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“sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-19 22:58
ある意味単純な質問ですが、宜しくお願い致します。
今回は
“I'm sorry for the latr reply.”、“I'm sorry about the late reply.”
“I'm sorry for yesterday.”、“I'm sorry about yesterday.”
のどちらが正しいのか迷ったのがきっかけで、以下のとおり調べました。

1.(~を)すまないと思って, 後悔して [sorry for~, sorry about~]:プログレッシブ英和中辞典
[sorry for~の例文]
 We are sorry for any inconveience this may have caused. (新英和中辞典)
 このために御迷惑をかけておりましたらお詫び致します。
 He isn't really sorry for what he has done. (新グローバル英和辞典)
 あいつは自分のしたことを本当にすまないとは思っていない。
 Sorry for the delay. (英語サイト)
 遅れて申し訳ありませんでした。
 
 She was genuinely sorry for what she had done. (LONGMAN英英辞書)

[sorry about~の例文]
 Sorry about the wait. (英語サイト)
 お待たせして申し訳ありませんでした。
 I'm awfully sorry about the matter. (新グローバル英和辞典)
 その件では本当にすみません.
 I am sorry about the late arrival of our response (BNC):質問者が1項に該当すると判断。
 I'm sorry about yesterday. (BNC:3件)
 昨日は失礼しました。

 He was sorry about his behavior. (新英和中辞典)
 自分のふるまいを悔いていた。

2.気の毒な, かわいそうな [sorry for +(人)/sorry about +(人のこと・物・事)]:プログレッシブ英和中辞典
[sorry for~の例文]
 I’m sorry for her. (プログレッシブ英和中辞典)
 彼女が気の毒だ
 Nobody will feel sorry for such a scoundrel. ( 新グローバル英和辞典)
 こんな悪いやつをだれもかわいそうだとは思うまい.
 I'm not sorry for myself. (英語サイト)
 自分のことを哀れんでないよ

[sorry about~の例文]
 I'm so sorry about your father (=I'm sorry something bad has happened to him).(LONGMAN英英辞書)
 I'm sorry about your brother. (英語サイト)
 弟/お兄さんのことお気の毒ですね。
 I'm sorry about his accident. (プログレッシブ英和中辞典)
 彼の事故は同情にたえない
 I'm deeply sorry about his death. (新英和中辞典)
 彼がしんだのは本当にかわいそうだ。
 We are sorry about your misfortune. (新グローバル英和辞典)
 ご災難お気の毒に存じます

3.残念[遺憾]に思って [sorry for~, sorry about~]:プログレッシブ英和中辞典
[sorry for~の例文]
 見つけることが出来ませんでした。

[sorry about~の例文]
 I’m sorry about the way things turned out. (新英和中辞典)
 こんな風になってなってしまったことは遺憾だ。
 Sorry about your dog's death. (英語サイト)
 君の犬が死んで残念だ

そこで、質問です。
質問1
 プログレッシブ英和中辞典の2項の使い分け説明は正しいでしょうか。
質問2
 1項については、“sorry for~” と “sorry about~” には意味の差は無いと考えてよろしいでしょうか。
 ただ、例外として、「昨日は失礼しました」は、“I’m sorry about yesterday.(BNC3件)” だけが正しくて、
 “I'm sorry for yesterday.” は誤りと考えるのでしょうか。
質問3
 3項は、“sorry for~” の例文を見つけることが出来なかっただけで、“sorry for~” と “sorry about~”の
 意味の差は無いと考えてよろしいでしょうか。
 また、“sorry for~” の例文を御存知でしたら、教えて頂けませんか。

Re^1: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-20 15:39
>質問1
> プログレッシブ英和中辞典の2項の使い分け説明は正しいでしょうか。
小学館 プログレッシブ英和中辞典とLongman LDCEとではLDCEのほうが上。プログレッシブの使い分けは誤り。

>質問2
> 1項については、“sorry for~” と “sorry about~” には意味の差は無いと考えてよろしいでしょうか。
よろしいです。
≪行為を/…して/…ということを≫ すまなく思って, 後悔して ≪for, about/to do/(that)節≫
(I'm) sorry I'm late.≒(I'm) sorry for [about] the delay. 遅れてすみません.
((1)(I'm) sorry to be late [for being late, about being late]. は可能だが《まれ》)
(三省堂 ウィズダム英和辞典より)
>ただ、例外として、「昨日は失礼しました」は、“I’m sorry about yesterday.(BNC3件)” だけが正しくて、
> “I'm sorry for yesterday.” は誤りと考えるのでしょうか。
そのとおりです。昨日の出来事が悪かったと謝るけれど、昨日が悪かったと謝るわけじゃない。

>質問3
> 3項は、“sorry for~” の例文を見つけることが出来なかっただけで、“sorry for~” と “sorry about~”の
> 意味の差は無いと考えてよろしいでしょうか。
> また、“sorry for~” の例文を御存知でしたら、教えて頂けませんか。
プログレッシブじゃ当てにならない。LDCEにないならなしとしてよいでしょう。
ちなみに三省堂 ウィズダムの用例コーパスにもなし。

Re^2: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-20 21:06

sorry for + 人と書かれている理由は、「直接的にその人に同情する」という意味です。(彼女はかわいそうだ)。

このため、この意味の場合は、I'm sorry for yesterday.はおかしいことになります。

>I'm sorry about your brother.

これは、例えば何かの事故が起きたことに関して、「間接的なことで」あなたのお兄さんについては同情するいうニュアンスを持っています。


つまり、プログレッシブで区別されているのは、意味の差はないが使い方とそのニュアンスが違うという意味です。

>残念[遺憾]に思って sorry for

この意味の場合は、動名詞で使われることが多く、sorry to~と同じ意味になります。


以下の構文は非常に有名な構文なのでご存じだと思います。

I'm sorry to have kept you waiting for a long time. =
I'm sorry for having kept you waiting for a long time.


その他の例

I’m sorry for causing so much trouble. (ランダムハウス英和大辞典)

= I’m sorry to cause so much trouble. (または、I’m sorry to have caused so much trouble.)

