation c,increase d,discount
(4)a feeling caused by a desire or need to drink
a,hunger b,rage c,thirst d,fatigue

Re^1: 語定義

2007-07-24 22:56
(1) mature
(2) fiction
(3) discount
(4) thirst

Re^2: 語定義

2007-07-25 07:01
ありがとうございました。

適語選択

2007-07-24 19:20
( )に補う最も適当な語を選んでください。
(1)The plane was ( ) to arrive 30 minutes ago.
a,delayed b,planned c,regarded d,supposed
(2)Dark ( ) it was,the group managed to find it's way to the hut.
a,after b,as c,so d,when
(3)I ( ) waiting for him since one o'clock,but he hasn't shown up yet.
a,was b,am c,will be d,have been
(4)If I ( ) his address,I would have contacted him.
a,knew b,had known c,know d,was known

並べ替えの問題です。
(1)私は何かおもしろいことがきっと起こると思います。
  I [something/happen/sure/will/am/interesting].
A:I something interesting sure happens.
amとwillの入る位置が分からないので分かる人は解説をお願いします。

Re^1: 適語選択

2007-07-24 23:03
(1) supposed
(2) as
(3) have been
(4) had known

I am sure something interesting will happen.

Re^2: 適語選択

2007-07-25 07:00
正しい解答をありがとうございます。
とても役に立ちました。

年をごまかす

2007-07-22 22:50
こんばんは。

「年をごまかす」は to lie about one's age と言えますが、「年を実年齢より○歳少なく言う/年を実年齢より○歳多く言う」を何と言うのでしょうか?

よろしくお願いします。

Re^1: 年をごまかす

2007-07-22 23:45
Cotton さん、

「年を実年齢より○歳少なく言う/年を実年齢より○歳多く言う」は、例えば:

give one's age as [数] years younger than one (really) is

give one's age as [数] years older than one (really) is

などと言うことができると思います。

「言う」を意味するための動詞は "give" 以外にも、状況に応じて "identify"、"report"、"state" などの動詞を使うこともできます。

強調のための副詞は "really" 以外にも、"actually" などを使うこともできますが、そのような副詞がなくても、be-動詞が実際のものを意味するので、文の意味は同じになるはずです。

Re^2: 年をごまかす

2007-07-23 01:07
MKさん、ありがとうございます。

「年齢を○歳鯖を読む」は「shave ___ years off one's age」と言えますね。
-----------------------
The new respect for youth enticed people to shave a few
years off their real ages. "Rounding off" became common so
that ...
-----------------------
"He'd shave a couple of years off his age every time he'd go
to a new city," his son, Skip Caray, said a few years ago. So
how old was Harry, Skip was asked ...

Re^3: 年をごまかす

2007-07-23 23:19
Cotton さん、

> 「年齢を○歳鯖を読む」は「shave ___ years off one's age」と言えますね。

そのような表現もあるようですね。

また、似たような表現で "knock [数] years off one's age" という表現もあるようです。

そして、年齢を実際より高くする場合には、"add [数] years to one's age" という表現もあるようです。

Re^4: 年をごまかす

2007-07-24 21:26
MKさん、
ご回答ありがとうございます。

前置詞 from の用法

2007-07-16 12:06
「キャビネット内の不要ファイルを廃却した。」の英訳は①②が考えられます。
① I threw away some unneeded files in my cabinets.
② I threw away some unneeded files from my cabinets.

①に関しては下記二つの意味がありますが、今回の場合は常識的に読み手にはAの意味に理解してもらえる。と考えています。
A: キャビネットの中のファイルを捨てた。
B: ファイルをキャビネットの中に捨てた。

しかし、②に関しては「ファイルをキャビネット(という場所)から捨てた」の意味になってしまい、文章として成立していない
のではと悩んでいます。(threw away と my cabinets.がつながっていない。)

fromは運動、場所の起点を表すので、そんなことは普通しませんが、
I threw away some unneeded files from the window. (ファイルを窓(という場所)から捨てた。) 
だと文章が成立しています。
そこで
②’ I took out some unneeded files from my cabinets and threw them away.
でないといけないのではないかという気がしています。(この文も間延び感があって好きではありませんが。)

②は正しい英文と言えるでしょうか。
宜しくお願い致します。

Re^1: 前置詞 from の用法

2007-07-17 00:15
chaispeed さん、

そのような問題については、信頼できると思えるソース (ネイティブが読む出版物など) から参考になると思える例文を十分に調べた後に、質問するようにして下さい。


> 「キャビネット内の不要ファイルを廃却した。」の英訳は①②が考えられます。
> ① I threw away some unneeded files in my cabinets.
> ② I threw away some unneeded files from my cabinets.

シチュエーション/文脈などと、現在の人間が日常的に一般的に行うであろう常識などから解釈すれば、多分どちらの文でも、その日本語が意味するところは十分に通じると思います。

①の文での前置詞句 "in ..." は、捨てられるものなどがあった場所を表すと解釈できると思います。一方、②の文での前置詞句 "from ..." は、捨てられるものが取り出される/取り除かれる場所を表すと解釈できると思います。


> しかし、②に関しては「ファイルをキャビネット(という場所)から捨てた」の意味になっ
> てしまい、文章として成立していない
> のではと悩んでいます。(threw away と my cabinets.がつながっていない。)

「不要ファイルをキャビネット (という場所) から捨てた」は、あまり自然な日本語ではないと思いますが、一般的な人間の行為としては、「キャビネット内の不要ファイルを破棄した。」と同じ意味に取ることができると思います。


句動詞 "throw away" と、前置詞句 "in ..." の組み合わせで、どのようなケースがありえるか、Google" の "Book Search" で、出版された英語の本の中にあった例文を挙げます:

前置詞句 "in ..." が捨てられるものなどがあった場所を表すと解釈できる例:

[1] I knew by then I would kill him, so I threw away the guns in the house.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Knowing What We Know: African American Women's Experiences of Violence And Violation", by Garfield, Gail, Published 2005, Rutgers University Press

[2] Thus, for example, Mr. Chairman, when members of the House and Senate Steel Caucus threw away foreign made flatware in the House dining room a few years ago, they did not think they were disposing of a hazardous waste.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Resource Conservation and Recovery Act Reauthorization: Hearing Before the Subcommittee on ...", by United States Congress. House. Committee on Energy and Commerce. Subcommittee on Transportation and Hazardous Materials, Published 1990

前置詞句 "in ..." が捨てる場所 (捨てられるものの行き場所 ) を表すと解釈できる例:

[3] He threw away his cup in the trash can and instantly began walking in the direction
of the park.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "If Only Aaron Knew", by Alex, Kight, Published 2007, AuthorHouse

[4] Nathaniel ultimately didn't buy the automatic weapon and even threw away his stun gun
in a garbage dumpster he passed.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "What a Tangled Web: A Non-fiction Narrative", by Daniel Curzon, Published 2005, IGNA Books

前置詞句 "in ..." が捨てるという行為が実行される場所を表すと解釈できる例:

[5] As she threw away the garbage in the kitchen, the phone rang and she answered it.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Mrs. Delaney", by Patricia Mould, Published 2002, Xlibris Corporation

(例文 [5] の前に、"She collected the garbage in the one big brown bag and brought her soda over to the dining room table to replace the empty glass." という文があります。)

[6] Well, we really -- my friend threw away the cocaine in the bathroom of the airplane.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Drugs, Law Enforcement, and Foreign Policy: Hearings Before the Subcommittee on Terrorism ...", by United States Congress. Senate. Committee on the Foreign Relations. Subcommittee on Terrorism, Narcotics and International Communications, United States Congress. Senate. Committee on the Foreign Relations. Subcommittee on International Economic Policy, Trade, Oceans, and Environment, Published 1989


次に、句動詞 "throw away" と、前置詞句 "from ..." の組み合わせで、どのようなケースがありえるか、Google" の "Book Search" で、出版された英語の本の中にあった例文を挙げます:

前置詞句 "from ..." が捨てられるものが取り出される/取り除かれる場所を表すと解釈できる例:

[7] It was worse when Marinetta threw away excess water from the cooking pot.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Two Against the Sahara: On Camelback from Nouakchott to the Nile", by Michael Asher, Published 1988, Morrow

[8] She threw away some wilting gladioli from the altar and went over to the school house to get two potted yellow chrysanthemums from the flower room.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Then Came Heaven", by LaVyrle Spencer, Published 1999, Berkley Pub Group

前置詞句 "from ..." が捨てられるものの大本の出所/起源を表す ("from" が直前の名詞を修飾) と解釈できる例:

[9] It seemed that Mitchell's mother never threw away a letter from her son, and particularly useful were those from the young lad, “Willie,” while at boarding school at Racine College.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Billy Mitchell", by James J. Cooke, Published 2002, Lynne Rienner Publishers

[10] We do not publish it and we throw away fiction manuscripts from writers who can't be bothered to include SASE.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "2004 Writer's Market: 8,000+ Book and Magazine Editors Who Buy What You Write", by Kathryn S Brogan, Robert Lee Brewer, Published 2003, F & W Pubns


ところで、「キャビネット内の不要ファイルを破棄した。」のような文は、句動詞 "throw away" などを使わなくても、動詞 "rid" を使えば簡潔に作文することができるはずです (ニューアンスに多少の差があると思いますが、"rid ... of ..." のほうがよい場合も多いと思います)。"rid" を信頼できる辞典などで調べて、"rid [人/もの/場所など] of [不要なもの/迷惑なものなど]" のパターンの文を覚えるほうが、ためになると思います。

Re^2: 前置詞 from の用法

2007-07-18 23:33
MKさん。

明確でわかりやすい回答ありがとうございました。本題については何の疑問点もございません。

>そのような問題については、信頼できると思えるソース (ネイティブが読む出版物など) から参考になると思える例文を十分に調べた後に、質問するようにして下さい。
+わかりました。ただ、なにもしなかったわけではなく、「when構文について」の質問の時に教えていただいた
"The British National Corpus" で検索したのですが、例文が出てきませんでした。
検索語句は threw away some files from と threw something away from だけでしたが。
今後は"Google" の "Book Search"でも検索してみます。
さらに、今回の質問でMKさんが提示していただいた英文を自分で検索できるか明日トライしてみます。
(昨日と今日仕事の都合で、このご返事に間に合いませんでした。)
もし検索語句等で、助言ありましたら提示していただけると有難いのですが。

>句動詞 "throw away" などを使わなくても、動詞 "rid" を使えば簡潔に作文することができるはずです
(ニューアンスに多少の差があると思いますが、"rid ... of ..." のほうがよい場合も多いと思います)。
+私が調べたYahoo辞書には下記しか記載がなく "rid ... of ..." にはたどり着けませんでした。
〔「捨てる」で調べた結果〕
【不要物を処分する】throw...away; get rid of...; discard(※前の二つの表現より堅い語);(ごみなどをどさっと投げ降ろす)dump;(散らかす)litter.
MKさんはどんな和英辞書をお使いなのでしょうか。

Re^3: 前置詞 from の用法

2007-07-19 23:20
chaispeed さん、

> もし検索語句等で、助言ありましたら提示していただけると有難いのですが。

"Google" の "Book Search" も "Google" の検索エンジンを使っていることには変わりはないと思いますし、"Google" は語学の学習/研究用のシステムではありません。語学の研究用のために、ネイティブが実際に使用した例文をシステマティックに集めて編集したものがコーパスです (特に、"BNC" は、会話、出版物などの割合が、実社会で出現する割合にあわせて盛り込んでいるそうです)。

しかし、"Google" の "Book Search" で、英語圏で出版された本で、"Google" が電子化して登録してあるものの中なら例文を捜すことによって、現在あるコーパスよりも桁違いに多い例文を見つけることができることは確かと思います。 ただ、中にはネイティブでない著者が書いた本もありますので注意は必要と思います。英語圏の出版社が出版した本なら、そのプロの "proof-reader" が確認しているはずですので、初歩的な間違いはまずないと思いますが、ネイティブでない著者が書いた本には、英語として必ずしも一般的でない表現がある可能性はあると思います。

