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倒置

2007-03-13 15:05
否定語語の倒置もありますなどの副詞句が文頭に来ると倒置が起こる可能性が高いですが、補語・目的よね。そこで疑問なんですが、なぜ補語の場合はC+V+S(中にはC+S+Vもある事はある)なのに、目的語だとO+S+Vなのでしょうか。つまり、なぜ目的語の場合はS+Vの順は変わらないのに補語の場合は順序が変わりV+Sとなるのでしょうか。

丸暗記するのが一番なのかもしれませんが、もし理由があるなら教えてほしいです。どなたか、よろしくお願いします。

Re^1: 倒置

2007-03-14 00:31
かいとさん、

それについては、特に補語であるため倒置が起こることがあり、目的語であるため倒置が起こることがないというわけではないと思います。

主語と動詞/その他の語句の倒置については、多分、倒置しても聞き手/読み手が意味を誤解しないような構文については、倒置が可能でありますが、一方、主語と目的語/補語に相当する語句が両方とも通常の名詞/句の場合は、英語では主語と目的語は文/節の中の位置でしか区別することができないために、その位置を倒置してしまうと意味が異なり、誤解する恐れがあるために、倒置しないというのが原則になっているように、私は思います。

上記の場合でも、主語と目的語に単数名詞と複数名詞が使われて、しかも直接法現在の動詞が主動詞として使われている場合は、動詞の活用で主語がわかることもありえますし、また、一部の代名詞では主格と目的格が異なるために主語がわかることもあえますが、多分、話したり書いたりするときにどの場合に主語が区別できるか、また聞いたり読んだりしてどれが主語かを区別するのはスムーズなやり取りの妨げになるところもあるために、やはり、その他の場合と同じに、平叙文では S+V の語順に統一しているものと、私は思います。


しかし、例えば、直接話法の場合は、引用符 ( ' ' や " " ) に囲まれている部分が動詞 "say" の目的語に相当しますが、よく倒置をします。例えば:

[1] 'This woman is totally ruthless,' said a police spokesman.
- 出典はイギリスのコーパス "The British National Corpus" ("BNC"), Today. London: News Group Newspapers Ltd, 1992

また、目的語を含む述語部分が "so"、"neither"、"nor" などと助動詞 "do" などで代用される場合も、倒置をします。例えば:

[2] Oi I need that.
   So do I.
- 出典は "BNC", 8 conversations recorded by `Alistair' (PS50D) [dates unknown] with 6 interlocutors

[3] And I don't like this weather.
   Neither do I.
- 出典は "BNC", 25 conversations recorded by `Fred2' (PS1E4) between 31 May and 5 June 1991 with 9 interlocutors

上記のような直接話法の場合や、述語部分の代用に "so" などを使う場合は、O+V+S などとなっても誤解の恐れがないために、そのようにすることも一般的になっていると思います。


会話文では強調などのために O+S+V になることがありますが、補語が名詞の場合にも、主に C+S+V となり、主語と動詞の倒置しないほうが一般的のようです。それについては、"Cambridge Grammar of English", by Ronald Carter, Michael McCarthy, April 2006 (ISBN: 0-521-67439-5) という参考書の 473 に載っています:

< 473a の直接目的語の場合の説明 >
A direct object may be fronted, that is, made the theme (or ‘thematised’) in a declarative clause, especially in spoken language; ... <省略> ...

... <他の例文省略> ...
  I must admit, my favourite books I do read over and over.
  He's got those disconnected, but that one he's still got connected.

... <他の例文と説明省略> ...

< 473b の補語の場合の説明 >
Subject predicative complements are often fronted for extra focus or for contrast. This may occur in declaratives and in interrogatives.
In informal spoken language, fronted noun subject complements are more common than fronted adjective subject complements:

  Mm, my very first car, that was.

... <他の例文と説明省略> ...

また、"Practical English Usage", by Michael Swan (ISBN: 0-19-442098-1) という参考書の 513.1 には、次のような説明があります:

... <省略> ...
Fronting is particularly common in speech.

  People like that I just can't stand.

... <他の例文と説明省略> ...

また、その参考書の 513.2 には、次のような説明があります:

Fronting words in short sentences can also give them extra emphasis. This happens mostly in speech.

  Strange people they are!
  Very good lesson we had yesterday.

... <他の例文と説明省略> ...

それに対して、副詞句/前置詞句では A+V+S となる主語と動詞の倒置が起きます。例文を "Cambridge Grammar of English" の 336b から借りてくると、以下のようなものがあります:

  In the corner stood another man of the law, by his isolation and beribboned uniform clearly one of a higher rank.
  Out of the dark, away to my right, came the roar of a pneumatic drill.


そのように、S+V+O となる文型では、O が通常の名詞/句では O+V+S とすると意味が異なってしまうために、そのようにはしないと考えてよいと思います。S+V+C で C が名詞の場合も、C+V+O となることは少ないと思います。それらの文型については、主に会話では強調のために O+S+V や C+S+V になることがありえます。副詞句/前置詞句で A+V+S のような主語と動詞の倒置が許されるような自由度があるのは、そのようにしてもどれが主語であるか間違えることがないためと思います。

Re^2: 倒置

2007-03-15 17:05
僕は大学受験をうける立場にあります。(本当は受験英語は嫌いですが、しょうがないのでやっています)難関大学になると難しい倒置を出してきてSVが把握しづらいようになっていて、それの対策をしないといけないのです。

結論から言えば、「大学受験においては倒置の作文は自分で作れなくてもよく、与えられた構文を理解できればよい。」ということでしょうか?

Re^3: 倒置

2007-03-17 00:56
かいとさん、

大学受験で、倒置についてどの程度理解する必要があるかについては、大学受験を指導される先生にでも相談されるのがよいと思います。

英語とパターンは異なりますが、日本語でも倒置は起きますし、日本語と語順が異なるところがある英語を習ってきて、英語の一般的な語順については把握できるようになってきたのであれば、倒置があることだけで把握が難しくなることはないと思います。

結局、馴れの問題だけと思います。今までに英語の倒置の文を見たことがなく、英語の平叙文は必ず S+V になるはずという固定概念などがあると、把握の妨げになる可能性もあると思います。一般的な語順の文でも、倒置のある文でも、多くの英文を読んだり聞いたりすれば、馴れて簡単に把握できるようになると思います。それは、倒置に限らず、どのような構文についても同じと思います。

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