He says he’s really sorry for taking the car without asking. (オクスフォード現代英英辞典)

「遺憾に思う、申し訳ない」という意味でしたら、
I'm sorry for yeaterday.やHe isn't sorry for what he has done.(=グランドコンサイス英和辞典)なども可能です。この場合は、aboutとほぼ同じです。

Re^3: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-20 23:06
chaispeed さん、

最初に、使い分けについて考えると、「2.気の毒な, かわいそうな」と「3.残念[遺憾]に思って」について、完全に線引きはできないと思います。

例えば、イギリスのコーパス "The British National Corpus" ("BNC") にあった以下の例:

[1] I knew your brother, and I'm very sorry about his death. Toby and I both think that he got himself involved in something that was too deep for him, and that is why he was killed.
- 出典は "BNC", Sudden death. Hamer, Malcolm. London: Headline Book Pub. plc, 1991

では、"I'm very sorry about his death" について、「2.気の毒な, かわいそうな」と解釈できると思えますし、また「3.残念[遺憾]に思って」と解釈できると思えます。

また、「1.(~を)すまないと思って, 後悔して」は、自分がしたことや、自分が原因となったこと、または自分が関わったことなどの結果などについて、残念/遺憾に思うことであると考えることができ、「3.残念[遺憾]に思って」の部分集合と考えることも可能と思います。(英語で、謝罪の気持ちを表すのに "sorry" を用いるのは、元々、そのようなところから来ていると考えることができると思います。)

何れにしても、言葉や、言葉が対象とするシチュエーションや、発言者の気持ちや表現したい内容などは、ディジタル的に分類できるとは限らないと思います。むしろ、アナログ的であったり、解釈によっては複数のものに当てはまることも珍しくないと思います。辞典での分類は便宜上のものであり、実際には、常にそのように線引きができるとは限らないと思います。

前置詞については、質問 [1768] に対するレス [1774] でも述べましたが、絶対的な規則や理屈がない場合もあり、一概には言えないこともありえると思います。

形容詞 "sorry" の後に続く前置詞については、概して、"for" は、「1.(~を)すまないと思って, 後悔して」/「3.残念[遺憾]に思って」に関しては、原因/理由などを表し、「2.気の毒な, かわいそうな」に関しては、そのような気持ちを寄せる対象を表すと思います。一方、"about" は、それらの全てに関して、「...ついて」などの意味で対象を表す、または対象と関係するものごと/時などを表すと思います。そして、MAYI? さんが、レス [5021] で述べられているように、"for" は「直接的」、"about" は「間接的」などのニューアンスがある場合もあると思います。


> 質問1
>  プログレッシブ英和中辞典の2項の使い分け説明は正しいでしょうか。

もし、仮に、「2.気の毒な, かわいそうな」が、その他と完全に分離できたならば、そのような使い分けになると考えられると思います。ただ、上述しましたように、実際には、そのように完全な分離ができない場合もあり、一概にそのようにいえないこともあると思います。

例えば、"BNC" にあった例:

[2] No. I know this is tough on you -- I'm sorry for the pressure you're going to be under, you poor old thing.
- 出典は "BNC", Status: what it is and how to achieve it. Davies, Philippa. London: Piatkus Books, 1991

[3] I am sorry for the tragedy of it all. My heart bleeds for the whole misunderstanding but it bleeds most for Diana.
- 出典は "BNC", Diana: her true story. Morton, A. London: Michael O'Mara, 1993

では、どちらの例の場合でも、「ものごと」に対して前置詞 "for" が用いられていますが、発言者に「2.気の毒な, かわいそうな」というような感情があると考えることが可能と思います。


> 質問2
>  1項については、“sorry for~” と “sorry about~” には意味の差は
> 無いと考えてよろしいでしょうか。
>  ただ、例外として、「昨日は失礼しました」は、“I’m sorry about
> yesterday.(BNC3件)” だけが正しくて、
>  “I'm sorry for yesterday.” は誤りと考えるのでしょうか。

meddlesome さんが、レス [5020] で述べられた通りと思います。

上述したように、「1.(~を)すまないと思って, 後悔して」/「3.残念[遺憾]に思って」に関しては、" sorry for ..." と "sorry about ..." でほぼ同じ意味になりますが、「直接的」/「間接的」のニューアンスの差がある場合もありえると思います。

"yesterday" などのように、時については、例えば、"yesterday" 自体が「1.(~を)すまないと思って, 後悔して」/「3.残念[遺憾]に思って」の原因/理由になることは、通常はないと思います。通常は、"yesterday" に起きた何かが原因/理由になり、その起きた何かの時が "yesterday" で、対象に関係する時として、「...ついて」などの意味となり、前置詞 "about" が用いられることになると思います。


> 質問3
>  3項は、“sorry for~” の例文を見つけることが出来なかっただけで、
> “sorry for~” と “sorry about~”の
>  意味の差は無いと考えてよろしいでしょうか。
>  また、“sorry for~” の例文を御存知でしたら、教えて頂けませんか。

上述したように、使い分けについて完全に線引きすることはできないと思いますが、例えば、"BNC" にあった例:

[4] And I'm sorry for the way she treated you.
- 出典は "BNC", The dyke & the dybbuk. Galford, Ellen. London: Virago Press Ltd, 1993

[5] Rachel, I'm sorry for what's happened to Jennifer, I told you that, but don't you think there's the chance she might just understand?
- 出典は "BNC", False impressions. Keane, Lucy. Richmond, Surrey: Mills & Boon, 1990

[6] You said she was frail. I am deeply sorry for what happened, but she had caused us all terrible unhappiness and worry.
- 出典は "BNC", Mask of deception. Wood, Sara. Richmond, Surrey: Mills & Boon, 1993

[7] James stepped outside and started to walk towards the hotel. Martin held back, and she waited until James was out of sight before she spoke. 'I'm sorry for what happened back there. I almost forgot for a moment that I'm married.' 'I'm not sorry about what happened, I'm just sorry about you being married. Christina …'
- 出典は "BNC", Platinum coast. Pemberton, Lynne. London: HarperCollins, 1993