"Google" の "Book Search" の検索でも、"Google" の検索でのいろいろなテクニックと工夫が必要なところもあると思います。しかし、効率的にあるパターンの例文を捜すためには、大抵の場合、ある組み合わせのパターンがあるはずという見当をつけるほうがよいと思います。そして、そのためには、やはり英語に慣れて、どのようなパターンがありえるか予想できるようになる必要があると思います。また、"Google" の検索も試行錯誤にいろいろやっていれば、やり方もわかってくるところもあると思います。

"Google" の "Book Search" では、著作権の問題で、例文を全部表示しない場合もあります。

著作権が切れたり、寄贈や放棄されたりした英語の本の内容は、"The Project Gutenberg" のサイトなどにもあります。"Google" の "Advanced Search" (「検索オプション」) で、"Domain" (「ドメイン」) を "gutenberg.org" に指定して、"words" (「キーワード」) や "exact phrase" (「フレーズ」) に検索したい単語やパターンを入力して、検索することもできます。"The Project Gutenberg" では、作品の全文を見ることができます。"The Project Gutenberg" にも、ネイティブでない著者の作品や、他国語からの翻訳の作品もありますので、元の作品の言語が英語であることを確かめたほうがよいと思います。

また、英語圏の新聞社や雑誌社などのサイトで、記事の中から例文を捜すこともできます。同じく "Google" で、"Domain" を新聞社などのサイトに指定して検索することができますが。新聞社などのサイトには、読者からの意見などの投稿もあるところもあり、それらの読者がネイティブとは限らないこともありますので、注意が必要です。そのため、"Google" で見つけた例文が、新聞社の記事であること確かめる必要があります。(新聞社の記事であれば、プロの "proof-reader" が確認しているはずですが、できるだけ早く記事を出すために、十分確認する前にサイトに載せていて、間違いがあるものも希にはあるようです。それらは後に訂正されるようですので、少し時間 (多分1日程度) が経った記事のほうが、英語の学習という目的のためにはよいかもしれません。)

今回の "throw away" にどのような前置詞句が続くかは、比較的簡単に捜せるパターンと思います。ヒット数が多いので、適切と思われる例文を選ぶのに時間がかかるくらいと思います。どの "Domain" を指定するにしても、"Google" の検索エンジンでは、"exact phrase" に "throw away * in" や "throw away * from" を指定したり、"throw" を過去形の "threw" にして見ると、多くのヒットがあるはずです。


> MKさんはどんな和英辞書をお使いなのでしょうか。

和英辞典については、私は昔、収録語が20万以上の和英大辞典も含めて、いくつか買いましたが、アメリカに行ってからは、あまり役に立たないことがわかり、むしろ自然な英語を覚えるためには害になると思い、ほとんど使いませんでした。あまり批判的なことを書くつもりはありませんし、和英辞典も時には役立つこともあるとは思いますが、ネイティブには通じないか、通じても不自然な場合も多く、ある程度自然な英語がわかるようになると、よくあれほど通じなかったり、不自然な単語や合成語や例文を載せられるものだと逆に感心することもありました。最近は、和英辞典も、多少はましになったかもしれませんが。

アメリカに住んでいたときは、英語で何と言うかわからないことは、ネイティブに聞くか、あるいは、そのものが販売されているストアーなどに行って、売り場で何と表示されているか実際に見て覚えました。販売されているところを見て知ると、日本語で何と言うかわからないものの英語名を知ることもできます。例えば、アメリカでは家庭で使うランプを部品をばらで買って組み立てることができますが、ランプ本体 ("lamp"、特に "table lamp" や "floor lamp") に傘 ("lamp shade") を取り付けるための金具は "lamp harp" ということ (ハープの形に似ているところもあるためと思いますが、用途も大きさも全く違うのに、多分想像力か何かでそのような名前を付けたものと思います) を、実際にそのようなものを買ってみて知ることができました。それについては、私は日本語で何というか知りませんし、たぶん知る必要もあまりないと思います。また、ドアを開けたままにするために、ドアの下に入れて止めるものを何というのか知らすに、店員に説明して、何を聞いているか理解してもらって、"door wedge" ということを聞いて覚えたこともありました。そして、「カーテン」は "curtain" とはいわず "drapery" というほうが普通であることも知りました。「カーテン・レール」については "curtain rail" などと言っても通じなく、"drapery rod" か "curtain rod" ということも知りました。カーテンを窓の脇に寄せて止めるための細長い布は "tieback" ということも知りました。さらに、ベッド ("bed") のマットレス ("mattress") の位置を高くするために、その下に入れる木の箱に布をかぶせたものを "bed spring" ということも知りました。実際には "spring" (バネ) が入っていないのに "bed spring" というのは、昔はバネが入っていたことがあったため、そのときできた名称らしいということでした。

体験談のようになりましたが、結局は、アメリカでは、アメリカ人が使う単語/合成語/イディオムなどをそのまま使わなければ、ほとんどの場合は通じません。和英辞典などに載っていても、そのようにアメリカ人が言わなければ、通じないことがほとんどでした。和英辞典などに載っている単語や表現などを使っても、アメリカ人のほうが少しは勘を働かしてくれればよいのにと思っても、そうはしてくれません。ほとんどのアメリカ人は、普段自分たちが使っている単語/合成語/イディオムなどでなければ理解してくれないことが多いようです。どれほど文法的に完璧な文を作っても、キーワードが不適切でアメリカ人が普段言わないような単語/合成語/イディオムなどを使うと、通じることは少ないと思います。逆に、会話では、適切なキーワードを言えば、極端なことをいうと文の構造などどうでもよく、あとはシチュエーションで通じることのほうが多いと思います。

その他の単語や表現についても、私は、テレビや映画を見ていて覚えたり、本や新聞などを読んで覚えたものを応用したり工夫したりして、使うことがほとんどと思います。適切な表現がわからなかったときや思いつかないときは、"thesaurus" (類似語辞典) や英英辞典で調べることもあります。

基本的な単語を知っていれば、より適切な単語を捜すためには "thesaurus" (英語圏の信頼できる出版社が出版したものだけ) は役に立つと思います。特に、例文が載っている "thesaurus" がよいと思います。

英語の基本的な単語や表現を知らない人や、あるいは日本語では何というか知っていても英語で何というか知らない場合は、和英辞典を使うことになるとは思います。しかし、その場合でも和英辞典に載っている表現が、実際にネイティブが使っているかどうか、コーパスや、英語圏で出版された本や、ネイティブのために書かれたサイトなどで、検索してみて確かめたほうがよいと思います (ただ、サイトを "com" や "edu" や "uk" などに限定するだけでは、現在はネイティブでない人が書いた文章で溢れているようですので、注意が必要です)。そして、ただ見つかるかどうかではなく、どのような文で、どのようなシチュエーションで使われているかよく見てみるほうがよいと思います。もし、あまり使われていないことがわかれば、和英辞典に載っていた単語を出発点として、"thesaurus" や英英辞典 (英語圏の信頼できる出版社が出版したものだけ) で調べて、より適切と思える単語や表現を見つけ出して、再度コーパスなどで検索してみるのがよいと思います。

しかし、以前に述べたことの繰り返しになると思いますが、何れにしても、英語らしい表現ができるようになるためには、よい英語を使うネイティブの会話や文章にできるだけ多く触れて、自然に覚えて慣れていくことが、最もよい方法と思います。

Re^4: 前置詞 from の用法

2007-07-23 18:41
MKさん。

ご返事が遅くなり申し訳けありません。仰っていることはよくわかりました。
"Book Search"の検索はややこしそうなので、トライ結果は日を改めてご報告いたします。
今回もいろいろと教えていただきありがとうございました。

並べ替え

2007-07-22 13:10
[ ]内の語を並べ替えて2つの文がほぼ同じ意味になるようにするという問題ですが。
考えて見たのですが、よく分かりませんでした。
分かる人がいたら、教えて下さい。
(1)・This is the most impressive speech I have ever heard.
・I have never heard[this/an/as/impressive/speech/such].
A:I have never heard this such as an impressive speech.
(2)・Because I didn't know her address,I couldn't write to her.
・Had I [have/her address/could/I/known/written]to her.
A:Had I have known her address I could written to her.

Re^1: 並べ替え

2007-07-22 16:35
1.I have never heard such an impressive speech as this.
2.Had I known her address I could have written to her.

Re^2: 並べ替え

2007-07-22 23:52
ありがとうございます。
役に立ちました。

確定した未来を表す時の現在単純形と現在進行形との使い分け

2007-07-03 19:07
確定した未来を表すのに、現在単純形と現在進行形(be+ing形)の二つがあります。
まず、文法サイト、文法書の内容を記載します。

1.日本の英文法サイト(英語喫茶)での違いの説明
  現在形の未来表現とはすでに決定されていることで、According to the timetableを加えることができるように、変更をする
  ことができない、いわば「確定的な未来の予定」である。
  現在進行形の未来表現は、現在時制の未来表現の意味に近く、すでに確  定されている出来事ということができる。
  しかし、それでも現在時制の未来表現よりは確定度は低く、変更が可能な未来の出来事について用いられる。
 [例文]
  The train leaves at 7:30 this evening.
  We start for Istanbul tonight.
  We arrive tomorrow morning.

  She is leaving Japan tomorrow.
  I'm having several people for dinner.
  I'm bringing the apple pie to my aunt.
  My parents are staying with me.

 (質問者の私見:抽象的で差がよく分からない)

2.私が持っている文法書での説明
  個人的な予定を表す場合は現在進行形を使う。(3項と同一)
  団体の場合は現在単純形を使う。

3.外国の英語サイトでの説明
(1)ZOZANGA COM
  We sometimes use the simple present form to discuss future events.
  Especially when talking about official events that happen at a set time such as timetables, meetings,
  itineraries, programmes etc.
  Q) "What time does the train leave?" A) "It leaves at 17.30."
  Q) "What time does the meeting begin tomorrow?" A) "It begins at 8.00am."
  Q) "What time do you arrive at the airport tomorrow?" A) "I arrive at 6.30pm."
(2)About com
  ・Simple presen:Used for scheduled public events such as train and plane schedules,
  course schedules, etc
  ・Present continuous (be+ing形):Used for planned or personally scheduled events.

2、3項の説明からofficial events that happen at a set time such as timetables, meetings, programmes etc.は現在単純形、personally scheduled eventsは現在進行形を使う。と考えていました。
 [例文]
  I leave for New York tomorrow.(会社の出張等)
  I’m leaving for New York tomorrow.(個人的観光旅行等)

しかし、下記①~⑤のようにpersonally scheduled eventsでありながら現在単純形が使われていました。
 ①I see my doctor tomorrow  ②’I'm seeing my doctor tomorrow
 ②I see the movie tomorrow  ②’I'm seeing the movie tomorrow 
 ③Today I stop practicing at 4:00.
 ④I’m busy tomorrow. (I’m free tomorrow.) 
 ⑤What do we do now? 今度は何をしましょうか。

 ③の例文には以下の説明がついていました
 「今日は4時に練習をやめます」は、Today I stop practicing at 4:00. と現在形が使われていますが、
「4時に練習をやめることがスケジュールとして確定しています」という感じです。この使い方は日常会話ではよく使われます。日常会話では、未来のことでも現在形を使って簡潔に表現する方が、好まれるからです。
現在時制は、予定が確定している未来を表します。The soccer game starts at 3:00.「サッカー試合は3時に始まる」、The bus leaves at 2:00. 「バスは2時に出発する」など、個人的なスケジュールより公共性のある予定によく用いられます。
ただ、この文章は、I am stopping ~と進行形にする方が、文法的にはしっくりきますね。