では、対象に対して、前置詞 "for" が用いられていますが、発言者に「3.残念[遺憾]に思って」などの感情があると考えることができると思います。特に、例 [7] では、ある一人の発言者は、"I'm sorry for what happened ..." と発言し、一方、他の発言者は、同じことに対して、"I'm not sorry about what happened, ..." と発言しています。

Re^4: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-21 15:37
MKさんへ、

MAYI?です。いつも実例を挙げての詳しいご説明を参考にさせていただいております。早速ですが、今回sorry forの用例として挙げられている以下の文について質問させてください。

[2] No. I know this is tough on you -- I'm sorry for the pressure you're going to be under, you poor old thing.
- 出典は "BNC", Status: what it is and how to achieve it. Davies, Philippa. London: Piatkus Books, 1991

[3] I am sorry for the tragedy of it all. My heart bleeds for the whole misunderstanding but it bleeds most for Diana.
- 出典は "BNC", Diana: her true story. Morton, A. London: Michael O'Mara, 1993

上記の例文を(気の毒だを意味する場合の)sorry for + 物の例として挙げられていますが、この後にはどのような文章が続いているでしょうか。
と言いますのは、Iが原因でまたは関係者としてプレッシャーをかけてしまうことを「申し訳ない」という意味の可能性があるためです。
[3]も同様に、Iが the tragedyの張本人または関係者であれば「気の毒だ」ではなく、「申し訳ない」という意味だと解釈すればsorry for + 物 = 申し訳ない、sorry for + 人 = 気の毒の原則に沿っていると考えることができます。例えば、ドイツ人がI'm sorry for the Holocaust.だけの文でしたら、関係者なので「申し訳ない」という意味になると思われます。このため、これらの例文は全体または前後の文が示されていないため(気の毒だを意味する場合の)sorry for + 物の例としては、必ずしも適例ではない可能性があるのではないでしょうか。

Re^5: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-21 23:08
MAYI さん、chaispeed さん、

レス [5022] で挙げた例 [2] と [3] の解釈に関係すると思える前後の内容を、以下に挙げます:

[2+] For example:
  Jennifer: I think we should go with the offer. It's the best we're going to get, and if we don't take it now we won't have another. [ Judging. ]
  Helen: Shouldn't we wait a couple of months? [ Giving advice through a question. ]
  Jennifer: No. I know this is tough on you -- I'm sorry for the pressure you're going to be under, you poor old thing. [ Sympathising. ]
  Helen: Oh, don't worry about little old me -- I'll be all right. [ Dodging. ] Why do you want to act now? [ Questioning. ]
  When both parties are actively seeking control and using similar tactics, the conversation can escalate into conflict or a competition. If Jennifer continued to ladle the sympathy on Helen, the latter might tactically have brought into the conversation something that she knows to be a vulnerable area for Jennifer. Helen would then seize the opportunity to use the controlling tactic of sympathy on Jennifer.
- 出典は "Status: what it is and how to achieve it.", by Davies, Philippa, London: Piatkus Books, 1991

[3+] The friendship between Prince Charles and Camilla continues to this day. In Diana's mind this unworkable triangle has engendered a decade of angst, anguish and anger. There are no winners. A friend of both of them, who has watched this unhappy saga unfold over the last decade, now concedes: 'I am sorry for the tragedy of it all. My heart bleeds for the whole misunderstanding but it bleeds most for Diana.' But on that July day, Diana basked in the warm affection of the crowds who lined the route back to Buckingham Palace where the royal family and their guests enjoyed the traditional royal wedding-breakfast.
- 出典は "Diana: her true story.", by Morton, Andrew, London: Michael O'Mara, 1993

上記の例 [2+] では、"Jennifer: No. I know this is tough on you -- I'm sorry for the pressure you're going to be under, you poor old thing. [ Sympathising. ]" については、"[ Sympathising. ]"のように注釈 ("Sympathising" はアメリカ英語で "Sympathizing" で「同情する」、「気の毒に思う」などの意味) が付けていることと、その会話例の後にある解説の "the controlling tactic of sympathy" などからも、著者が、"sympathizing" を前提に作成した文と考えられます。

上記の例 [3+] は、本の題名と出版年と、挙げた部分から、イギリスのプリンセス・ダイアナについての生前の話であることがわかると思います。チャールズ皇太子とカミラさんとの関係が長く続いてきたことに関係して、"the tragedy of it all" と表現していると考えられると思います。そして、二人を知っていた友達の台詞として、"I am sorry for the tragedy of it all. My heart bleeds for the whole misunderstanding but it bleeds most for Diana." とありますので、その文では、「同情する」、「気の毒に思う」などを表すと解釈するのが自然と思います。

Re^6: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-21 23:38
MKさんへ、

前後の文を読ませていただきました。
[2]の例文だけではどちらにも解釈できると思いましたが、sympatizeの断りがありますので、おっしゃるとおりだと思います。[3]も当事者または悲劇の関係者ではないようなので同情を表していることで納得しました。

わざわざ掲載いただきありがとうございました。また、お手数をおかけして申し訳ありませんでした。




Re^7: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-22 00:11
皆様 御意見ありがとうございました。

最終的に [5024] MKさんの御意見から、2項を以下のとおり理解し直します。
 2.気の毒な, かわいそうな [sorry for +(人、事)/sorry about +(人のこと・物・事)]

MKさん、
[5024]の後で次元が低くて恥ずかしいのですが、教えてください。
[2] No. I know this is tough on you -- I'm sorry for the pressure you're going to be under, you poor old thing.
の“you poor old thing.”は何と訳せばいいのでしょうか。

MAYI? さん、
>「遺憾に思う、申し訳ない」という意味でしたら、 I'm sorry for yeaterday.はaboutとほぼ同じです。
と仰っていますが、meddlesomeさんとMKさんはI'm sorry for yeaterday.はNGと仰っています。
反論がないということはNGということに納得されたのでしょうか。

それから、結論がでた後で何ですが、気になっていたので教えてください。
下記の中の「原則」と言わしめた根拠は何だったのでしょうか。
>sorry for + 物 = 申し訳ない、sorry for + 人 = 気の毒の原則に沿っていると

Re^8: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-22 03:08
Chaispeedさんへ

>「遺憾に思う、申し訳ない」という意味でしたら、 I'm sorry for yesterday.はaboutとほぼ同じです。
と仰っていますが、meddlesomeさんとMKさんはI'm sorry for yesterday.はNGと仰っています。
反論がないということはNGということに納得されたのでしょうか。

返答
I'm sorry for yesterday.については自分の回答と異なっていても論駁できる確固たる根拠がありませんのでスルーさせていただきました。ただし、今でも自分の回答は正しいと確信しております。私が納得したのは「かわいそう」という意味はsorry for+ 物の形も可能という点です。理由は以下の通りです。

(1)リーダーズ英和辞典では、I’m sorry about itとfor itを同じ意味としています。
(2)オクスフォード英英辞典では(for/about sth)としていますが、forとaboutでは使い方が異なるという断り書きを示していません。
(3)ネット上で検索した結果、数は少ない(約1180件)ですが、「申し訳ない」の意味でもsorry for yesterday.の表現が実際に使われている。(ただし、for yesterday~の形も含まれています) 実際に検索してご確認ください。他方、sorry about yesterdayの場合は2680件でしたのでsorry for yesterdayを否定できるほどの大きな差はないと思われます。

それから、結論がでた後で何ですが、気になっていたので教えてください。
下記の中の「原則」と言わしめた根拠は何だったのでしょうか。
>sorry for + 物 = 申し訳ない、sorry for + 人 = 気の毒の原則に沿っていると

返答
(1)ランダムハウス英和大辞典では、「気の毒」という意味の項目で、I’m sorry for her.の例を挙げて、 for の場合は「直接その人に同情する」という意味であると説明されています。また、sorry aboutは、「その人に起きた出来事を踏まえてその人に同情する」と説明されています。つまり、chaispeedさんが最初に挙げられたプログレッシブのsorry for + 人とも一致しています。
(2)オクスフォード英英辞典では、be/feel sorry for sbを「同情する」という意味の熟語として掲載しています。
(3)MKさんが例文を挙げるまでは、「気の毒」の意味では、その他の辞書ではsorry for + 人の例文しか見つけることができませんでした。

以上の根拠に基づいて、「気の毒」の意味の場合のsorry forは、for +人が原則であると考えていました。

Re^9: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-22 23:13
chaispeed さん、

> [2] No. I know this is tough on you -- I'm sorry for the pressure
> you're going to be under, you poor old thing.
> の“you poor old thing.”は何と訳せばいいのでしょうか。

"you poor old thing" は、文の最後に付けた、聞き手に対する親しみと同情を込めた呼格 ("vocative") と考えられると思います。そのように、"you" と名詞句を並べた呼格については、"A Comprehensive Grammar of the English Language" ("CGEL"), by Randolph Quirk, Sidney Greenbaum, Geoffrey Leech, Jan Svartvik (ISBN: 0-582-51734-6) の 10.53 に例が載っています。

その "thing" については、辞典などに載っていると思いますが、人や動物などに同情などを表して用いられることがあります。

その "old" は、「年取った」など、または「長いあいだ付き合ってきた」などの二通りの解釈が可能と思います。それに対して "Oh, don't worry about little old me ..." と応答しているところから、「年取った」などの意味で用いられていると考えるほうが自然と思います。

そのため、意訳すると「あなたもその年になって大変ね」などになると思います。

また、"little old me" は、形容詞句 "little old" が非制限用法で、人称代名詞 "me" にかかっていると考えられます。そのように、形容詞句が人称代名詞に非制限用法でかかることについては、"CGEL" の 6.20 に例が載っています。

"little old me" は、"little" と "old" が形容詞で "me" にかかるという解釈と、"little" は副詞で、形容詞 "old" にかかり、それが "me" にかかるという解釈の二通りが可能と思います。"you poor old thing" に対する応答ですので、後者の解釈で、「そんなに年取っていない私」などの意味と考えるほうが自然と思います。

Re^10: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-24 21:00
MKさん、
どうもありがとうございました。もう少しだけお願い申し上げます。

>"you poor old thing" は、文の最後に付けた、聞き手に対する親しみと同情を込めた呼格 ("vocative") と考えられると思います。
>"thing" については、辞典などに載っていると思いますが、人や動物などに同情などを表して用いられることがあります。
+"thing"を辞書で確認しました。そうしますと、"you poor old thing" は、“you are poor and old thing” と書き換えが
 可能と思いますが、私の理解は正しいでしょうか。

>"little old me" は、形容詞句 "little old" が非制限用法で、人称代名詞 "me" にかかっていると考えられます。
+人称代名詞を前から非制限用法で修飾している例をはじめて見ました。普通はme, who is little old ですよね。
 "little old me"のような形は今までは文法的に誤りと思っていました。
 たとえば、I love great you.は誤りでI love you, who is great.が正しい英文ですよね。
 そこで、質問ですが、
 I love great you.が誤りで、"little old me"が正しいとなると、この違いをどのようにして見極めたらよいのでしょうか。

>(MAYI?さんの発言)I'm sorry for yesterday.については自分の回答が正しいと確信しており、今も変わりません。
>「1.(~を)すまないと思って, 後悔して」/「3.残念[遺憾]に思って」に関しては、" sorry for ..." と "sorry about ..." でほぼ同じ意味になります
+この基本の用法と、しかもcollocationだとは思いますが、Thank you foy yesterday.(引用元:BNC)がOKであるのに
 I'm sorry for yesterday. だけがNGである。ということに私は気になっています。
 気になっていることを払拭する「決めて」となる御意見を頂けませんでしょうか。

Re^11: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-26 00:13
chaispeed さん、

> >"you poor old thing" は、文の最後に付けた、聞き手に対する親しみと
> 同情を込めた呼格 ("vocative") と考えられると思います。
> >"thing" については、辞典などに載っていると思いますが、人や動物など
> に同情などを表して用いられることがあります。
> +"thing"を辞書で確認しました。そうしますと、"you poor old thing" は、
> “you are poor and old thing” と書き換えが
>  可能と思いますが、私の理解は正しいでしょうか。