[personally scheduled eventsで現在単純形が使われていることに対する推論:別のサイトで述べられていました]
現代の英語話者は、個人的なことでも、スケジュールとして確定化した未来については、be doing (=be ~ing )よりも do (現在単純形)を使う傾向が強いようです。この背景の一つには、現代の英語話者(とくに米国の英語話者)の現在時制用法には、父祖がしゃべっていた他の欧州語の現在時制用法の影響があるのではないか・・・というのが私の憶測です。「現在継続している動作状態」という意味での be doing という連語形式は英語独特のもので、それを更に、「その動作へ向かって進行して状態」という意味で近未来の用法に使うという用法は、(オランダ語を除く)他の欧州語はないようです。ほとんどの欧州語では、「現在継続動作」や「確定化近未来」は単純現在時制でカバーされています。家族がそういった単純現在時制の使い方をしていれば、子供たちも自然と、単純現在時制を「確定化近未来」に使うようになるのではないか・・・というのが私の根拠のない独断的な憶測です。

そこで、質問です。
1.①②③等のpersonally scheduled eventsで現在単純形が使われているのは、文法的には誤りであるが、
 上記推論で市民権を得たと考えたいのですが、どうでしょうか。
2.④のように状態を表す場合は進行形が使えないので、personally scheduled eventsでも現在単純形を使うしかないという
 ことでしょうか。
3.⑤は明らかに「何をしましょうか。」と言っているので、確定した未来表現はないのに、なぜ⑤が成立するのでしょうか。
 普通はWhat shall we do now?だと思うのですが。

Re^1: 確定した未来を表す時の現在単純形と現在進行形との使い分け

2007-07-05 09:18
chaispeed さん、

確定した未来のことをいうのに、単純現在形が適当か、現在進行形が適当かについてのガイドラインのようなものはあると思いますが、特に絶対的な決まりはないと思います。

概して、確定した未来のことをいうのに、現在進行形、または "be going to ..." を使うのが一般的で、あるシチュエーションでは単純現在形が使われることも、ときどきあるということになると思います。

それについては、

"A Comprehensive Grammar of the English Language" ("CGEL"), by Randolph Quirk, Sidney Greenbaum, Geoffrey Leech, Jan Svartvik, May 1985 (ISBN: 0-582-51734-6) という参考書の "Some means of expressing future time" に関する章の中で:
4.44 Present progressive
4.45 Simple present

"Practical English Usage", by Michael Swan (ISBN: 0-19-442098-1) という参考書の "Future" に関する章の中で:
214 present progressive
215 simple present

"Cambridge Grammar of English", by Ronald Carter, Michael McCarthy, April 2006 (ISBN: 0-521-67439-5) という参考書の "Future Time" に関する章の中で:
362 "Be going to" and the Present Progressive
369 The Present Simple

にも載っています。そして、上記の参考書には、ほぼ同じようなことが説明されています。それをまとめると以下のようになると思います:

未来の計画、決定、手配したことについては、現在進行形、または "be going to" が一般的に ("commonly") 使用されます。特に、現在進行形は、既に手配済みのことについて使われることが普通 ("usually") です。

予め確定している未来の出来事 (スケジュール、時間表、プログラムなどによる) について、ときどき ("sometimes") 単純現在形が使われることがあります。

すなわち、確定した未来の出来事でも、単純現在形を使われることは、ときどきで、現在進行形または "be going to ..." が使われることが一般的です。(現在進行形と "be going to ..." については、質問 [1049] に対する一連のレスで述べました。)

単純現在形が使われるのは、例えば、交通機関など時間表によるもの、日程表に基づく旅行などの予定 ("Cambridge Grammar of English" の 369 に例が載っています) など、必ず起こる自然現象 ("CGEL" に例が載っています) などもあります。

"Cambridge Grammar of English" の 369 に載っている例:

  [two people exchanging information about their respective travel arrangements]
  A: So you’re going on the …?
  B: Twentieth. On the twentieth. And then I come back=
  A: November the twelfth.
  B: Yeah. Cos I leave on the eleventh but I do come overnight so I should be back here on the twelfth.

(上記の例でも、A の最初の質問は現在進行形で、それに対する B の答えは単純現在形となっています。) (その参考書は、"Cambridge Corpus" による実際に使用された例文を載せています。)

"CGEL" の 4.45 に載っている例:

  When is high tide?

また、"CGEL" の 4.45 には、次のような説明があります:

The simple, like the progressive, is used with dynamic transitional verbs "arrive", "come", "leave", etc, both constructions having the meaning of 'plan' or 'programme':

  The plane takes off at 20:30 tonight. [a]

  The plane is taking off at 20:30 tonight. [b]

The simple present, however, stresses the predetermined nature of the happening: while [b] could well refer to a rescheduled take-off time (as a result, say, of a delay), this interpretation of [a] would be unlikely.

すなわち、そのような動詞では、単純現在形では予め定まっていたことを強調し、例文 [b] のような現在進行形では、予定が変更になったということがありえます。例文 [a] では、予定が変更になったということは、ありそうもないとなっています。


> 1.①②③等のpersonally scheduled eventsで現在単純形が使われているのは、文
> 法的には誤りであるが、
>  上記推論で市民権を得たと考えたいのですが、どうでしょうか。

それについては、全て文法的には問題ないと思います。ただ、シチュエーションによっては、そのような表現が一般的ではないと思えることもあると思います。何れにしても、現在進行形や "be going to" を使うほうが一般的で、単純現在形を使うことは、上述したようなシチュエーションで、ときどきあるくらいであると考えてよいと思います。

以前も述べたと思いますが、可能な限り、ネイティブが実際に用いた文があるような信頼できるソースからの例文を参考にするほうが、よいと思います。


> ①I see my doctor tomorrow.

予約があり、それを基に話している場合は、ありえると思います。


> ②I see the movie tomorrow.

例えば、特別な招待券などで明日の日付が書いてあるので、明日映画に行く場合は、ありえると思います。また、例えば、大学などで映画に関係する学問を専攻していて、授業で明日映画を観ることになっている場合は、ありえると思います (そのような場合は、 personal なことか、そうでないかは一概に言えないと思いますが)。


> ③Today I stop practicing at 4:00.

例えば、練習をする場所の時間表などで、自分が練習する時間が 4:00 までと決められている場合は、ありえると思います。


特に、現在のネイティブが未来のことをいうのに単純現在形を使う傾向が強いというようなことはないと、私は思います。むしろ、現在進行形を使うほうが圧倒的に多いと思います。アメリカの日常生活で、実際に、単純現在が使われた例を聞いたのは、ニュースなどで例えば大統領などの訪問日程など、その他政府関係などについての報道する場合 (ただ、そのような場合でも "will" が使われていることはよくあったと思います) や、テレビ番組の放送時間の案内くらいと思います。日常の会話などでは、仕事でも遊びでも、未来のことをいうのに単純現在形を使うことは、ほとんどないと思います。

また、確定した未来のことでは、"will be [-ing 形]" を使うほうが、単純現在形を使うよりも、まだ多いと思います (その場合の "will be [-ing 形]" は、自分の意思でするわけではなく、既に決められているということを強調するため)。 ("will be [-ing 形]" については、それ以外の用法もあり、詳しいことは上記の参考書にも載っています。)

未来の話をするのに、単純現在形を使用することは、昔のイギリスでもあったと思われます。例えば、インタネットの電子本のサイト "Project Gutenberg's" で捜すと、昔のイギリスの作家が書いた小説の中に以下のような例がありました:

[1] "Mrs. Jennings told me," said he, "that you wished to speak with me, at least I understood her so--or I certainly should not have intruded on you in such a manner; though at the same time, I should have been extremely sorry to leave London without seeing you and your sister; especially as it will most likely be some time--it is not probable that I should soon have the pleasure of meeting you again. I go to Oxford tomorrow."
- 出典は "Sense and Sensibility", by Jane Austen (1811)
("Jane Austen" は、1775年にイギリスの "Steventon" で生まれたイギリスの小説家)

[2] Francis consulted a small, green morocco pocket-book.
"Can't to-morrow," he said, "nor yet the day after. But perhaps I could get a few days' leave next week."
"Next week's no use. I go to Baireuth next week."
"Baireuth? Who's Baireuth?" asked Francis.
"Oh, a man I know. His other name was Wagner, and he wrote some tunes."
Francis nodded.
- 出典は "Michael", by E. F. Benson
("E. F. Benson " は、1867年にイギリスの "Berkshire" で生まれたイギリスの小説家)

余談になりますが、ヨーロッパ系の主な言語では、英語と似たように "be [-ing 形]" を取る言語には、スペイン語で、"estar (英語の "be" に相当するが、一時的な意味がある) [gerundio (動名詞)]" で進行を意味するのがあるようです。ただ、英語では進行形が使える幅が広く、進行を意味しないものまで広く使われていることと異なり、スペイン語のその形は、一般的に進行に限られているようです。私が知る限りでは、フランス語、ドイツ語、ロシア語にはそのような形はありません。それらの言語には現在完了形もありません (フランス語とドイツ語には "[助動詞の現在形] [過去分詞]" の形はありますが「複合過去」などと呼ばれ、過去のことを表すために使われるために、英語の現在完了形とは一般的に異なると理解されているようです) (ロシア語には、一般的に同じ意味を持つ動詞が完了体動詞と不完了体動詞のペアがあります)。そのため、フランス語 (フランス語の「半過去」などを含めて)、ドイツ語などと英語の間で訳などを行う場合はシチュエーションによって適切な時制/相の選択が必要となるようです。親戚と思えて、単語については共通のもの (共通の語源) が多い言語間でも、時制については、それぞれ異なるところがあり、そのようなことは、英語圏以外からアメリカ合衆国へ移住してきた人々は、当然のこととして意識していたと思います。そして、英語の時制/相の正しい使い方を意識的に学んだほうが多いと思います。(ある民族の地域だけで暮らして、そこから出ない人は別ですが、そのようなケースは、西ヨーロッパ系のアメリカ合衆国への移民には、少なかったと思います。少ない例を挙げれば、ルイジアナ州 ("Louisiana") のニュー・オーリンズ ("New Orleans") に、ある意味では特殊なフランス語を話す民族の集まりがあったと言えるかもしれません。)

また、アメリカに住んでいたときに、同じくアメリカに住んでいた日本人で、子供 (男子で、多分7、8歳くらいであったと思います) がいる人から聞いた話ですが、その子供はアメリカの学校に通っていて、学校では英語で話し、家庭では日本語で話し、両親よりも英語は得意なのですが、英語と日本語の間の通訳はできないと言っていました。また、以前に "immersion" 関係の記事で読んだのですが、移民の低年齢の子供が、家庭で両親とは英語以外の言語でコミュニケーションを行い、学校では英語でコミュニケーションを行う場合は、それぞれ独立した言語として習得し、2つの言語間で影響するというような現象は起こらないのが一般的であるそうです。低年齢の子供はそれぞれの言語で習得したことを基に、それぞれの言語で会話をするのが一般的であるそうです。そして、両親が異なる言語を話す子供がそれぞれの言語を各親から習得した例では、各親と各言語でコミュニケーションをすることができますが、1人の親と1対1で他の親の言語をわざと使うと、最初は混乱してしまうそうです。特に子供は、相手によって異なる言語を使い分けることができるそうです。そのようなことから、移民の子供などは、英語を独立した言語として習得し、両親の英語以外の言語が影響することはあまりないと考えられると思います。

そのため、仮に、他の言語の影響があるにしても、移民や外国人の大人や高年齢の子供が、一時的に不自然な表現をする程度で、それが言語を変えてしまうような現象はあまり考えられないと、私は思います。


> 2.④のように状態を表す場合は進行形が使えないので、personally
> scheduled eventsでも現在単純形を使うしかないという
>  ことでしょうか。

> ④I’m busy tomorrow. (I’m free tomorrow.) 