それについては、意味するところとしては、そのようになると思いますが、書き換えはできないと思います。レス [5029] で述べましたが、"you poor old thing" は、文の最後に付けた聞き手に対する親しみと同情を込めた呼格と考えられます。そのため、主語と述語部を持った節に書き換えると、構文上の句読点などの使い方も非標準的 (修辞的な効果などのために非標準的な句読点を使うテクニックもあるようですので、間違いとは言えませんが) になることに加え、元の呼格が表すニューアンスと、そのように書き換えた後の節が表すニューアンスが、異なる可能性が考えられると思います。


> >"little old me" は、形容詞句 "little old" が非制限用法で、人称代名
> 詞 "me" にかかっていると考えられます。
> +人称代名詞を前から非制限用法で修飾している例をはじめて見ました。普
> 通はme, who is little old ですよね。
>  "little old me"のような形は今までは文法的に誤りと思っていました。
>  たとえば、I love great you.は誤りでI love you, who is great.が正し
> い英文ですよね。
>  そこで、質問ですが、
>  I love great you.が誤りで、"little old me"が正しいとなると、この違
> いをどのようにして見極めたらよいのでしょうか。

レス [5029] で述べましたが、文法上は、形容詞/句が、非制限用法で人称代名詞にかかり、その直前にくることは可能です。ただ、形容詞と人称代名詞の各組み合わせが、自然であるか不自然であるかについては、コロケーションなどの問題になると思います。そのような問題は、例えば、"a merry Christmas" が自然でよく使われるのに対して、"a merry New Year" や "a merry Easter" などはあまり使われないが、"a happy New Year" や "a happy Easter" / "a good Easter" などがよく使われることに似ていると思います。("a merry Easter" については、"Google" の "Book Search" で英語圏で出版された本を検索すると、昔はよく使われたようですが、今はあまり使われないようです。)

人称代名詞 "me" の直前に、形容詞/句が非制限用法でかかることは、会話でときどきある例です。例えば、"BNC" では、以下のような例がありました:

[1] Your letters were always too short, Sara, and not detailed enough, but then you've never been good at spilling all your thoughts in speech or writing, have you? Not like poor me.
- 出典は "BNC", The divided house. Raymond, Mary. UK: F A Thorpe (Pub) Ltd, 1985

[2] Looking up at the great leather bag of water and the funnel to be inserted into her mouth, the murderess had said, 'What, all that water for poor little me?'
- 出典は "BNC", Coffin underground. Butler, Gwendoline. London: Fontana Press, 1991

[3] I would look at myself in the mirror, check out the grey hairs, trace the emerging lines and fading lip line and ask myself, 'Why?' What would a dishy young man like that want with middle-aged me?
- 出典は "BNC", She. London: The National Magazine Company Ltd, 1989

[4] When you flatter people, you acknowledge their status. Praise can often disguise the sub-text 'I want to be more like you, and I am envious of what you have.' When the praise is lavish, the receiver may interpret the speaker's sub-text to be: 'You have low self-esteem and magnanimous me will build it up.' The intention is to patronise.
- 出典は "BNC", Status: what it is and how to achieve it. Davies, Philippa. London: Piatkus Books, 1991

[5] Your profits will stand it. OUR profits? Hey, is this a co-op? Here was silly old me thinking I was working FOR the fantastic IPC.
- 出典は "BNC", New Musical Express. London: Holborn Pub. Group, 1991

"[形容詞/句] me" のパターンが、上記の例 [1]、[2]、[3] では、前置詞の直後で使用されていて、例 [4] と [5] では、主語として使用されています。

人称代名詞 "you" に関しては、上記のような例はないようでした。"[形容詞/句] you" のパターンは、"you" と一部の形容詞の組み合わせによる語句が単独で用いられている例は、ときどきあります。例えば:

[6] 'Probably not so pure, but at least I've stayed clear of triangles,' he retorted flatly. 'Lucky you!' she mocked.
- 出典は "BNC", Ransacked heart. Bauling, Jane. Richmond, Surrey: Mills & Boon, 1993

[7] 'Oh, I'm so sick,' came a wail after a moment from the other side of the door. 'Oh, poor you,' said Lydia inadequately, suddenly ripped with a desire, which she recognised as utterly reprehensible, to sit on the floor and giggle insanely.
- 出典は "BNC", Unexplained laughter. Ellis, Alice T. London: Gerald Duckworth & Company Ltd, 1985

[8] C. I won a prize for hobbies.
  M. Clever you. Tell me more about your father.
- 出典は "BNC", The collector. Fowles, John. London: Picador, 1989

上記の例 [6]、[7]、[8] については、例えば、"Lucky you!" は、"How lucky you are!" を省略した文と考えることもできると思います。しかし、"CGEL" の 6.20 では、そのような用法について、非制限用法の形容詞の例として載っています。また、例 [7] での "Oh, poor you" は、"How poor you are" ほど大げさな表現ではないようにも思えます。

さらに、"CGEL" の 6.20 には、人称代名詞に、非制限用法の同格、関係節、副詞、前置詞句、強調の再帰代名詞がかかる例が載っています。


何れにしても、英語も、自然な文を作るためには、決められた構文/文型などに単語などを代入すればよいというものではありませんので、どのような表現が自然であるかについては、実際にネイティヴがどのような表現をしているかを知る必要があると思います。そのために、コロケーションについては、コーパスなどのデータを基に英語圏でネイティヴの著者によって書かれたコロケーション辞典などで調べることも、手と思いますが、ネイティヴの読者のためにネイティヴの著者による本などを読んだり、英語圏で制作された映画やドラマなどを観たり、その他、ネイティヴが日常生活で使用している表現に多く触れ、馴れることが重要と思います。

Re^12: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-27 23:05
MKさん、
ありがとうございました。

>例 [4] と [5] では、主語として使用されています。
>[5] magnanimous me will build it up
+非制限用法の形容詞がかかると、主語でもme を使うのだと理解すればよろしいでしょうか。
そして He loves stout middle-aged me はさすがNGだが、
Even stout middle-aged me am loved by him. はOKと考えればよいのでしょうか。

ここから、単独項目にするにはおこがましいと思われる小さな内容を
申しわけないのですが、続けて質問させて頂きたくお願い申し上げます。

下記の①と②、③と④の違いについてです。
私の解釈を書いてみましたが、②、④に関して、①、③との違いを明確にすることができませんでした。

 ①I’m sure he will be in Japan now. 「彼が日本に居るだろう」という現在の推量状態を主観的判断で確信している。
 ②I’m sure he is in Japan now. 「彼が日本に居る」という現在の状態を主観的判断で確信している。

下記はアメリカで日本人がある店にお土産を買いに来ていて、その時の現地の友人の発言と想定してください。
 ③I'm sure something here wil meet your need.
 (1)「ここでは何かがあなたの必要を満たすだろう。[ほしいものが見つかるだろう]」という予測動作を主観的判断で確信している。
 (2)「ここでは何かがあなたの必要を満たしているだろう。[ほしいものがあるだろう]」という現在の推量状態を主観的判断で確信している。
 ④I'm sure something here meets your need.
 「ここでは何かがあなたの必要を満たしている。[ほしいものがある]」という現在の状態を主観的判断で確信している。

下記のような、hope構文は辞書に違いが下記のとおり記載されています。
 We hope the scheme succeeds [will succeed].
 計画の成功することを望む。この場合, 現在形の方が実現可能性を強調する。

そこで質問です。
1.③(1)項で記載したように、ここでのmeetを動作動詞と見なす解釈は正しいでしょうか。
2.①と②、③(meetが状態を表している場合)と④の違いを「推量」という言葉の有無で記載しましたが、
 なにかすっきりしません。本当の違いを解説して頂けませんでしょうか。
3.hope構文の「現在形の方が実現可能性を強調する。」とは「望んでいることは、実現の可能性が高い」
 という意味でしょうか。

Re^13: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-30 00:57
chaispeed さん、

> >例 [4] と [5] では、主語として使用されています。
> >[5] magnanimous me will build it up
> +非制限用法の形容詞がかかると、主語でもme を使うのだと理解すればよろ
> しいでしょうか。
> そして He loves stout middle-aged me はさすがNGだが、
> Even stout middle-aged me am loved by him. はOKと考えればよいので
> しょうか。

英語のネイティヴが、英語の文法書などをマニュアルとして、それに沿って普段の会話をしているわけではありませんので、そのようなカジュアルな会話について、一概にそのようなことがいえるかどうか疑問です。

少なくても、"... me am ..." のようなパターンは、あまり一般的ではないと思います。また、"stout middle-aged me" のように、非制限用法で形容詞/句がかかった人称代名詞 "me" が、他動詞の目的語になってはならないような規則も、特にないと思います。前置詞の直後にくることができるのに、他動詞の目的語になることができない、合理的な理由があるとも思えません。しかし、そのような例文が実際にあるかどうかは、私はわかりません。

ところで、カジュアルな会話で、意味上は一人称単数の主語に当たる場合に、"me" を主語にすることは、あるパターンでときどきあり、許容される範囲のことが多いと思います。そして、作家なども、そのようなカジュアルな会話を作品の中で用いることもあります。"BNC" の例では、例えば以下がありました:

[1] 'I owe you an apology, Alex.' 'Yeah. Me too.' He hesitated. 'Sorry.'
- 出典は "BNC", Lucifer rising. Mortimore, Jim and Lane, Andy. London: Doctor who books, 1993

[2] Me and my mother stayed the night at Seve's place and watched the Open on television.
- 出典は "BNC", How we won the open: the caddies' stories. Dabell, Norman. London: Anaya Pubs Ltd, 1990


> 1.③(1)項で記載したように、ここでのmeetを動作動詞と見なす解釈
> は正しいでしょうか。

>  ③I'm sure something here wil meet your need.

"something here" 自体が、そのときに変化して、必要を満たすのであれば、動作動詞で、"transitional act" ("dynamic", "punctual", "conclusive", "agentive") と考えることができると思います。"something here" が最初から必要を満たすようなものであれば、動作動詞で、"transitional event" ("dynamic", "punctual", "conclusive", "nonagentive") と考えることができると思います。しかし、多分、他の解釈でき、結論は出ない可能性もあると思います。

そのような "situation type" については、"A Comprehensive Grammar of the English Language" ("CGEL"), by Randolph Quirk, Sidney Greenbaum, Geoffrey Leech, Jan Svartvik (ISBN: 0-582-51734-6) の 4.28 に載っています。


> 2.①と②、③(meetが状態を表している場合)と④の違いを「推量」という
> 言葉の有無で記載しましたが、
>  なにかすっきりしません。本当の違いを解説して頂けませんでしょうか。

①と②が異なるか同じかは、シチュエーションによると思います。

> ①I’m sure he will be in Japan now. 

については、シチュエーションによって、かろうじて2通りの解釈が可能と思います。

1つは、「彼がまもなく日本に着くことを主観的に確信している。」などになると思います。

もう1つの解釈は、論理的には無理があるか、冗長的になると思いますが、「彼が現在日本にいるであろうことを主観的に確信している。」などになると思います。人間は常に論理的に言語を使うとは限りませんので、そのようなシチュエーションで使うこともありえると思えます。


> ②I’m sure he is in Japan now. 

については、、「彼が現在日本にいることを主観的に確信している。」などになると思います。


③と④の違いも、シチュエーションによると思え、上述したことに準じて考えることができると思います。


抽象的な概念を持ち出すと、話が複雑になるかもしれませんが、節によって補完される動詞や形容詞などには、"factivity" という概念があります。

"factivity" という概念については、"The Cambridge Grammar of the English Language", by Rodney D. Huddleston, Geoffrey K. Pullum (ISBN: 0521431468) という参考書の Ch.11, 7.4 に説明があります。

"factivity" の概念に関連して、動詞や形容詞などを、"entailing" と "non-entailing" という性質で分けることができます。"entailing" は、補完される動詞や形容詞などが真実であれば、その補完する節も真実となります。一方、"non-entailing" は、補完される動詞や形容詞などが真実であっても、その補完する節が真実かどうか不明となります。