それについては、be-動詞の単純現在形を使う場合と "be going to be" を使う場合と "will be" ("'ll be") を使う場合があります。

そのような場合に、"be being ..." などと "be" 動詞やその他の状態などを表す動詞を現在進行形にすることは、一般的にはないことが、"CGEL" の 4.44 にも説明があります。

例えば、イギリスのコーパス "The British National Corpus" ("BNC") で、"busy tomorrow" というパターンで検索すると、全部で11件あり、以下のようになっていました:

'll be 3件
shall 1件
be going to be 3件
単純現在形 3件 (3件とも疑問文)
動詞句を省略 1件

"free tomorrow" は、全部で5件あり、以下のようになっていました:

'll be 1件
be going to be 1件
単純現在形 2件 (1件は疑問文、他の1件は "if" 節内の従属節)
could 1件 (可能性を表す "could")


> 3.⑤は明らかに「何をしましょうか。」と言っているので、確定した未来表現
> はないのに、なぜ⑤が成立するのでしょうか。
>  普通はWhat shall we do now?だと思うのですが。

> ⑤What do we do now? 今度は何をしましょうか。

そのような単純現在形の疑問文は、相手に指示を求める場合に使われる疑問文です。

それについては、"Practical English Usage" の 215.3 にも載っています。

また、かなり昔に制作されたアメリカの有名な映画の台詞でも、そのような単純現在形の疑問文を使っている例がありました:

[3] Dorothy: But how do I start for Emerald City?

[4] Dorothy: Now which way do we go?

- 上記の例文 [3] と [4] の出典は "The Wizard of Oz", Metro-Goldwyn-Mayer (MGM), released 1939

(余談ですが、"The Wizard of Oz" は、アメリカでいろいろなコマーシャルでもシーンや台詞や、それらをもじったものが使われるほど有名となっています。)

そのような用法は、確定した未来表現ではなく、別の用法で、相手に指示を求める場合の用法と考えるのが妥当と思います。しかし、普段、それほど使われるような表現ではないと思います。

また、特に困ったような場合で、何をしたら良いかわからない場合は、"be going to ..." を使うこともよくあります。アメリカの映画の台詞では、以下のような例がありました:

[5] Belle: Oh, Papa, what are we going to do?
- 出典は "Beauty and the Beast", Walt Disney Pictures, released 1991


確定した未来にしても、その他の未来にしても、どのような表現がされるかについて、ある傾向はあると思いますが、絶対的なことはないと思います。

Re^2: 確定した未来を表す時の現在単純形と現在進行形との使い分け

2007-07-06 09:38
MKさん。わかりやすい説明ありがとうございました。もう少し御意見を伺いたいと思いますので宜しくお願い致します。

1.>予め確定している未来の出来事 (スケジュール、時間表、プログラムなどによる) について、ときどき ("sometimes") 単純現在形が使われることがあります。
+「ときどき」なのですか。質問[2470]では書きませんでしたが、別の文法書には以下のとおり記載されています。
 確かに絶対とは書いていませんが、これでは「ときどき」とは思えません。MKさんはどう思われますか。
   「現在形は未来を表すことがある。しかしそれはカレンダー的な事実・プログラム・タイムテーブルなど、すでに起こることが
   確実視されるものに限定されている。」

2.>"Cambridge Grammar of English" の 369 に載っている例:
 B: Yeah. Cos I leave on the eleventh but I do come overnight so I should be back here on the twelfth.
+上記のCos とはどういう意味でしょうか。単純な質問ですみません。

3.>①I see my doctor tomorrow.
 予約があり、それを基に話している場合は、ありえると思います。
 ②I see the movie tomorrow.
 例えば、特別な招待券などで明日の日付が書いてあるので、明日映画に行く場合は、ありえると思います。
 また、例えば、大学などで映画に関係する学問を専攻していて、授業で明日映画を観ることになっている
 場合は、ありえると思います
 ③Today I stop practicing at 4:00.
 例えば、練習をする場所の時間表などで、自分が練習する時間が 4:00 までと決められている場合は、ありえると思います。
+これらの説明はすごく納得しました。
 ④I’m busy tomorrow. (I’m free tomorrow.)に関しては “BNC”では副詞節でない平叙文が検索されなかったようですが、
 ①~③のように理屈を付けることは出来ませんでしょうか。

4.>The plane takes off at 20:30 tonight. [a]
 The plane is taking off at 20:30 tonight. [b]
 すなわち、そのような動詞では、単純現在形では予め定まっていたことを強調し、例文 [b] のような現在進行形では、
 予定が変更になったということがありえます。
 例文 [a] では、予定が変更になったということは、ありそうもないとなっています。
+質問で書いた下記英文法サイト(英語喫茶)の説明を少し疑っていたのですが、正しいことがわかり、すっきりしました。
 「現在進行形の未来表現は、現在時制の未来表現の意味に近く、すでに確定されている出来事ということができる。
 しかし、それでも現在時制の未来表現よりは確定度は低く、変更が可能な未来の出来事について用いられる。」
 疑っていたのには理由があります。東京工芸大学非常勤講師の加藤典子さんの
 「英語の現在進行形と西洋哲学」という論文で以下のように記述されていたからです。
  「現在進行形は必ず100%実行する予定しか表せないことである。」
 仮にも大学の論文でこの記述はおかしいと思われませんか。英語学習者を惑わしています。

5.> ⑤What do we do now? 今度は何をしましょうか。
 確定した未来表現ではなく、別の用法で、相手に指示を求める場合の用法と考えるのが妥当と思います。
+納得致しました。
 それではWhat shall we do now?では共に考える。というニュアンスになりますでしょうか。
 又、What are we doing now? ではどのようなニュアンスになりますでしょうか。
 
6.実際に使える英語のための英文法を提唱して、教えておられる大西泰斗先生、田中茂範先生でさえ、
 現在単純形と現在進行形による未来表現の違い(下記①、②のような違い)について言及されていません。
 敢えてさけているようにさえ思えます。
 大学教授で、今回MKさんが説明されている内容は当然知っておられる筈だからできると思うのですが、
 不思議です。この点に関して、もし御意見があればお聞かせ願えませんか。
 ① I leave for New York tomorrow.
 ② I’m leaving for New York tomorrow.

7.>以前も述べたと思いますが、可能な限り、ネイティブが実際に用いた文があるような信頼できるソースからの
 例文を参考にするほうが、よいと思います。
+承知しております。しかし、信頼できるソースを読みきる実力がまだ無いため、もう少し英語力がつくまでは、
 MKさんのお世話にならざるを得ません。

Re^3: 確定した未来を表す時の現在単純形と現在進行形との使い分け

2007-07-07 23:25
chaispeed さん、

> 1.>予め確定している未来の出来事 (スケジュール、時間表、プログラムな
> どによる) について、ときどき ("sometimes") 単純現在形が使われることがあ
> ります。
> +「ときどき」なのですか。質問[2470]では書きませんでしたが、別の文法書に
> は以下のとおり記載されています。
>  確かに絶対とは書いていませんが、これでは「ときどき」とは思えません。MK
> さんはどう思われますか。
>    「現在形は未来を表すことがある。しかしそれはカレンダー的な事実・
> プログラム・タイムテーブルなど、すでに起こることが
>    確実視されるものに限定されている。」

あまり参考書などを書き写し過ぎると著作権法などに触れて、この掲示板の管理人さんにもご迷惑をかけてしまうかもしれませんが、この疑問について考えるのに必要と思えるところだけ書き写します。ネイティブの有名な英文法の先生/研究者が書いた参考書では、以下のように書かれています (法助動詞 "may" や "can" を使って、断言を避けている/1つの選択肢に過ぎないことを示唆しているようなところもあったり、副詞 "sometimes" や "commonly" などが使われているところもあることがわかると思います)。

単純現在形での未来表現に関して:

"CGEL" の 4.45 の説明:

... <従属節に関する説明省略> ...

In main clause, the future use of the simple present may be said to represent a marked future of unusual definiteness, attributing to the future the degree of certainty one normally associate with the present and the past. It is used, for example, for statements about the calendar:

... <例文省略> ...

"Practical English Usage" の 215 の説明:

We can sometimes use the simple present to talk about the future. This is common when we are talking about event which are part of a timetable, a regular schedule or something similar.

... <例文省略> ...

"Cambridge Grammar of English" の 369 の説明:

References to fixed events in the future (e.g. schedules, timetables and firm arrangements) are often made using the present simple:

... <例文は、レス [2498] に載せた通り >

現在進行形での未来表現に関して:

"CGEL" の 4.44 の説明:

The present progressive can refer to a future happening anticipated in the present. Its basic meaning is: FUTURE ARISING FROM PRESENT ARRANGEMENT, PLAN, OR PROGRAMME:

... <例文省略> ...

"Practical English Usage" の 214.1 の説明:

We use the present progressive for future actions and events that have some present reality. It is most common in discussions of personal arrangements and fixed plans, when the time and place have been decided.

... <例文省略> ...

"Cambridge Grammar of English" の 362 の説明:

"Be going to" and the present progressive are commonly used for referring to future plans, decisions and arrangements. Sometimes either form can be used, sometimes there are contrasts in meaning between them, and sometimes one form is preferred. "Be going to" is more frequent in spoken and informal contexts.
In general, "be going to" and the present progressive can both be used to refer to future events when there is greater involvement on the part of the speaker in the decision-making process:

... <例文省略> ...

上記の参考書の説明からも、日常的には、どちらを使うことが適切であろうケースが多いか、わかると思います。

個人的な予定を言うのに、単純現在形を使うと、予め決められていた予定表などの通りであることを強調することになると思います。そのため、自分の意思よりも予定表に従って行動しているような印象を与え、通常の場合は不自然になることもありえると思います (例えば、予定表などを見ながら、自分の予定を言うような場面では不自然ではないと思いますが、日常、そのようなことがどれくらいあるか想像してみて下さい)。

さらに、特にカレンダによる場合など、確実な未来の出来事をいう場合に、法助動詞 "will" が使われることもあるために、単純現在形の出番が少なくなることも影響している可能性があると思います。

"Cambridge Grammar of English" の 363 に、次のような説明と例文があります:

"Will" may be used to state absolute certainties about the future:

  My birthday will fall on a Tuesday in 2007.

上記の例のように、カレンダによって間違いないことであっても "will" を使うこともあります。

(未来の表現で "will" の守備範囲は広く全般に渡っていて、ところどころで、その他の表現のほうが、適切な場合もあると考えるほうが良いくらいであると、私は思います。)

予め確定していると思えるようなことについても "will" が使われている例が、アメリカのブッシュ大統領のある演説の1つのパラグラフにもありましたので、挙げます (それ以外の用法と解釈できると思える "will" もあり、1つのパラグラフでそれだけ揃うのは珍しいほうと思います):

[1] We will use America's full diplomatic resources to rally support for Iraq from nations throughout the Middle East. Countries like Saudi Arabia, Egypt, Jordan, and the Gulf States need to understand that an American defeat in Iraq would create a new sanctuary for extremists and a strategic threat to their survival. These nations have a stake in a successful Iraq that is at peace with its neighbors, and they must step up their support for Iraq's unity government. We endorse the Iraqi government's call to finalize an International Compact that will bring new economic assistance in exchange for greater economic reform. And on Friday, Secretary Rice will leave for the region, to build support for Iraq and continue the urgent diplomacy required to help bring peace to the Middle East.
- 出典は "President Bush's Speech on Troop Levels", from the White House, began just after 9 p.m. ET., January 10, 2007

上記 [1] の例の " We will use America's full diplomatic resources to rally support for Iraq from nations throughout the Middle East." については、多分、既に決定された政府の方針であると思いますが、"will" が使われています (ブッシュ大統領が、その場で (演説の途中で)、思いついたわけではありません)。

"We endorse the Iraqi government's call to finalize an International Compact that will bring new economic assistance in exchange for greater economic reform." については、関係節内に "will" が使われていますが、それは、ある意味では、仮定的な見込み (実際に "an International Compact" が実行された場合はそのようになるなどの意味) を表すと考えられると思います。

"And on Friday, Secretary Rice will leave for the region, to build support for Iraq and continue the urgent diplomacy required to help bring peace to the Middle East." については、予め確定しているライス長官の訪問予定であると思いますが、"will" が使われています (彼の部下であるライス長官が「出かけるでしょう」などと彼が予測しているわけではありませんし、彼女の「出かけるつもりです」などという、まだ具体的ではない意志を言っているわけではありません)。