また、"factivity" の概念に関連して、動詞や形容詞などを、"factive" と "non-factive" という性質で分けることができます。"factive" は、補完する節の内容が真実であることを仮定する/前提とすることになります。一方、"non-factive" は、補完する節の内容について仮定/前提ではなく、真実であるか/ないかのどちらかとなります。

形容詞 "sure" と、動詞 "hope" は、"non-entailing" で "non-factive" であるとされています。

上述のことと、"sure" の意味を鑑みると、"be sure" を補完する that-節の内容は、事実であるという仮定/前提がないことになり、"be sure" の主語が主観的に確信しているに過ぎないとなると思います。そのため、that-節で表現される内容は、事実である/ないにかかわらず、断定的な表現 (推定などを表す法助動詞や副詞/句などを使用しない表現) で十分と思います。("be sure" の意味が、そのような法助動詞や副詞/句などが持つであろう意味を持っていることになると思います。もし、推定などを表す法助動詞や副詞/句などを使用すると、それは冗長になるか、あるいは論理的な矛盾になると思います。) しかし、人間は常に論理的に言語を使うとは限りませんので、実際には、"be sure" を補完する that-節の中で、推定などを表す法助動詞や副詞/句などを使用する例も、ときどきはあるようです。そのような表現を間違いと考えるか、許容できると考えるかは、人によると思います。


> 3.hope構文の「現在形の方が実現可能性を強調する。」とは「望んでいるこ
> とは、実現の可能性が高い」
>  という意味でしょうか。

> 下記のような、hope構文は辞書に違いが下記のとおり記載されています。
>  We hope the scheme succeeds [will succeed].
>  計画の成功することを望む。この場合, 現在形の方が実現可能性を強調する。

いくつかの英和辞典に、そのようなニューアンスの違いが載っていて、最もらしく聞こえるのかもしれませんが、実際に、そのようなニューアンスの違いを論じることに、意味があるかどうか疑問です。

"hope" については、上述したことに加えて、"CGEL" の 14.22 と、"The Cambridge Grammar of the English Language" の Ch.3, 4.2.5 と Ch.11, 7.3 に、関連する説明があります。

それによりますと、"hope" とその他の一部の動詞を補完する that-節で、未来表現をする動詞句については、単純現在形の動詞だけを用いることと、法助動詞 "will" を伴うことの両方が可能という説明があります。

また、"The Cambridge Grammar of the English Language" の Ch.11, 7.3 では、"I hope the weather clears up soon." は、"will" を付け加えて、意味を変えることなく、"I hope the weather will clear up soon." と説明があります。特に、ニューアンスの違いについては、言及していません。

さらに、同様に、"Practical English Usage", by Michael Swan (ISBN: 0-19-442098-1) の 250.1 にも、"I hope she likes (= will like) the flowers." という例文が載っていて、特に、ニューアンスの違いについては、言及していません。

そのため、動詞 "hope" などを補完する that-節では、単純現在形の動詞だけを用いる場合と、法助動詞 "will" を伴う場合で、同じと考えてよいと思います。

なお、that-節での未来表現について、上述したことは、"hope" とその他の一部の動詞に限ったことで、他の動詞や従属節の種類では異なります。各動詞や従属節の種類で、どのようになるかわからない場合は、信頼できる辞典や参考書などで調べる必要があります。

Re^14: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-03-31 23:48
MKさん、

非制限用法で形容詞/句がかかった人称代名詞の用法について最後の確認をさせてください。
この用法は上級者でないと使いこなせないと思いました。
よって
I love you, who is great  He loves me, who am stout middle-aged
You, who are attractive man, will be movie star. 
ような普通の表現をつかうほうが無難ですよね。

ところで、申しわけないのですが、教えてください。
「太った中年の私でさえ彼に愛されている。」の英訳は、下記で正しいでしょうか。
Even I, who am stout middle-aged, am loved by him.


I’m sure~構文については
>形容詞 "sure" と、動詞 "hope" は、"non-entailing" で "non-factive" であるとされています。
以降の説明でよくわかりました。本当にありがとうございました。
will付と現在単純形の英文の意味の差を感じることができず悩んでいましたが、心のもやもやが晴れました。

もう少しだけお願いします。
"non-entailing" で "non-factive" である、形容詞、動詞には他にどのようなものがあるのか御存知でしたら
教えて頂けませんでしょうか。
sureの仲間のcertain, positive, convinced, confidentは当然該当するでしょうし、
下記も辞書で見つけたので分かったのですが。
I bet (you) (that) the Democrats (will) win.
きっと民主党が勝つよ(that節の中では未来のことにもしばしば現在形を用いる)

Re^15: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-04-01 23:13
chaispeed さん、

> I love you, who is great  He loves me, who am stout middle-aged
> You, who are attractive man, will be movie star. 
> ような普通の表現をつかうほうが無難ですよね。

通常の会話では、そのように非制限用法の関係節を用いることは、あまりないと思います。等位接続詞や従属接続詞を用いるほうが一般的と思います。また、一般の可算名詞には冠詞が必要となります。


> 「太った中年の私でさえ彼に愛されている。」の英訳は、下記で正しいでしょ
> うか。
> Even I, who am stout middle-aged, am loved by him.

文法上はそれでよいと思いますが、上記と同様に、通常の会話では、そのように非制限用法の関係節を用いることは、あまりないと思います。


> I’m sure~構文については
> >形容詞 "sure" と、動詞 "hope" は、"non-entailing" で "non-factive"
> であるとされています。
> 以降の説明でよくわかりました。本当にありがとうございました。
> will付と現在単純形の英文の意味の差を感じることができず悩んでいました
> が、心のもやもやが晴れました。

"non-entailing" で "non-factive" であると、それを補完する that-節 が必ず、単純現在形の動詞だけを用いる場合と、法助動詞 "will" を伴う場合で、意味が同じになるわけではありません。そのようになる動詞の例は、"hope"、"bet"、"see"、"suppose"、"assume" です。また、"CGEL" の 14.22 によると、"take care" と "be careful" では決まって単純現在形が用いられるとなっています。


> "non-entailing" で "non-factive" である、形容詞、動詞には他にどのよ
> うなものがあるのか御存知でしたら
> 教えて頂けませんでしょうか。