上述したことをまとめると、確実に起るという理由で単純現在形が使われるわけではなく、概して、スケジュール、時間表、プログラムなどによって確定しているような状況であることを、特に言いたいために、単純現在形が使われるということになると思います。それに対して、現在進行形は、現在、手配/準備や計画などがあることを言いたいために使われ、特に個人的なことについては最もよく使われる表現ということになると思います。また、確定していること/確実に起ることについて法助動詞 "will" が使われることもあります。

何れにしても、レス [2498] の最初でも述べましたが、確定した未来についての表現について、ガイドラインのようなものはあっても、絶対的な決まりはないと思います。(日本語で、確定している未来の出来事をいうのに、絶対この表現を使わないとならないというものがあるかどうか、考えてみて下さい。英語も、日本語の場合と似たように考えられるところがあると思います。)


> 2.>"Cambridge Grammar of English" の 369 に載っている例:
>  B: Yeah. Cos I leave on the eleventh but I do come overnight so I
> should be back here on the twelfth.
> +上記のCos とはどういう意味でしょうか。単純な質問ですみません。

"Because" の意味です。会話ではそのようにいうことが多くあります (単語のアクセントがない音節が落ちたと考えられると思います。)


> 3.>①I see my doctor tomorrow.
>  予約があり、それを基に話している場合は、ありえると思います。
>  ②I see the movie tomorrow.
>  例えば、特別な招待券などで明日の日付が書いてあるので、明日映画に行く
> 場合は、ありえると思います。
>  また、例えば、大学などで映画に関係する学問を専攻していて、授業で明日
> 映画を観ることになっている
>  場合は、ありえると思います
>  ③Today I stop practicing at 4:00.
>  例えば、練習をする場所の時間表などで、自分が練習する時間が 4:00 まで
> と決められている場合は、ありえると思います。
> +これらの説明はすごく納得しました。
>  ④I’m busy tomorrow. (I’m free tomorrow.)に関しては “BNC”では
> 副詞節でない平叙文が検索されなかったようですが、
>  ①~③のように理屈を付けることは出来ませんでしょうか。

レス [2498] で説明しましたが、be-動詞のように状態などを表す動詞では、未来のことをいうのに、一般的には現在進行形にはしません。そのため、そのような動詞で単純現在形で未来とことをいう場合は、動作などを表す動詞では単純現在形を使うほうが適切であろう場合と、現在進行形が適切であろう場合の、どちらも含まれているとも考えられると思います (現在進行形と単純現在形の違いも絶対的ではないため、そのように考えることが、意味があるかどうかは不明ですが)。

> I’m busy tomorrow.

予定が入っていて、それによれば、当然忙しくなる場合や、自分で何かをしたい (例えば部屋の片付けでも) ために忙しくなる場合、などが考えられると思います。

> I’m free tomorrow.

特に最初から何も予定がない場合 (特に、誰かから明日の予定を聞かれた場合の応答) や、予定していたことがなくなったために暇になる場合、などが考えられると思います。


> 4.>The plane takes off at 20:30 tonight. [a]
>  The plane is taking off at 20:30 tonight. [b]
>  すなわち、そのような動詞では、単純現在形では予め定まっていたことを強
> 調し、例文 [b] のような現在進行形では、
>  予定が変更になったということがありえます。
>  例文 [a] では、予定が変更になったということは、ありそうもないとなって
> います。
> +質問で書いた下記英文法サイト(英語喫茶)の説明を少し疑っていたのですが、
> 正しいことがわかり、すっきりしました。
>  「現在進行形の未来表現は、現在時制の未来表現の意味に近く、すでに確定さ
> れている出来事ということができる。
>  しかし、それでも現在時制の未来表現よりは確定度は低く、変更が可能な未
> 来の出来事について用いられる。」
>  疑っていたのには理由があります。東京工芸大学非常勤講師の加藤典子さんの
>  「英語の現在進行形と西洋哲学」という論文で以下のように記述されていたか
> らです。
>   「現在進行形は必ず100%実行する予定しか表せないことである。」
>  仮にも大学の論文でこの記述はおかしいと思われませんか。英語学習者を惑
> わしています。
> それは、誤解と思います。このレスで上述したことからも、そのようなことで
> はないとわかると思います。

それらのサイトに書いてあることやそれらの論文に、何が書いてあるか、私は知りませんし、興味もありません。もし、それらの文章を全部読んでも、本当にそのように書かれていると解釈できるなら、多分間違った内容か誤解を招く内容と思えますので、そのようなサイトや論文は無視するほうが無難と思います。(一般論として、論文は、その分野についての知識や経験があり、それを批判できる人が読むものです。その分野で最先端のことを知りたい場合は、論文を読むことになると思いますが、逆にその分野になじみがない人が読んだ場合は、惑わされたり、誤解したりするのはある意味では当然と思います。)

少なくても、"CGEL" の 4.45 にある説明と例文は、そのようなことは言っていません。

  The plane takes off at 20:30 tonight. [a]

  The plane is taking off at 20:30 tonight. [b]

例文 [a] は、元々のフライト・タイムテーブルの時刻 (一種の 'plan' or 'programme') 通り ("20:30") に、航空機が離陸予定であることを強調しています。それに対して、例文 [b] は、何かの理由で元々のフライト・タイムテーブルの時刻 (その文には出てこない) ではなく、変更された時刻 ("20:30") で、航空機が離陸予定であることを言っている可能性が考えられます。しかし、例文 [a] も [b] も、今晩その時刻 ("20:30") に離陸することの確実性がどうであるかについては、"CGEL”では全く述べられていません。(余談ですが、航空機はゲートを離れても、空港管制からの指示によって、滑走路まで向かうのに時間がかかることが多いため、離陸する ("take off") 時刻など確実にわかるわけはありません。それに対して、航空機のドアを閉じて「出発する」ということで動詞 "depart" が使われることもあります (その名詞形である "departure" (「出発」) はよく使われます) が、その時刻も、いろいろな事情により、予定通りには進まないことも多いと思います。)

何れにしても、交通機関 (フライト、鉄道など) の予定は、元々タイムテーブルの時刻に従って運行するつもりで、たとえ単純現在形で、そのように案内しても (実際にそのように単純現在形で案内するかどうかは別の話と思いますが)、その後に何かあって変更になることもありえます。そのように、単純現在形が使われた場合は、確実性が高いというわけではなく、ただタイムテーブル通りの予定であることを強調しているに過ぎないと思います。

上記のことについては誤った解釈をしないようにして下さい。タイムテーブル通りの運行の場合でも、現在進行形を使う場合もありえると思います。例えば、フライトで、機体の準備は全て完了していて、あとは乗客を機内に案内すれば出発できるというような状態では、手配が進んでいることを強調して、現在進行形を使っても問題はないと思います。すなわち、タイムテーブル通りあり、手配も進んでいるような場合では、どちらを強調するかによって、単純現在形を使っても、現在進行形を使っても問題ないと思います。しかし、元々のタイムテーブルの予定時刻から遅れた場合には、単純現在形を使うことは、あまりないでしょう ("CGEL" の説明) ということです。(実際に、そのような表現をするかどうかは別の話と思います。多分、"CGEL" はわかり易い例を挙げただけとも思えます。)


> 5.> ⑤What do we do now? 今度は何をしましょうか。
>  確定した未来表現ではなく、別の用法で、相手に指示を求める場合の用法と
> 考えるのが妥当と思います。
> +納得致しました。
>  それではWhat shall we do now?では共に考える。というニュアンスになりますで
> しょうか。
>  又、What are we doing now? ではどのようなニュアンスになりますでしょうか。

> What shall we do now?

それについては、背景や文脈がないと、一概には言えないと思います。"we" に聞き手が入る場合は、「共に考えましょうか」の意味もありえると思います。また、相手の希望などを聞く場合もありえると思います。"we" に聞き手が入らない場合は、相手の意見/希望などを聞く場合がありえると思います。

> What are we doing now?

それについても、背景や文脈がないと、一概には言えないと思います。現在していること (最近していること) に疑問を持って、自己批判や自己非難などの発言など ("rhetorical question") の場合が考えられると思います。また、相手あるいは皆が何かの準備を始めたようで、自分もやる必要がありそうだが、それが何かわからないので質問する場合などが考えられると思います。


> 6.実際に使える英語のための英文法を提唱して、教えておられる大西泰斗先
> 生、田中茂範先生でさえ、
>  現在単純形と現在進行形による未来表現の違い(下記①、②のような違い)
> について言及されていません。
>  敢えてさけているようにさえ思えます。
>  大学教授で、今回MKさんが説明されている内容は当然知っておられる筈だか
> らできると思うのですが、
>  不思議です。この点に関して、もし御意見があればお聞かせ願えませんか。
>  ① I leave for New York tomorrow.
>  ② I’m leaving for New York tomorrow.

挙げられた先生方が書かれたものを、私は読んだこともありませんし、興味もありません。そのような先生方が何故言及しないのか知りたいのであれば、電子メール・アドレスなどを調べて、直接ご本人に問い合わしてみてはどうでしょうか?


> 7.>以前も述べたと思いますが、可能な限り、ネイティブが実際に用いた文
> があるような信頼できるソースからの
>  例文を参考にするほうが、よいと思います。
> +承知しております。しかし、信頼できるソースを読みきる実力がまだ無いため、
> もう少し英語力がつくまでは、
>  MKさんのお世話にならざるを得ません。

以前にも似たようなことを述べたと思いますが、ご自分のレベルにあった比較的簡単な内容の実際の英語 (ネイティブが読むような物語/小説でも、子供向けなどの映画/ドラマ/カートゥーン・シリーズなどでも) から始めて、実際に使われている英語に慣れるほうが、英語の勉強という意味では、効果があると思います (ただ、ネイティブの子供用の物語/小説は、ものによっては普段は使わないような単語や表現が多い場合もあります (日本の子供が漢字を覚えるのに使う時間で、英語の単語をどれだけ覚えられるか想像できると思います))。英語についての正しいかどうか疑わしいような日本語の解説を読んで、悩んでいても、日本語の読解力は上がることはあったとしても、英語については不適切なことを覚えて逆に害になったり、英語に触れる時間も少ないため、英語そのものについては、いつまでも上達の見込みはないと思います。

どの言語を学ぶのも同じと思いますが、極端な言い方をすれば、英語を学ぶことは、英語のネイティブ (標準的な英語を読み書きするネイティブ) の話し方や書き方の物真似をすることによって (あるいは、それらに多く触れ、慣れることによって) 自分のものにすれば良いのであって、彼らが使っている英語について、どのようにもっともらしい理屈を付けても、英語の上達には大して役には立たないと思います (理屈を付けることによって、自分で覚えやすくなれば、役に立つかもしれませんが、普遍的に通用するような理屈は、英語には (多分、その他の言語にも) めったにないと思います)。

Re^4: 確定した未来を表す時の現在単純形と現在進行形との使い分け

2007-07-10 22:35
MKさん。

あともう少しだけお願いします。

1.>予め確定していると思えるようなことについても "will" が使われている例が、アメリカのブッシュ大統領のある演説の1つのパラグラフにもありましたので、挙げます。
+本件は確定した未来というより、下記の5番目で該当するものではないかと思うのですがどうでしょうか。
Future Simple Verv Tense is used:
to make decisions that are made at the time of speaking
to state desire or willingness for something or someone
to state a fact about the future
to predicate a future event or action
to make a formal statement about a future action or event

2.下記はLois Cappsの演説です。
ここではwe stop writing blank checks for this war. We vote today for a new direction in Iraq.
と現在単純形が使われています。
Madam Speaker, I rise to support the conference report on the U.S. Troop Readiness, Veterans’ Health and Iraq Accountability Act.
(中途省略)
Madam Speaker, today we end the era of Congressional fealty to the President’s failed policies in Iraq.
Today we stop writing blank checks for this war. We vote today for a new direction in Iraq.
(以下省略)

この演説(現在単純形)とブッシュ大統領の演説 (will) が同一の状況でどちらかが使われている例と考えればよいでしょうか。

3.>アメリカの日常生活で、実際に、単純現在が使われた例を聞いたのは、ニュースなどで例えば大統領などの訪問日程など、その他政府関係などについての報道する場合 (ただ、そのような場合でも "will" が使われていることはよくあったと思います) や、テレビ番組の放送時間の案内くらいと思います。日常の会話などでは、仕事でも遊びでも、未来のことをいうのに単純現在形を使うことは、ほとんどないと思います。

"Practical English Usage" の 215 の説明:
We can sometimes use the simple present to talk about the future. This is common when we are talking about event which are part of a timetable, a regular schedule or something similar.

"Cambridge Grammar of English" の 369 の説明:
References to fixed events in the future (e.g. schedules, timetables and firm arrangements) are often made using the present simple:

+私が最初に提示した以下の文章でofficial events、public eventsという言葉がでてきますが、MKさんの持っている書籍には出てこなかったみたいです。
Especially when talking about official events that happen at a set time such as timetables, meetings, itineraries, programmes etc.

Simple presen:Used for scheduled public events such as train and plane schedules, course schedules, etc
しかし、このofficial events、public eventsの定義が事実とすると、以下のI’m busy tomorrow. がどうしてもofficial events、public eventsように思えないのです。(しつこくてすみません。)
答えようがないと思われましたら、ご遠慮なく仰ってください。
> I’m busy tomorrow.
予定が入っていて、それによれば、当然忙しくなる場合や、自分で何かをしたい (例えば部屋の片付けでも) ために忙しくなる場合、などが考えられると思います。

4.>attributing to the future the degree of certainty one normally associate with the present
and the past
+この文は ”the future” “the degree of certainty” “one normally associate” と名詞だけが続いています。
また単純な質問をして申し訳有りませんが、訳を教えていただけませんか。

5.本題とは関係ないのですが、[1817]で 出典は ("google" の "Book Search" の結果) というのがあり、
 私もやろうとしてみたのですが、検索できませんでした。
 やり方を教えていただけませんか。

Re^5: 確定した未来を表す時の現在単純形と現在進行形との使い分け

2007-07-11 23:43
chaispeed さん、

> 1.>予め確定していると思えるようなことについても "will" が使われて
> いる例が、アメリカのブッシュ大統領のある演説の1つのパラグラフにもあ
> りましたので、挙げます。
> +本件は確定した未来というより、下記の5番目で該当するものではないか
> と思うのですがどうでしょうか。
> Future Simple Verv Tense is used:
> to make decisions that are made at the time of speaking
> to state desire or willingness for something or someone
> to state a fact about the future
> to predicate a future event or action
> to make a formal statement about a future action or event

その通り、chaispeed さんが挙げられた中の5番目に該当すると思います。そして、確定した未来には違いはありません。すなわち、"formal statement" では、確定した未来でも "will" が使われることが一般的ということです。逆に、"formal statement" で、まだ確定していない未来のことをいう場合 (実際に、そのような場合がどれだけあるかは知りませんが) に、そのような形で "will" が使われるかどうか考えてみて下さい。


> 2.下記はLois Cappsの演説です。
> ここではwe stop writing blank checks for this war. We vote today for
> a new direction in Iraq.
> と現在単純形が使われています。
> Madam Speaker, I rise to support the conference report on the U.S.
> Troop Readiness, Veterans’ Health and Iraq Accountability Act.
> (中途省略)
> Madam Speaker, today we end the era of Congressional fealty to the
> President’s failed policies in Iraq.
> Today we stop writing blank checks for this war. We vote today for a
> new direction in Iraq.
> (以下省略)
>
> この演説(現在単純形)とブッシュ大統領の演説 (will) が同一の状況でど
> ちらかが使われている例と考えればよいでしょうか。

私がレス [2804] で挙げたブッシュ大統領の演説は、行政のトップから国民への演説です。それに対して、chaispeed さんがレス [3174] で挙げた Lois Capps の演説は、議会での投票前に、出席している議員へ向けての演説 (多分、他の議員への呼びかけとも思えます) (多分、自分がその件については主導的な立場であることをアピールして、有権者へのパフォーマンスなどとも思えます) と思えます。何をもって同一の状況と考えるかわかりませんが、そういう意味では、同一の状況ではないと考えられると思います。

その Lois Capps の演説で、 "we stop ..." や "we vote ..." などは、多分、他の議員に対する呼びかけで、一人称複数 (発言者も含む) への一種の命令の表現 ("let's stop ..." や "let's vote ..." などと同じような意味) とも思えます。

(その Lois Capps の演説について上述したことは、私は、その演説の内容を全て読んだわけでもありませんし、その映像を見たわけではありませんので、ただ想像でそのように書いただけです。)

"we" を主語にして、一人称複数への一種の命令の表現とも思えるものには、例えば、映画の台詞の例では、以下のものがありました:

[1] Mary Poppins: Spit spot. And off we go!
- 出典は "Mary Poppins", Walt Disney Pictures, released 1964

[2] Gaston: I say we kill the Beast!
- 出典は "Beauty and the Beast", Walt Disney Pictures, released 1991

上記 [1] の例の "off we go" の副詞 "off" が先頭にきて一種の倒置になっています。

上記 [2] の例で、"I say" の部分は、一種の "performative usage" (遂行用法) による宣言で、"we kill the Beast" の部分が、一人称複数への命令の表現 ("let's kill the Beast" と同じような意味) と考えることができると思います。

上記と同様かそれに近いと思える例が "BNC" を捜しても見つかりました:

[3] Today, we debate a legislative programme that could have been proposed only by a Government who have no purpose other than hanging on to office for a few more months.
- 出典は "BNC", [Hansard extracts 1991–1992]. London: HMSO, 1992

[4] He finishes the last of the champagne, stands up, smiles kindly at her. "Sure, baby. Come on, we go to bed now."
- 出典は "BNC", Tales I tell my mother. Wandor, M; Miner, V; Fairbairns, Z; M Roberts; Maitland, Sara. London: The Journeyman Press, 1978

上記 [4] の例で、"come on" の部分は典型的な命令形ですが、相手の注意を引くような役割をしていて、言いたいことは次の " we go to bed now" であり、一人称複数への命令の表現 ("let's go to bed now" と同じような意味) と考えることができると思います。


> 3.>アメリカの日常生活で、実際に、単純現在が使われた例を聞いたのは、
> ニュースなどで例えば大統領などの訪問日程など、その他政府関係などにつ
> いての報道する場合 (ただ、そのような場合でも "will" が使われているこ
> とはよくあったと思います) や、テレビ番組の放送時間の案内くらいと思い
> ます。日常の会話などでは、仕事でも遊びでも、未来のことをいうのに単純
> 現在形を使うことは、ほとんどないと思います。
>
> "Practical English Usage" の 215 の説明:
> We can sometimes use the simple present to talk about the future.
> This is common when we are talking about event which are part of a
> timetable, a regular schedule or something similar.
>
> "Cambridge Grammar of English" の 369 の説明:
> References to fixed events in the future (e.g. schedules, timetables
> and firm arrangements) are often made using the present simple:
>
> +私が最初に提示した以下の文章でofficial events、public eventsという
> 言葉がでてきますが、MKさんの持っている書籍には出てこなかったみたいです。
> Especially when talking about official events that happen at a set
> time such as timetables, meetings, itineraries, programmes etc.
>
> Simple presen:Used for scheduled public events such as train and
> plane schedules, course schedules, etc
> しかし、このofficial events、public eventsの定義が事実とすると、以
> 下のI’m busy tomorrow. がどうしてもofficial events、public events
> ように思えないのです。(しつこくてすみません。)
> 答えようがないと思われましたら、ご遠慮なく仰ってください。
> > I’m busy tomorrow.
> 予定が入っていて、それによれば、当然忙しくなる場合や、自分で何かをし
> たい (例えば部屋の片付けでも) ために忙しくなる場合、などが考えられる
> と思います。


それについては、chaispeed さんが挙げた説明文:

Especially when talking about official events that happen at a set
time such as timetables, meetings, itineraries, programmes etc.

で、副詞 "especially" が最初にあることに気をつけて、文意を正しく理解するようにして、誤解することがないようにして下さい。"official events that happen ..." 以外には使わないなどとは書かれていません。

また、"Practical English Usage" の 215 の説明や、"Cambridge Grammar of English" の 369 の説明で言及している "timetable" については、交通機関を運営する会社/団体などが発表しているという意味では、"official events that happen at a set time such as timetables" に相当すると思います。

その他は、既にレス [2498] で説明した通りです。特に、未来のことを表現するのに、一般的に現在進行形にしない be-動詞などと、その他の動詞 ("arrive"、"come"、"leave" など) をいっしょにして論じることはできないと思います。

個人的なことと思えることで、未来のことについて、"I'm busy ..." と単純現在形が使われている例が、Google" の "Book Search" で、出版された英語の本の中から検索しても、例えば以下のようなものがありました:

[5] "I'm busy tomorrow."
  "Doing what?"
  "Some friends and I are going out."
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Feather on a Leaf", William Bentonetti, Published 2003, Infinity Publishing

[6] "Besides, I'm busy tomorrow night. Wesley and I are going out to his brother's place to watch the kids."
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Cow Crimes And The Mustang Menace", by Sharon Dunn, Published 2005, Kregel Publications

上記の例文 [5] と [6] では、"I'm busy" のように be-動詞は単純現在形であるのに、"... and I are going ..." のように動詞 "go" は現在進行形であることがわかると思います。


> 4.>attributing to the future the degree of certainty one normally
> associate with the present
> and the past
> +この文は ”the future” “the degree of certainty” “one normally
> associate” と名詞だけが続いています。
> また単純な質問をして申し訳有りませんが、訳を教えていただけませんか。

その文は、-ing 分詞 "attributing ..." が分詞句/節として、主語にかかっていることと、関係代名詞の省略と、不要な前置詞を使わないところ (一部に限られますが、名詞の中には副詞の役割ができるものがあるため) があります。それらを補うと、以下のような文になると思います:

In main clause, the future use of the simple present may be said to represent a marked future of unusual definiteness, attributing to the future (in) the degree of certainty (that) one normally associate with the present and the past.

訳すと、例えば、「主節においては、単純現在形の未来用法は、現在と過去から普通に連想される確実性の度合いで未来を考えた場合に、例外的な確定性という特徴付けられた未来を表現すると言ってもよいかもしれない。」などとなると思います。


> 5.本題とは関係ないのですが、[1817]で 出典は ("google" の "Book
> Search" の結果) というのがあり、
>  私もやろうとしてみたのですが、検索できませんでした。
>  やり方を教えていただけませんか。

"Google Book Search" は、"Google" の検索で "Google Book Search" と入力して検索すれば、一番最初に検索結果があると思います。そのページに行き、"Advanced Book Search" (「検索オプション」) をクリックすると、"words" (「ワード」) や "exact phrase" (「フレーズ」) や "title" (「書籍名」)や "author" (「著者名」) などを入力して、検索できます。多分、書籍名か著者名も入力して、ワードやフレーズを入力して検索するほうが、同一のものが見つかる確立が高いと思います。

ただ、"Google" の検索エンジンは、完璧なものではないように思え、データベース上にある全てのデータを検索できるとは限らなかったり、同じものが何回もダブって検索結果に現れたりすることもあるようで、数日後に同じ検索を行っても、同じ結果になるとは限らないようです。(データベースに新しいデータが常に加わるので、当然のところもあると思います。また、検索結果の順番も入れ替わり、似たような検索結果を隠したりするところもあり、多分、そこのアルゴリズムに何かがあるようにも思います。インタネットのページについては当然と思いますが、出版された本についても膨大なデータがあり、多くのサーバに分散されていて、その間を、多分、インタネット回線か同様な回線でつないでやり取りしていて、そして、各サイトやページのデータをキャッシングしている以外にも、多分、検索結果自体もキャッシングなどをしているものと思いますが、それほど大規模なシステムを、信頼性が確実とは思えない回線でつないで、極めて短期間に結果を出力するようなシステムに信頼性を求めることは、難しいと思います。勿論、ある情報 (ワードやフレーズも含めて) を捜すためには優れたシステムで、多くの人が重宝していると思います。しかし、再現性や検索結果数の正確性などの保証はないと思います。)

Re^6: 確定した未来を表す時の現在単純形と現在進行形との使い分け

2007-07-12 19:08
MKさん。

すべて納得いたしました。しつこい質問にも懇切丁寧に回答頂き、お礼の言葉もございません。

>(その Lois Capps の演説について上述したことは、私は、その演説の内容を全て読んだわけでもありませんし、その映像を見たわけではありませんので、ただ想像でそのように書いただけです。)
+MKさんの回答はすべてを言い当てていると思いますが、念のため、以下に全文を記載します。
もし、追加の御意見がございましたら、お願い申し上げます。
なければ、「特に無し」と一言いただければ、最後のご挨拶をして、本テーマを終了させて頂きます。

[Lois Capps の演説全文]
Statement of the Honorable Lois Capps
On the U.S. Troop Readiness, Veterans' Health and Iraq Accountability Act (HR 1591)
April 25, 2007

Madam Speaker, I rise to support the conference report on the U.S. Troop Readiness, Veterans’ Health and Iraq Accountability Act.
For more than three years, when the President came to Congress to ask for funding for Iraq, the Republican leadership’s only question was, “How much?”
When the President wanted to extend the tours of duty for troops already deployed and imposed stop-loss orders, the Republican leadership’s only question was, “How soon?”
And when the President decided to send more troops to Iraq in one of the failed surges, the Republicans only asked, “How many?”
Madam Speaker, today we end the era of Congressional fealty to the President’s failed policies in Iraq.
Today we stop writing blank checks for this war.
We vote today for a new direction in Iraq.
My constituents know that we can’t win this war militarily. They know that it’s time to start bringing our troops home.
It’s time for the President to stop the rhetoric and work with us to end this war.
Support the troops. Bring them home.
I yield back.