上記に挙げた以外の "non-entailing" で "non-factive" である動詞の例は、"announce"、"appear"、"believe"、"conclude"、"inform"、"insist"、"say"、"seem"、"tell" で、形容詞の例は、"certain"、"confident"、"hopeful"、"sure" です。

Re^16: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-04-02 20:37
MKさん、

>通常の会話では、そのように非制限用法の関係節を用いることは、あまりないと思います。等位接続詞や従属接続詞を用いるほうが一般的と思います。
+仰るとおりです。そんなに多いわけではないのですが、私の場合、読む、書くがメインのため、知らず知らずに書き言葉ばかりに注意がいっていました。本件はこれで終了とさせて頂きます。ありがとうございました。

>"non-entailing" で "non-factive" であると、それを補完する that-節 が必ず、単純現在形の動詞だけを用いる場合と、法助動詞 "will" を伴う場合で、意味が同じになるわけではありません。そのようになる動詞の例は、"hope"、"bet"、"see"、"suppose"、"assume" です。また、"CGEL" の 14.22 によると、"take care" と "be careful" では決まって単純現在形が用いられるとなっています。
>上記に挙げた以外の "non-entailing" で "non-factive" である動詞の例は、"announce"、"appear"、"believe"、"conclude"、"inform"、"insist"、"say"、"seem"、"tell" で、形容詞の例は、"certain"、"confident"、"hopeful"、"sure" です。
+私の質問がまずかったみたいなので申しわけありませんが、質問をやり直しさせてください。

1.「that-節では断定的な表現(推定などを表す法助動詞や副詞/句などを使用しない表現)で十分」であるのは、
“sure”以外に、他にどのような形容詞、動詞があるのでしょうか。

2.1項に関係するのですが、I’m sure [certain, positive, convinced, confident] that he will succeed.
という辞書の例文はI’m sure [certain, positive, convinced, confident] that he succeeds.
とすべき。という理解でよろしいですよね。
ところで、"certain"、"confident"は上記MKさんの回答に記載があったのですが、“positive”, “convinced”
の記載がありませんでした。“positive”, “convinced”はどうような扱いになるのでしょうか。

3.「that-節で、未来表現をする動詞句については、単純現在形の動詞だけを用いることと、法助動詞 "will" を伴うことの両方が可能」 (当然意味が同じになる場合です。)であるのは、“hope”以外に、他にどのような形容詞、動詞があるのでしょうか。

Re^17: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-04-04 23:06
chaispeedさん、

> 1.「that-節では断定的な表現(推定などを表す法助動詞や副詞/句などを
> 使用しない表現)で十分」であるのは、
> “sure”以外に、他にどのような形容詞、動詞があるのでしょうか。

「確信する」、「自信がある」などを意味する語句ですので、そのくらい調べて、考えて、解決することはできませんか?挙げると、"certain"、"confident"、"convinced"、"positive" です。

ところで、レス [5103] でも述べましたが、人間は常に論理的に言語を使うとは限りませんので、実際には、"sure" などを補完する that-節の中で、推定などを表す法助動詞などを使用する例も、ときどきあります。例えば、"Google" の "Book Search" で捜して、英語圏で著名と思える著者により出版された本の中にも、以下のような例もあります:

[1] I'm sure she will be awake by now ...
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Sea Music", by Sara MacDonald, By Sara MacDonald, Published 2005, Simon & Schuster

[2] I am sure you will have seen by now that there is no way out of the tank.
- 出典は ("Google" の "Book Search" の結果) "Stormbreaker", by Anthony Horowitz, Published 2000, Penguin USA


> 2.1項に関係するのですが、I’m sure [certain, positive, convinced,
> confident] that he will succeed.
> という辞書の例文はI’m sure [certain, positive, convinced,
> confident] that he succeeds.
> とすべき。という理解でよろしいですよね。

よろしくありません。

それらの形容詞を補完する that-節で、法助動詞 "will" が単純未来の意味で用いられている場合や、意思未来の意味で用いられる場合がありえます。(推定や想像などを表す "will" の場合と異なると考えられます。また、レス [5118] で述べたように、"non-entailing" で "non-factive" であると、必ず、それを補完するthat-節で、単純現在形の動詞だけを用いる場合と、法助動詞 "will" を伴う場合で、意味が同じになるわけではありません。そして、"hope" などの一部の動詞が特殊と思うほうがよいと思います。)


> ところで、"certain"、"confident"は上記MKさんの回答に記載があったの
> ですが、“positive”, “convinced”
> の記載がありませんでした。“positive”, “convinced”はどうような扱い
> になるのでしょうか。

それについても、考えて、解決することはできせんか? "convinced" と "positive" も、"sure"、"certain"、"confident" と同じで、"non-entailing" で "non-factive" と考えられ、そして、それらを補完する that-節でも同じことがいえると考えられます。


> 3.「that-節で、未来表現をする動詞句については、単純現在形の動詞だけ
> を用いることと、法助動詞 "will" を伴うことの両方が可能」 (当然意味が
> 同じになる場合です。)であるのは、“hope”以外に、他にどのような形容詞、
> 動詞があるのでしょうか。

レス [5118] に挙げた通り、"bet"、"see"、"suppose"、"assume" です。

Re^18: “sorry for~” と “sorry about~” の使い分け

2008-04-08 21:09
MKさん、

お手数をお掛けしましたが、とても勉強になりました。本当にありがとうございました。

>そのくらい調べて、考えて、解決することはできませんか?
+現時点では、能力不足で申しわけありません。としか言いようがないのですが。

> > “hope”以外に、他にどのような形容詞、動詞があるのでしょうか。
> "bet"、"see"、"suppose"、"assume" です。
+NHK英語講座で下記文例に出くわしましたが、“what happens” の現在形に対して、おかげさまで悩まずにすみました。
Let's wait and see what happens. (何が起きるか様子を見てみましょう。)

ちなみに、“see what happens” と ““see what will happen” をBNCで検索してみると、下記の通りとなり、
現在単純形の方が一般的とわかりました。
“see what happens”: 204件、  “see what will happen”: 8件

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