Re^7: 確定した未来を表す時の現在単純形と現在進行形との使い分け

2007-07-13 00:31
chaispeed さん、

Lois Capps の演説全文を読んでみて、改めて気づきましたが、多分、そこで使われている "today we end the era of ..." と "We vote today ..." の文では、その前までの単純過去形を用いた過去の話と対比させて、今日はそれを変えようというのが演説の主旨であると思います。そのため、やはり、他の議員に対する呼びかけで、一人称複数への一種の命令の表現と解釈できると思います。(もし、仮に、議長が単純現在形を使って、中立の立場で "We vote today ..." などと言った場合は、予め確定していた予定を述べただけと解釈できると思いますが、片方の立場で投票する一議員の場合は、わざわざ予定を述べることもないと思います。) (その演説によって他の議員の気持ちがその場で変わるとは思えないので、やはり、本当の目的は、その件で主導的な立場であることをアピールして、有権者へのパフォーマンスなどと思います。)

Re^8: 確定した未来を表す時の現在単純形と現在進行形との使い分け

2007-07-13 20:43
MKさん。

終わりにしようと思っていたのですが、最後の質問をさせてください。

>そういう意味では、同一の状況ではないと考えられると思います。
>片方の立場で投票する一議員の場合は、わざわざ予定を述べることもないと思います。
+下記例文を新グローバル英和辞典で見つけましたが、弱い感じがします。
 We will have our lunch here.
 ここで昼食をしましょう(※we will=let‘s).
ですから以下のように考えました。
ブッシュ大統領の演説の ”We will use...” や ”Secretary Rice will leave...” は ”We use...”や”Secretary Rice leave...” に置き換えることが出来るが、
Lois Cappsの演説の “We vote today ...” 等は “We will vote today ...” のwill文に置き変えることが出来ない。
と考えました。どうでしょうか。

Re^9: 確定した未来を表す時の現在単純形と現在進行形との使い分け

2007-07-14 23:21
chaispeed さん、

> +下記例文を新グローバル英和辞典で見つけましたが、弱い感じがします。
>  We will have our lunch here.
>  ここで昼食をしましょう(※we will=let‘s).

その例文は、平叙文でありながら、一方向の指示/命令を目的とする文と考えることができます。

また、レス [2804] で補足として括弧の中で、未来表現での "will" について少しだけ述べましたが、意志 (決意/意図/主張) を表す "will" の守備範囲も広く、弱い意志から強い意志まで広範囲に及びます ("CGEL" の 4.57 "Will/would('ll/'d)) にも説明があります)。

そのため、それが弱いか強いかは、シチュエーション/文脈など、特に会話であれば口調なども含めて、決まることになります。その文を、どのようなシチュエーションで、どのような口調でいうと、聞き手に弱く感じられたり、強く感じられたりするかどうか想像してみて下さい。何れにしても、そのような単独の文で、強い/弱いを論じても無意味と思います。


> ブッシュ大統領の演説の ”We will use...” や ”Secretary Rice will
> leave...” は ”We use...”や”Secretary Rice leave...” に置き換え
> ることが出来るが、
> Lois Cappsの演説の “We vote today ...” 等は “We will vote
> today ...” のwill文に置き変えることが出来ない。
> と考えました。どうでしょうか。

そのようなことを考えること自体、ナンセンスと思います。たとえて言うならば、「モナリザ」 ("Mona Lisa") の目を青い目に置き換えることができるかどうか、髪を金髪に置き換えることができるかどうか論じることと同じくらいナンセンスと思います。

ブッシュ大統領の国民に対する演説は、多分、アメリカでトップクラスで専任の "speech writer" のグループが検討を重ねて原稿を作ったものと思いますし、Lois Cappsの演説も指折りの "speech writer" が原稿を作ったものと思います。(もし、"speech writing" がどのようなものか興味があれば、インタネットで "speech writer" や "speech writing" などのキーワードで検索するか、英語の書籍を扱っているサイトで、そのようなキーワードで本を捜してみれば、多分見つかると思います。)

特に、

We will use America's full diplomatic resources to rally support for Iraq from nations throughout the Middle East.

という時間を表す語句がない文で、"We use ..." と単純現在形にすると、現在の習慣としてそのようなことを行っているとも取れて、今回の政府の決定であるかどうか不明にも思えます。しかも、パラグラフで最も重要である先頭の文 ("Topic Sentence") を、そのような不明な文にしてしまうと、そのパラグラフの主旨が何であるかも不明になり、聞き手を混乱させる恐れもあるとも思えます。

また、

And on Friday, Secretary Rice will leave for the region, to build support for Iraq and continue the urgent diplomacy required to help bring peace to the Middle East.

では、"Secretary Rice leave for ..." と単純現在形にしても意味は同じと思います。しかし、そのようにすると、ライス長官の日程を述べるのが目的であるとも思え、今回の政府の方針の一環として、ライス長官がそれらの国に訪問するということが薄れて、話の流れに沿っていないような文になるとも思えます。

どのような表現 (時制/相、法、態、語彙などを含めて) を選ぶかは、ただ意味だけが通じればよいのではなく、どのようなシチュエーションや立場で伝えるか、伝えたい内容の主旨は何か、何を強調したいか、話の流れに沿ってスムーズかなど、他にもいろいろな要素があると思います。そのようなことを学ぶのは簡単ではなく、やはり、お手本になるような良い文を作るようなネイティブが書いた文章にできるだけ多く触れて慣れていくことと、信頼できるネイティブ著者が書いたライティングについての本や、場合によってはスピーチについての本などで勉強するのがよい方法と思います。そして、最後は、どのような文/文章を作るかは、個性によるところも大きいと思います。

Re^10: 確定した未来を表す時の現在単純形と現在進行形との使い分け

2007-07-15 15:19
MKさん。

「感謝」という言葉を通り越して「恐れ入りました。」という感じです。

>We will use America's full diplomatic resources to rally support for Iraq from nations throughout the Middle East.
という時間を表す語句がない文で、"We use ..." と単純現在形にすると、現在の習慣としてそのようなことを行っているとも取れて、今回の政府の決定であるかどうか不明にも思えます。しかも、パラグラフで最も重要である先頭の文 ("Topic Sentence") を、そのような不明な文にしてしまうと、そのパラグラフの主旨が何であるかも不明になり、聞き手を混乱させる恐れもあるとも思えます。
And on Friday, Secretary Rice will leave for the region, to build support for Iraq and continue the urgent diplomacy required to help bring peace to the Middle East.
では、"Secretary Rice leave for ..." と単純現在形にしても意味は同じと思います。しかし、そのようにすると、ライス長官の日程を述べるのが目的であるとも思え、今回の政府の方針の一環として、ライス長官がそれらの国に訪問するということが薄れて、話の流れに沿っていないような文になるとも思えます。
+上記の説明は英語について私を次元の違う世界に連れて行ってくれました。(感謝の気持ちです。)

>Lois Capps の演説で、 "we stop ..." や "we vote ..." などは、多分、他の議員に対する呼びかけで、一人称複数 (発言者も含む) への一種の命令の表現 ("let's stop ..." や "let's vote ..." などと同じような意味) とも思えます。
> +下記例文を新グローバル英和辞典で見つけましたが、弱い感じがします。
>  We will have our lunch here.
>  ここで昼食をしましょう(※we will=let‘s).
>その例文は、平叙文でありながら、一方向の指示/命令を目的とする文と考えることができます。
>そのため、それが弱いか強いかは、シチュエーション/文脈など、特に会話であれば口調なども含めて、決まることになります。

+それでは、 Lois Capps の演説の
Today we stop writing blank checks for this war.
We vote today for a new direction in Iraq.
を "we will stop ..." や "we will vote ..." にした場合はどんなニュアンスになるのでしょうか。
(理解力の低い私をお許しください。)

Re^11: 確定した未来を表す時の現在単純形と現在進行形との使い分け

2007-07-15 23:16
chaispeed さん、

> +それでは、 Lois Capps の演説の
> Today we stop writing blank checks for this war.
> We vote today for a new direction in Iraq.
> を "we will stop ..." や "we will vote ..." にした場合はどんな
> ニュアンスになるのでしょうか。

試しに、インタネットでアメリカ政府のサイト ".gov" で、 "Today, we vote ..." と "Today, we will vote ..." のパターンを検索して、アメリカの議会演説の記録と思えるものをいくつか見てみたところ、両方が使われていて、それらのニューアンスの違いは特にないと思えました。

そのため、Lois Capps の演説でも、単純現在形を使っても、"will" を使っても、多分、同じとなる可能性が高いと思います。それ以上詳しいことは、私もわかりません。

Re^12: 確定した未来を表す時の現在単純形と現在進行形との使い分け

2007-07-16 01:11
MKさん。

「未来表現は本当に難しいなあ」というのが実感ですが、大変勉強になりました。ありがとうございました。

これまでは私にとって大きなテーマについてご指導頂きました。
明日以降は小さいテーマですが、やはりどうしても分からないことをお聞き致したく、宜しくお願い申し上げます。

..., starting at not-so-good, and rising to terrific

2007-07-14 12:33
次の最終文の文法的説明についてお尋ねします。
In America, new is good. Americans are the world's greatest believers in progress. They believe that life gets better all the time ― or that it should. They expect it to be a seventy-year climb to the top, starting at not-so-good, and rising to terrific.

この最終文:
(1) They expect it to be a seventy-year climb to the top, starting at not-so-good, and rising to terrific.
の後半部分 ”starting at not-so-good, and rising to terrific” はどう解釈するのが自然なのでしょうか?

2つ考えてみました。

1.
いわゆる分詞構文である。

ただ、startしriseするのは文主語のthey(=Americans)ではなくlife(=it)だと考えられるので、
(1) They expect it to be a seventy-year climb to the top, …
≒ (2) They expect (that) it is a seventy-year climb to the top, …
と書き換えた上で、
that節:
it is a seventy-year climb to the top, starting at not-so-good, and rising to terrific
がいわゆる分詞構文になっている、と解釈する。

この説明の問題点は、解釈過程に一度書き換え作業があることです。


2.
a seventy-year climb…, starting…, and rising …の部分が、「名詞, -ing~」の形で、-ingは一種の非制限用法の分詞である。

つまり、英文(1)の中盤以降:
(1) …a seventy-year climb to the top, starting at not-so-good, and rising to terrific.
のカンマつきの分詞 …, starting …, and rising…は分詞の前にカンマがあることが示しているように、一種の非制限用法の分詞で、あえて関係詞whichを使って書き換えると、
(3) They expect it to be a seventy-year climb to the top, which starts at not-so-good, and rises to terrific.
となる。

この説明の問題点は、分詞の前にカンマがつく一種の非制限用法の分詞という文法的説明が、私の知る限りあまり一般的ではないような気がすることです。


● 質問を確認します。英文(1)の後半部分:
,starting at not-so-good, and rising to terrific
は上の1か2のどちらが自然な解釈でしょうか?
(もし、2の解釈が自然だとお考えの場合、 私の言う「分詞の前にカンマがつく一種の非制限用法の分詞という文法的説明」がどこかの文法書か参考書などで取り上げられていればお教えください。)

あるいはより自然な第3の解釈があれば教えていただけますか?

Re^1: ..., starting at not-so-good, and rising to terrific

2007-07-14 23:54
Shin さん、

> (1) They expect it to be a seventy-year climb to the top, starting at not-so-good, and rising
> to terrific.
> の後半部分 ”starting at not-so-good, and rising to terrific” はどう解釈するのが自然
> なのでしょうか?

-ing 分詞句/節 "starting at not-so-good, and rising to terrific" の動作主 (主語) は、意味からすると、名詞句 "a seventy-year climb to the top" であると解釈できると思います。特に、名詞 "climb" と "rising" は意味的にも結びついていると思います。

そのように考えますと、"starting at not-so-good, and rising to terrific" は、"a seventy-year climb to the top" にかかる、-ing 分詞節の非制限用法と解釈できると思います。

分詞などによる非制限用法については、"A Comprehensive Grammar of the English Language" ("CGEL") の 17.34 "Nonrestrictive postmodification by nonfinite clauses" に載っています。ただ、"CGEL" に載っている例文は、文の主語にかかるものとなっています。しかし、何れにしても、分詞と不定詞による非制限用法が "CGEL" の載っていることには間違いありません。

また、"Oxford English Grammar" by Sidney Greenbaum (ISBN: 0-19-861250-8) という文法書 (その著者は、"CGEL" の著者の1人でもあります) の 5.9 "Restrictive and non-restrictive relative clauses" の最後のほうにも、次のように載っています:

The non-restrictive/restrictive distinction applies equally to non-finite relative clauses: -ing participle clauses and -ed participle clauses, and infinitive clauses. ... <以下省略> ...

... <例文省略> ...

そのため、特に前にカンマがある分詞句/節は、いわゆる分詞構文以外にも、非制限用法の関係節である可能性もありえると思います。それは、最終的には文意などで決まると思います。

Re^2: ..., starting at not-so-good, and rising to terrific

2007-07-15 23:00
MKさま、

ご回答ありがとうございました。よくわかりました。

They sell / She sells ....

2007-07-08 22:25
ある著名な英米文学者が英文の読み方を説く本に、人称代名詞theyに関して述べた一節があります。

Theyは特定の人たちを指す以外に、漠然と誰のことも指さず、しいていえば「人」を指す代名詞として使われる場合があります。例えば、小学校の近くの小さな文房具店で店番をしている高齢のおばあちゃん。おじいちゃんはすでに亡くなり、子供たちも独立して、今では彼女はひとり暮らしです。それでも英語で「あの店は安い」と言うときは、
They sell cheap at that shop. (「英文1」とします)
と言います。決して
She sells cheap at that shop. (「英文2」とします)
とはなりません。(theyは店の人たちを指すというのは、初心者向きの便宜的な説明に過ぎません。)

● 質問です。
「例えば」以下で述べられた状況で、「あの店は安い」と言うとき「英文1」と言い、決して「英文2」とはならない、
というのははたして本当なのでしょうか? その店の関係者も働き手もそのおばあちゃん一人しかいないことを話者が知っているなら、「英文2」も可能のような気が私はしますが、いかがでしょうか。
(該当の本のタイトルや著者、さらに該当のページを書こうか迷いましたが、判断ができませんでしたのでやめておきました。)

Re^1: They sell / She sells ....

2007-07-08 23:00
Shin さん、こんばんは。

<質問>
「例えば」以下で述べられた状況で、「あの店は安い」と言うとき「英文1」と言い、決して「英文2」とはならない、というのははたして本当なのでしょうか?
<私の回答>
本当だと思います。

<質問>
その店の関係者も働き手もそのおばあちゃん一人しかいないことを話者が知っているなら、「英文2」も可能のような気が私はしますが、いかがでしょうか。
<私の回答>
それでもダメでしょう。
"She sells cheap at that store." は、「あの店は安い」という意味にはならず、「彼女はあの店で安く物を売る(ほかの店では、そうではない)」という意味になるでしょう。

---------
<新グローバル英和辞典>
they -- (ある特定のことに)関係ある人たち.
① They usually sell things cheap at that store. あの店ではいつも物が安い.
② They speak English and French in Canada. カナダでは英語とフランス語を話す.

<プログレッシブ英和中辞典>
they -- 一般の人々, 世人;(話者の属していない一団の)人々;当局, その筋の者たち
① They say we shall have a hard winter. 今年の冬はきびしいということだ
② They speak Spanish in Mexico. メキシコではスペイン語を話す
(▼Spanish is spoken in Mexico. よりくだけた言い方)
③ They sell rice at that store. あの店では米を売っている.
---------

詳しくは、MK さんにお願いしましょう。

Re^2: They sell / She sells ....

2007-07-09 13:10
Cottonさん、ご回答ありがとうございます。

英文2は「ダメ」というお答えでした。

先ほどR. Huddleston他著の ”The Cambridge Grammar of the English Language” の3人称代名詞のところを読んでいましたら “quasi-anaphoric uses” という小見出しの下に次の例文と解説(pp.1470-1471)がありました。

I went to the corner shop but he wouldn’t sell me any stamps. [英文3とします…Shin]

“He”…refers to the person serving at the corner-shop. (中略) “The corner shop”…is not the antecedent for “he,” but it serves the same kind of role as an antecedent: once I have introduced the corner shop into the universe of discourse I can refer to entities associated with it without needing to use a descriptive NP that includes a reference to the shop. We will say therefore that this use of “he” is “quasi-anaphoric.”

もし、この “quasi-anaphoric uses”(準前方照応用法?)にこの英文3のようなheの使い方があるならば、私の質問の英文2:
She sells cheap at that shop. 
のsheにも、同じ用法やあるいはHuddlestonのいう ”reference to contextually salient entity”(上述書のpp.1469-1470、これは『ジーニアス英和辞典』が定冠詞theについて用いる「言語外照応的;その場の状況で何を指すかわかる…」という用法に通じるものと私は考えています)の用法がありえるのではないかと思います。

いかがでしょうか?

Re^3: They sell / She sells ....

2007-07-09 23:23
Shin さん、Cotton さん、

Shin さんが質問 [2943] で挙げられた:

> Theyは特定の人たちを指す以外に、漠然と誰のことも指さず、しいていえば
> 「人」を指す代名詞として使われる場合があります。例えば、小学校の近くの
> 小さな文房具店で店番をしている高齢のおばあちゃん。おじいちゃんはすでに
> 亡くなり、子供たちも独立して、今では彼女はひとり暮らしです。それでも英
> 語で「あの店は安い」と言うときは、
> They sell cheap at that shop. (「英文1」とします)
> と言います。決して
> She sells cheap at that shop. (「英文2」とします)
> とはなりません。(theyは店の人たちを指すというのは、初心者向きの便宜的
> な説明に過ぎません。)
>
> ● 質問です。
> 「例えば」以下で述べられた状況で、「あの店は安い」と言うとき「英文1」
> と言い、決して「英文2」とはならない、
> というのははたして本当なのでしょうか? その店の関係者も働き手もそのおば
> あちゃん一人しかいないことを話者が知っているなら、「英文2」も可能のよう
> な気が私はしますが、いかがでしょうか。

それについては、ケース・バイ・ケースで、話の主題、話の流れ、聞き手の知識などによると、私は思います。

仮に、聞き手が "that shop" についてよく知らない (そこで誰が働いているかについても知らない) 場合で、発言者が "that shop" を主題として発言する場合は、たとえ発言者 (だけ) が "that shop" で働いているのが女性1人であることを知っていても、「英文1」を使うほうが自然と思います。多分、その本は、こちらのケースについて説明するのを目的にしていると、私は思います。

仮に、発言者も聞き手も、その店をやっているのが女性1人であることを知っていて、主題が "that shop" である場合は、「英文1」と「英文2」のどちらも可能であると思います。多分、「英文2」のほうが日常の会話では自然であると、私は思います。こちらのケースで「英文2」を使う場合は、聞き手が状況から "she" が誰であるかわかるという意味で、Shin さんがレス [3002] で挙げられた「言語外照応的」になると考えられると思います。(このケースでは、"that shop" が "she" よりも後に来ていますので、正確には、Shin さんがレス [3002] で挙げられた "quasi-anaphoric uses" ではないと思いますが、考え方は共通と思います (前に登場したものに関連するか、後に登場するものに関連するかの違いだけと思います)。)


別の状況の話になりますが、アメリカで、ストアーや何かのサービスを受けるカウンタなどで、ある係が客の用件を聞いて、それを行うためにその場を離れている間に、他の係がやってきて、その客に、例えば:

May I help you?

と言った場合は、その客は、

He/She is helping.
(「他の係りの人が対応しています。」などの意味)

などというような発言が使われるのをよく聞きました。(私も、そのような表現が簡潔で便利であると思って、そのような発言を真似ていましたが、特に問題はなかったと思います。) (先頭に "Actually" などが付いたり、文末に "(right) now" などが付く場合もあったかもしれません。) (客が対応している係と馴染みである場合は、主語をファースト・ネームなどでいう場合もあったと思います。)

その場合は、客と係の間では、人称代名詞 "he/she" が指す人物を特定しない場合 (仮に、他に係は1人しかいないため特定できる場合でも、そのような場面では特に特定する必要がないと思います) に相当すると思います (その客の応答の目的は、"he/she" について述べるためはなく、既に対応していただいている最中であることを伝えるためと言えると思います)。

(上の例で、人物を特定しないという理由で、仮に "someone" を使うと、そこの係でない人が対応しているような印象もありえると思います。そのため、"he/she" が、ある意味で、そこの係であるという範囲までの特定はしていると考えられると思います。)

上に挙げた例のように、人物を特定しない場合でも、1人であることが明らかである場合は、"they" ではなく "he/she" が日常的に使われることもあり、そのほうが自然である場合もあると思います。

Re^4: They sell / She sells ....

2007-07-10 08:36
TMさま、よくわかりました。いつもご丁寧な解説をいただきましてありがとうございます。

~になる

2007-07-08 13:12
ついでにもう一つ質問させて下さい。

「~になる」という表現ですが、
文法問題集に次のような問題がありました。

the situation isn't ( ) any better.

の空欄補充で、getting か becoming か選ぶというもの。
正答はbecomingでしたが、なぜgettingではいけないのでしょうか。

私は、gettingの方が「暗くなる」「暑くなる」のように一時的、短期的な変化に使うからかと判断したのですが。

Re^1: ~になる

2007-07-08 14:59
fluさん、こんにちは。

① The situation isn't becoming any better.
② The situation isn't getting any better.

①と②の両方とも正しい英語だと思います。しかし、②のほうがよく使われるでしょう。

< Oxford Dictionary >
"become・get・go・turn"
These verbs are used frequently with the following adjectives: (これらの動詞は以下の形容詞と使われることが多い)

"become ~"
involved
clear
accustomed
pregnant
extinct
famous
ill

"get ~"
used to
better
worse
pregnant
tired
angry
dark

"go ~"
wrong
right
bad
white
crazy
bald
blind

"turn ~"
blue
sour
bad
red
cold

------------
ネットで以下の文を見つけました。
Children and teens are at risk, and the situation isn't getting any better.

Re^2: ~になる

2007-07-09 22:04
この問題に関しては完全に誤問ということですね。
ありがとうございました。
<<先頭 | <前頁 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 次頁> | 最後>>